温かみのある学級づくりへ!『ほめ言葉のシャワー』で知られる菊池省三さんが教員に指南
愛知県豊橋市立松山小学校で2022年12月12日(月)、教育実践研究家の菊池省三さんから授業の進め方や指導方法などを学ぶ校内研修会が行われました。
温かみのある学級づくりに生かそうと、校内の教員と市内の小・中学校の教員約80人が参加し、示範授業や講演会などを通じて、教師力を高めました。
温かみのある学級づくりに生かそうと、校内の教員と市内の小・中学校の教員約80人が参加し、示範授業や講演会などを通じて、教師力を高めました。
菊池さんは、「ほめ言葉のシャワー」などの教育実践で知られる元小学校教諭。
数々の崩壊した学級を立て直した実績を持ち、多くのメディアでも取り上げられています。
研修会では、2年生、5年生の学級で菊池氏さんが示範授業を行いました。
5年生では、30人の児童を前に「笑顔の45分にしましょう」と呼びかけ、道徳の授業をスタート。
お笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行さんを例に挙げながら、「他人肯定力」について教えていきます。
プロ野球選手と芸人の二刀流で活動する高岸さんの合言葉「やればできる!」を、「やればできる」という言葉を使わず児童に説明してもらったり、野球の試合中にホームランを打たれ、相手チームに拍手を送る投手・高岸さんの心情を予想したりしていきます。
途中、元気のいい児童に菊池さんは「教室はみんなで勉強する場所。君は、こういう公の場にふさわしい、態度、行動、仕草、振る舞い、言葉の使い方で学習に参加できるのが素晴らしい」と握手しながら伝えます。
他にも、「さすが5年生」「すてき」などの言葉を随所で言います。
また、発表した児童に対してクラス全員で拍手を毎回送り、たたえ合います。
さらに、わざと一人の児童に対して小声で話したり、黙ったり、思わず引き込まれるような話し方をしていく菊池さん。
児童が自由に集まり相談する時間もたびたび設け、ディベートを取り入れながら授業を進めます。
「先生が出す問題には大きく2つあって、一つは正解がある問題。それは調べたら分かります。今みたいに考えて自分で作った意見は、一人一人違っていい、間違いがないということ」と菊池さんは話します。
これを聞いた児童たちは次々と挙手し、授業は大盛り上がりでした。
続いて、教員向けに開かれた講演会では、「一人も見捨てない! 菊池学級12か月の言葉かけ」をテーマに教育観を語りました。
菊池さんは、一人の子がクラスメートからほめ言葉を浴びる「ほめ言葉のシャワー」の様子を動画で流したり、学級の成長4段階を図で解説したりしていきます。
授業で話す言葉には、一方的に教員が指導する「授業内容伝達言葉」と教員の感動からくる「自己表現的言葉」の大きく分けて2つがあるとし、「教室の学びの雰囲気には、教師の自己表現的言葉が大きく影響している」と話しました。
子どもたちのコミュニケーション力の育成にも熱心に取り組む菊池さんは、独自の公式として
『コミュニケーション力=(内容+声+態度+α)×相手への思いやり』
を紹介。
さらに、授業づくりに必要な教師のパフォーマンス力についても、先ほどの授業を例に挙げながら説明しました。
会場の教員は次々に質問し、熱心にメモを取っていました。
松山小学校の白井利樹校長は「百聞は一見にしかず。直接、菊池先生の授業を見て、講演会を聞いて、真似してみようと思ってもらえたと思う」と締めくくりました。
豊橋市は人づくりNo.1のまちを目指し、今後も取り組んでいきます。
数々の崩壊した学級を立て直した実績を持ち、多くのメディアでも取り上げられています。
研修会では、2年生、5年生の学級で菊池氏さんが示範授業を行いました。
5年生では、30人の児童を前に「笑顔の45分にしましょう」と呼びかけ、道徳の授業をスタート。
お笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行さんを例に挙げながら、「他人肯定力」について教えていきます。
プロ野球選手と芸人の二刀流で活動する高岸さんの合言葉「やればできる!」を、「やればできる」という言葉を使わず児童に説明してもらったり、野球の試合中にホームランを打たれ、相手チームに拍手を送る投手・高岸さんの心情を予想したりしていきます。
途中、元気のいい児童に菊池さんは「教室はみんなで勉強する場所。君は、こういう公の場にふさわしい、態度、行動、仕草、振る舞い、言葉の使い方で学習に参加できるのが素晴らしい」と握手しながら伝えます。
他にも、「さすが5年生」「すてき」などの言葉を随所で言います。
また、発表した児童に対してクラス全員で拍手を毎回送り、たたえ合います。
さらに、わざと一人の児童に対して小声で話したり、黙ったり、思わず引き込まれるような話し方をしていく菊池さん。
児童が自由に集まり相談する時間もたびたび設け、ディベートを取り入れながら授業を進めます。
「先生が出す問題には大きく2つあって、一つは正解がある問題。それは調べたら分かります。今みたいに考えて自分で作った意見は、一人一人違っていい、間違いがないということ」と菊池さんは話します。
これを聞いた児童たちは次々と挙手し、授業は大盛り上がりでした。
続いて、教員向けに開かれた講演会では、「一人も見捨てない! 菊池学級12か月の言葉かけ」をテーマに教育観を語りました。
菊池さんは、一人の子がクラスメートからほめ言葉を浴びる「ほめ言葉のシャワー」の様子を動画で流したり、学級の成長4段階を図で解説したりしていきます。
授業で話す言葉には、一方的に教員が指導する「授業内容伝達言葉」と教員の感動からくる「自己表現的言葉」の大きく分けて2つがあるとし、「教室の学びの雰囲気には、教師の自己表現的言葉が大きく影響している」と話しました。
子どもたちのコミュニケーション力の育成にも熱心に取り組む菊池さんは、独自の公式として
『コミュニケーション力=(内容+声+態度+α)×相手への思いやり』
を紹介。
さらに、授業づくりに必要な教師のパフォーマンス力についても、先ほどの授業を例に挙げながら説明しました。
会場の教員は次々に質問し、熱心にメモを取っていました。
松山小学校の白井利樹校長は「百聞は一見にしかず。直接、菊池先生の授業を見て、講演会を聞いて、真似してみようと思ってもらえたと思う」と締めくくりました。
豊橋市は人づくりNo.1のまちを目指し、今後も取り組んでいきます。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像