MITエコシステムとの協業による、渋谷最大級のディープテック・スタートアップ支援の場を「Shibuya Sakura Stage」に開設

~国際的な産学連携で「広域渋谷圏」を世界的なスタートアップの集積地に~ “国内外のパートナーとの共創を実現する渋谷発グローバル起業家育成拠点”

東急不動産

 東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:星野 浩明、以下「当社」)は、ディープテック領域のスタートアップ育成・支援を目的とする渋谷エリアで最大級のイノベーション創出の場「(仮称)Shibuya Deep-tech Accelerator」(以下「本施設」)を2023年11月竣工予定の「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」内に開設することをお知らせします。本施設ではマサチューセッツ工科大学(以下、「MIT」)のJeffrey Grossman(ジェフリー・グロスマン)教授をアドバイザーに迎え、同教授と共に新規開発したアクセラレータープログラムを提供する予定です。

 当社は、国内外のスタートアップの集積を通じた広域渋谷圏の価値向上をめざして、シリコンバレーを拠点とする「Plug and Play 社」との共創や、スタートアップ向けスモールオフィス「GUILD」の展開、グローバルスタートアップ育成機関「シブヤスタートアップス株式会社」の共同設立などの取り組みを行っております。

渋谷サクラステージ渋谷サクラステージ

「(仮称)Shibuya Deep-tech Accelerator」イメージ「(仮称)Shibuya Deep-tech Accelerator」イメージ

■MITエコシステムの活用

 当社は2023年6月にMITとの産学連携プログラム(Industrial Liaison Program、以下「ILP」)に日本の総合不動産デベロッパーとして初めて本格的に参加することを発表以降、MITとの連携を深め、広域渋谷圏におけるスタートアップ支援の更なる推進と、ディープテック領域を中心としたイノベーションを創出する場づくりの検討を進めておりました。本施設の開設をきっかけに、当社はMIT ILPを通じたMITエコシステム全体との協業を加速させ、広域渋谷圏におけるイノベーション・エコシステムの構築を推進します。

 

■本施設の概要

名称:(仮称)Shibuya Deep-tech Accelerator

場所:渋谷サクラステージ セントラルビル(所在:東京都渋谷区桜丘町1)

開設時期:2024年11月(予定)

床面積:約200坪

主な内容:

①    MIT Jeffrey Grossman教授と新設する審査基準をクリアしたディープテック領域のスタートアップ企業に対し、同教授と共に新規開発したアクセラレータープログラムを提供。

②    MIT John Carrier教授とも連携、今後実践型プログラムを拡充予定。

③    パートナー企業とのグローバルで高度な産学連携を実現。

④    将来的なファンド設立($100M)による継続的な資金調達機会の提供。

「(仮称)Shibuya Deep-tech Accelerator」イメージ「(仮称)Shibuya Deep-tech Accelerator」イメージ

「(仮称)Shibuya Deep-tech Accelerator」イメージ「(仮称)Shibuya Deep-tech Accelerator」イメージ

 

■ MIT Jeffrey Grossman教授 コメント

「東急不動産との取り組みを発表できることを光栄に思います。

MITはエコシステムの構築に成功しており、日本においても大きな可能性を感じ、今回アドバイザー就任することに同意しました。世界が注目する街「渋谷」で、革新的なディープテック支援の新たなエコシステムを構築できると信じています。」

【経歴】

2009年MIT加入。エネルギー変換、エネルギー貯蔵等研究プログラムを開発。

200以上の科学論文を発表し、現在または保留中の特許を17件保有。

自身もアントレプレナー(起業家)として、現在2つのディープテック・スタートアップを率いる。

【主要な研究領域】

環境とエネルギー工学 、コンピュテーショナル材料科学


■ MIT John Carrier教授  

【経歴】

MITスローン経営大学院教授

MITで化学工学の博士号、バーバードビジネススクールでMBAを取得。

アーセナルキャピタルパートナーズやベイン・アンド・カンパニーなど15年以上のビジネス経験も保有。

【主要な研究領域】

ハイテク/特殊化学品/サービスセグメントでの戦略的マーケティングと新規事業開発

 

