環境負荷軽減へ、ハンガーからハンガーを生み出す SUIT SQUAREが水平リサイクルハンガーを採用
ハンガーのリサイクルに加え、2050年カーボンニュートラル達成に向けて 10月20日「リサイクルの日」を前に新たな取り組み
青山商事株式会社(本社:広島県福山市/代表取締役社長:青山理(おさむ))は、地球環境に配慮したサステナビリティの取り組みとして、「SUIT SQUARE(スーツスクエア)」が展開しているドレスカジュアルブランド「GOOVI(グービ)」において、店舗で使用していた破損および不用になったプラスチックハンガーを原料とした水平リサイクルハンガーを作製し、2024年の秋冬コレクションからスーツスクエア、ユニバーサルランゲージ メジャーズなど全23店舗で本格的に使用を開始します。
当社は2024年に発表した「2024~2026年度中期経営計画」において、サステナビリティの取り組みを基本戦略の1つに定めており、環境分野においては2050年カーボンニュートラル(Scope1+2)を宣言しています。(https://www.aoyama-syouji.co.jp/ir/management/pdf/plan/plan2024-2026.pdf#page=34)その実現に向けた取り組みの1つとして、2021年度からハンガーのリサイクルによる廃棄物の削減に努めています。店舗で使用し破損および不用になったハンガーを商品センターで集約、分別、粉砕しリサイクル専門業者に引き渡しており、開始から2023年度までの3年間で約60万本をリサイクルしています。また、これら作業工程内の分別、粉砕作業においては障がいのある方が行っており、新たな活躍の場にもなっています。
そのような中、この取り組みを進化させ、商品センターで粉砕したハンガーの一部を、リサイクル・リユース事業を推進する株式会社旺尚社陳列製作所の岐阜工場でハンガーとして再製品化しました。そして、SUIT SQUAREが展開するサステナビリティがブランドコンセプトの1つである「GOOVI」の商品を陳列する専用ハンガーとして使用しています。
※「GOOVI」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000198.000115161.html
当社グループでは今後も環境課題の認識と解決のためにSDGsを重要視し、持続可能な社会に向けた取り組みを推進してまいります。
■商品センターの作業工程(①~⑥)
■障がい者雇用の取り組み
当社では、身体障がいや知的障がい、精神障がいのある方が働きやすい職場づくりに取り組んでいます。当社の本社や営業店とともに、物流センター「井原商品センター」「千葉センター」「神辺商品センター」では、障がいのある方が多く在籍し、商品の検品や値付け・梱包などの業務分担を細分化することで、個人がそれぞれの特性を活かして働ける業務に就いています。2023年度の障がい者雇用率は法定雇用率2.3%に対し3.03%となっています。
■その他リサイクルの取り組み
・ハンガー納品による段ボール資材使用低減とスーツカバーのリサイクル
・下取り衣類の循環スキーム
https://www.aoyama-syouji.co.jp/ir/esg/e_activities.html#e_activities_detail_05
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