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日本アイ・ビー・エム株式会社
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IBM、次世代フラッシュ・ストレージ製品でランサムウェアなどのサイバー攻撃の検知と復旧を支援

日本IBM

- IBM FlashSystem Cyber Vaultは、企業がサイバー攻撃を検知し、より迅速に回復することを支援するために設計
- IBM FlashSystem 7300、9500、および第3世代FlashCoreモジュールをハイブリッドクラウド環境向けに最適化し、パフォーマンス、拡張性、および俊敏性を向上

[米国ニューヨーク州アーモンク - 2022年2月8日(現地時間)発] -- IBMは本日、ランサムウェアやその他のサイバー攻撃の検知と迅速な復旧を支援する、IBM® FlashSystem Cyber Vaultを発表しました。また、単一で一貫したオペレーティング環境を提供するIBM Spectrum Virtualizeをベースとした、新しいFlashSystemストレージ・モデルを発表しました。新しいFlashSystemストレージ・モデルは、ハイブリッドクラウド環境におけるサイバー・レジリエンスとアプリケーションのパフォーマンスを向上させるよう、設計されています。

“IBM Cyber Resilient Organization Study” によると、調査回答者のうち46%が、過去2年間でサイバー攻撃の経験があると回答しました[1]。 サイバー攻撃は増加し続け、平均的な復旧時間は数日から数週間に及ぶため[2]、ビジネスや風評被害へのリスクはかつてないほど高まっています。防御や検知の対策を講じたとしても、ビジネスの損失やその他のコストを最小限に抑えるため、組織は迅速に業務を復旧できるよう準備しておく必要があります。

サイバー・レジリエンスへの取り組み

データ・レジリエンスの包括的なソリューションとして、IBMは本日、サイバー攻撃からの復旧プロセスを合理化し、全体の復旧時間を短縮するよう設計した FlashSystem Cyber Vaultを発表しました[3]。 FlashSystem Cyber Vaultは、リアルタイムでデータを能動的に監視することによる有効な復元ポイントに基づき、ランサムウェア感染からの復元を大幅に早められるよう設計されています。これにより、組織は攻撃の進行を迅速に確認し、改ざんされていないデータをより早く復元することができます。

IBM Storage担当ゼネラル・マネージャーのデニス・ケネリー(Denis Kennelly)は、次のように述べています。「企業はセキュリティーの脅威が増す中、日常業務におけるビジネスの俊敏性を最大限に高めることに加え、サイバー攻撃への防御や対策を講じる必要があります。IBM FlashSystem Cyber Vaultと最新の IBM FlashSystemストレージは、ハイブリッドクラウド環境を運用するお客様が必要とするパフォーマンスとセキュリティー・レベルを満たすことを目的に設計されています」

今日のセキュリティー上の課題に直面し、企業はサイバー攻撃の防御と回復の両方を実現するソリューションを導入し、サイバー・レジリエンスに対し網羅的なアプローチを選択するようになってきています。IBM FlashSystem Cyber Vaultソリューションは、IBM FlashSystemアレイのセーフガード・コピーにより実現されます。FlashSystem Cyber Vaultは、マルウェアやランサムウェアによりデータ破損が起きていないか、セーフガード・コピーにより生成されたデータのコピーを定期的に自動検証します。この自動検証は、2つの目的を果たすのに役立ちます。ひとつは、典型的なランサムウェア攻撃が始まると同時に特定することに役立ちます。また、どのデータのコピーが攻撃の影響を受けていないかを特定することにも役立ちます。これらの情報から、お客様は進行中の攻撃をより早く検知し、改ざんされていないデータをより短時間で特定して復元することができます。

IBMのビジネス・パートナーであるGulf Business Machines社のエンタープライズ・システム・ディレクター、デイビッド・チャンセラー(David Chancellor)氏は、次のように述べています。「サイバー・レジリエンスは、我々の顧客にとって明らかに最優先事項です。当社のお客様は、サイバー攻撃の可能性に備えてより良い方法を模索しています。IBM Cyber Vaultは理想的な選択肢です。既存のFlashSystemの導入に簡単に追加できるよう設計されているだけでなく、復旧時間を大幅に短縮することができるため、サイバー・レジリエンス・チームがビジネスを継続するためにまさに必要としているものです」