■2023年10月5日、6日にMIT ILPと実施したスタートアップ関連イベント

▶️「2023 MIT Startup Show Case in Tokyo」@東京ポートシティ竹芝

 2023年10月5日にMIT ILPが主催するイベント「MIT Startup Showcase in Tokyo」を東急不動産が保有・運営する「東京ポートシティ竹芝」で、AIとイノベーション・エコシステムをテーマに開催されました。

 

▶️ 「渋谷での産官学連携による新たなイノベーションへの挑戦 ~世界をつなぐスタートアップ共創の実現へ~」@SHIBUYA QWS

 2023年10月6日にはMIT ILPと東急不動産が共催するイベント「渋谷での産官学連携による新たなイノベーションへの挑戦 ~世界をつなぐスタートアップ共創の実現へ~」をSHIBUYA QWSで開催しました。

MIT ILPジョン・ロバーツ氏と当社代表取締役MIT ILPジョン・ロバーツ氏と当社代表取締役

当社役員による「(仮称)Shibuya Deep-tech Accelerator」の発表当社役員による「(仮称)Shibuya Deep-tech Accelerator」の発表

MITワイカル教授・慶応義塾大学小林教授、国土交通省武藤氏・当社役員によるセッションMITワイカル教授・慶応義塾大学小林教授、国土交通省武藤氏・当社役員によるセッション

ディープテック分野

 ディープテックとは、「科学的な発見や革新的な技術に基づいて、世界に大きな影響を与える問題を解決する取り組み」と一般的に定義されており、本取り組みでは具体的にサステナビリティ、AI、ロボティクス、バイオなどの分野を指しております。高い問題解決力を秘めた専門性の高い技術が多く含まれ、SDGsへの関心の高まりや、大学発スタートアップの増加によって、ディープテック分野は今後の成長性に期待ができます。

 

 <MIT ILP>

 民間企業とMITの総合的な連携の窓口で、会員企業の興味や課題に応じたMITのリソース(教授陣、調査研究、関連スタートアップ等)の提供を通じて、産学双方に有益な成果を生み出すことを目的としたプログラム。

 

<Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)>

 2023年11月竣工予定、渋谷駅中心地区の都市整備基盤を完成させる、「職・住・遊」を兼ね備えた大規模複合施設。オフィス・商業施設に加え、渋谷駅中心地区で唯一、住宅を整備、国際競争力の強化に資する多機能なハード(サービスアパートメント、国際医療施設、インターナショナルスクール他)を実装した最先端の施設。

 

■ 広域渋谷圏における東急不動産の取り組み「PROJECT LIFE LAND SHIBUYA」

 「PROJECT LIFE LAND SHIBUYA」は、「人と、はじめよう。」をコンセプトにした、広域渋谷圏における東急不動産の取り組みです。多様な人や企業との共創や、交流の仕組み・場づくりを通じて「創造」「発信」「集積」を循環させ、共感する人や企業とパートナーシップやアライアンスを構築していきます。 

 当社は2024年度までに渋谷桜丘、原宿・神宮前、代官山、代々木公園エリアで4つのプロジェクトの開業を予定しています。広域渋谷圏におけるエリアを連携させ、長期的な視点のもと、まちの魅力を高めていきます。 

※広域渋谷圏とは、東急グループの渋谷まちづくり戦略において定めた、渋谷駅から半径 2.5km のエリアのことを指します。



PROJECT LIFE LAND SHIBUYA

HP:https://life-land-shibuya.com

 

広域渋谷圏のまちづくり

HP:https://www.tokyu-land.co.jp/urban/area/shibuya.html

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会社概要

東急不動産株式会社

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URL
https://www.tokyu-land.co.jp/
業種
不動産業
本社所在地
東京都渋谷区道玄坂1-21-1 渋谷ソラスタ
電話番号
03-6455-1121
代表者名
星野 浩明
上場
未上場
資本金
575億5169万円
設立
1953年12月