返礼品は刀剣の取り扱い!体験型ふるさと納税を三重県桑名市が開催

~ふるさと納税は体験型へ~

株式会社ポニーキャニオン

ふるさと納税に対する注目が集まる中、三重県桑名市と株式会社ポニーキャニオンでは「刀剣の取り扱い体験」を提供する。2018年10月~11月に開催された全国の刀を一堂に集めた特別展「村正Ⅱ」の盛況ぶりを受け、体験型のふるさと納税の目玉として実施する。

刀剣の取扱い体験刀剣の取扱い体験

 

 

 

 三重県桑名市は首都圏での市のプロモーションのため、東京都港区に本社を置く株式会社ポニーキャニオン内に首都圏PR事務局を設置している。株式会社ポニーキャニオンはこれまで、同市の地域資源をブランディングして発信するため、小説家の柏井壽、ラッパーのMummy-D、そして文筆家の白洲信哉を「魅力みつけびと」に起用し、東京・新丸ビル内の飲食店でそのプロジェクトのキックオフイベントを行った他、3年間にわたる魅力発信を行う等、多岐に渡る事業を展開中。

そんな桑名市の地域資源の一つとして名刀「村正」があげられる。近年、名刀を擬人化したオンラインゲーム『刀剣乱舞』やそこから派生した舞台作品などが大変人気を呼んでいる影響もあり、様々な年齢層で日本刀に注目が集まっている。桑名を拠点に製作した刀工「村正」は、徳川家康をはじめとする多くの戦国武将が所持していたとして認知度が高い。2018年10月から11月にかけて全国の刀を一堂に集めた特別展「村正Ⅱ」は全国から刀剣ファンが訪れ、7千人を超える来場者を集める程の人気ぶりをみせた。

同社と市ではこの点に着目し、「刀剣の取扱い体験」をふるさと納税の返礼品として提供することとなった。昨年の同企画では受付開始から2時間で申し込みが終わってしまう程の人気返礼品。体験の中では、本物の「村正」も実際に見ることができる内容となっている。

ふるさと納税の趣旨に合致した街の魅力を前面に打ち出した同企画。体験型としては他に、国の重要文化財、六華苑でプロのカメラマンによる結婚式の記念撮影(25万円以上)や、乗馬体験ができる(1万円以上)も提供される。いずれも通年企画で開催される。そのまちにしかない、地域資源を単に広報するのではなく体験を通じて発信していく試みとなる。返礼品としても物品だけではなく、オリジナリティとリアリティのある、体験型ふるさと納税を打ち出す桑名市に注目したい。
 

《短刀 銘 村正》(桑名市博物館蔵)《短刀 銘 村正》(桑名市博物館蔵)


【概要】
寄附金額10,000円以上で選べるこの体験コースは、桑名の地域資源を活用した小規模な地域体験プログラムの集まりである「桑名本物力博覧会(桑名ほんぱく)」で人気を博したプログラムを、ふるさと応援寄附の返礼品にしたものです。

【内容】
桑名市博物館の学芸員の指導のもと、実際に刀剣の取扱いを体験でき、刀を抜いて油を塗るなど「本物の文化財」の取扱い体験を通じて「学芸員の仕事」を学ぶことができます。体験の中で、実際に村正を見ることもできます。

【開催日時】
平成31年2月2日(土)
午前10時、午後1時30分の2回実施。
18歳以上が対象で各回限定先着3名。

【申し込み開始】
平成30年12月25日(火)午前10時から

【詳細】
https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/24205

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会社概要

株式会社ポニーキャニオン

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URL
https://www.ponycanyon.biz/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区六本木1-5-17
電話番号
03-6230-9700
代表者名
吉村隆
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1966年10月