超高性能なIBM FlashSystemはモノリシック・マルチエンジン・アレイを狙い、ハイブリッドクラウドのユース・ケースを促進

IBM FlashSystemは、拡張性のある性能と容量(1ラック・ユニットあたり1PBe)を提供し、効率化の目標に妥協することなく、重要な業務や運用のワークロードの性能要件に対応します。IBM FlashSystemは、共通の運用環境を提供する単一アーキテクチャーで設計されており、エッジからコア、クラウドまでのハイブリッドクラウド・ストレージ基盤をお客様に提供することができます。

時間的な制約のあるワークロードのパフォーマンス要件に対応:IBM FlashSystemポートフォリオのデュアル・マルチコア・コントローラーとコンピューター型ストレージ・アーキテクチャーにより、IBMはスループットとレイテンシーの限界を押し広げ、重要な業務や運用のワークロードに対してエンタープライズ・クラスのレジリエンスを提供します。
  • ワークロードの統合によるデータセンター・リソースの制約緩和:最高の容量とレジリエンスを求める企業ニーズに応えるため、IBM FlashSystem 9500 は、前モデルに比べ2倍の最大パフォーマンス[4]、接続性、NVMeフラッシュ・ドライブ数、容量およびキャッシュ容量(3TB)を提供し、制御装置ごとに最大4.5PBの有効容量をサポートします。[5] [6]
  • 目的を持ってハイブリッドクラウドに移行:IBMのSpectrum VirtualizeとSpectrum Virtualize for Public Cloudを利用することで、お客様は、データセンターのエッジ、コア、パブリッククラウド基盤において、一貫したデータ・サービスと運用を提供するIBMの同一のストレージ運用環境を利用することができます。さらに、IBMのSAN Volume Controllerのもと仮想化された、他のベンダーの従来型ストレージやレガシーなストレージを再利用し、既存のIT投資に対して同じデータ・サービスと運用サービスを適用することができます。
  • 運用効率の高いデータセンターの維持:今日、企業は効率を上げるため可能な限り自動化していかなければならない状況に直面しています。IBM FlashSystem  ストレージ製品のベースとなっている、単一の稼働環境であるIBM Spectrum Virtualizeは、データ管理を簡素化・自動化することができます。

シンプルで標準化された技術サポート

IBM Storage Expert Careは、IBM FlashSystemの保守に対して最適化された、柔軟な付加サービスを提供します。お客様は、購入時にIBM FlashSystem 7300または9500のベーシック、アドバンスド、プレミアムのサポート・レベルを選択することで、稼働停止の脅威を緩和し、IT基盤の最適化を支援するとともに、ITスタッフがビジネス上重要な業務に集中することを可能にします。

IBM Storage Expert Careプレミアム・レベルのサポートでは、24時間365日のハードウェア・メンテナンス(利用可能な場合はCMSL(Committed Maintenance Service Levels)へのアップグレードが可能)とソフトウェア・サポートを提供し、IBM Storage Insights Proや、技術的窓口としてのテクニカル・アカウント・マネージャー(TAM)、応答時間の強化とリモート・コード・ロードをご利用いただけます。

詳細については、次のWebサイトをご覧ください:
https://www.ibm.com/blogs/systems/jp-ja/cyber-resiliency-with-ibm-flashsystem/ 

当報道資料は、2022年2月8日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://newsroom.ibm.com/2022-02-08-IBM-Targets-Ransomware,-Other-Cyberattacks-with-Next-Generation-Flash-Storage-Offerings

IBM、IBM ロゴ、ibm.com、IBM FlashSystemならびにIBM Spectrumは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、https://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。

[1] 出典:IBM Cyber Resilient Organization Study, https://www.ibm.com/resources/guides/cyber-resilient-organization-study/

[2] 出典:IBM Institute for Business Value 2021 Cost of a Data Breach報告書、https://www.ibm.com/security/data-breach

[3]DS8000で相対する機能を使用した際と比較し、全体の復旧時間が短縮された顧客体験に基づく

[4] 70%の読み取り/30%の書き込み、16KBの転送、50%の読み取りヒット率のデータベースのようなワークロードを使用したIBMラボの測定。

[5] 製品仕様に基づく。

[6] 有効容量はデータの圧縮率により算出され、データのタイプにより異なります。データによっては、(すでに圧縮済みのものや暗号化されたデータ)まったく圧縮されない場合があります。IBMの圧縮見積ツールはこちらを参照してください。https://www.ibm.com/support/pages/ibm-flashsystem-comprestimator

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日本アイ・ビー・エム株式会社

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URL
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情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門二丁目6番1号  虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
電話番号
03-6667-1111
代表者名
山口明夫
上場
未上場
資本金
1053億円
設立
1937年06月
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