【オフィスの傘の置き忘れ・廃棄に関する実態調査】東京都23区で約4人に3人が"置きっぱなし経験あり" 自宅に傘があってもビニール傘を買う人は約7割に。

渋谷区は東京都23区全体に比べ、約3倍の人が自宅に傘があってもビニール傘を「よく買う」結果に。

株式会社Nature Innovation Group

 “雨の日も晴れの日も快適にハッピーに“と”使い捨て傘をゼロに“をミッションに掲げる傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営する株式会社Nature Innovation Group(本社:東京都新宿区、代表取締役:丸川照司、以下「アイカサ」)は、東京23区内に主たる勤務先(オフィス)がある会社員を対象に、【オフィスの傘の置き忘れ・廃棄】に関する実態調査を実施いたしました。

調査背景

 日本では、突然の雨が降った際にビニール傘などの使い捨て傘が多く消費されており、街の景観の悪化や環境負荷に影響を与えています。アイカサは、この社会課題の解決に向けて「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト」を推進していますが、 本調査では、使い捨て傘が生まれやすいと考えられるオフィス勤務者を対象に「傘の置き忘れ」や「廃棄」等の実態を調査しました。

調査結果の要約

  1. オフィスで傘の置きっぱなし経験がある人は、東京都23区全体で71.6%、渋谷で「よくある」と回答した人は42.8%で平均の約2.0倍に。

  2. 置きっぱなしの理由は「うっかり(49.4%)」が最多。渋谷は「退勤後の予定」29.3%、「混雑で邪魔」26.7%が高く、持ち運び負担が要因に。

  3. 東京都23区全体のうち「家に傘があってもビニール傘を買ったことがある人」は66.8%。渋谷では87.0%、「よくある(35.5%)」が突出した結果に。

  4. 購入理由は「移動距離(43.3%)」、「濡れストレス回避(40.2%)」が上位。渋谷は「借りられる場所がない」32.5%で、シェア導線整備の余地あり

  5. 放置傘を街中で「よく/時々」見かけるのは東京都23区全体で61.9%、渋谷は79.8%、「よく見かける」は42.8%で高水準に。

調査概要

調査実施日:2026年2月5日〜2月12日

調査対象:東京23区内に主たる勤務先(オフィス)がある会社員

有効回答数:1,121名

調査方法:インターネット上でのアンケート調査

調査結果

①オフィスで傘の置きっぱなし経験がある人は、東京都23区全体で71.6%、渋谷で「よくある」と回答した人は42.8%で平均の約2.0倍に。

 東京23区全体では、「よくある(21.0%)」、「たまにある(27.7%)」、「過去に数回程度ある(22.9%)」となり、合計71.6%がオフィスに傘を置きっぱなしにした経験があると回答しました。
 

 渋谷区では「傘の置きっぱなし経験者」が84.1%にのぼり、特に「よくある」が42.8%と23区平均の約2.0倍となりました。都市部の中でも渋谷エリアでは、特にオフィスに傘が滞留しやすい状況がうかがえます。

②置きっぱなしの理由は「うっかり忘れ(49.4%)」が最多。渋谷は「退勤後の予定」29.3%、「混雑で邪魔」26.7%が高く、持ち運び負担が要因に。

 「傘の置きっぱなし経験者」の理由で最も多いのは「単純に、持って帰るのをうっかり忘れてしまった(49.4%)」でした。次いで「帰宅時に雨が止んでいた(42.9%)」が続き、雨の状況変化が持ち帰り行動を弱める構図が見られます。


 渋谷区では「うっかり忘れ(48.3%)」は全体と同水準である一方、「退勤後に予定(会食や買い物など)があり、荷物を減らしたかった」29.3%(23区平均14.3%)や、「公共交通機関の混雑が予想され、邪魔になると思った」26.7%(同13.3%)など、持ち運びの負担に関する理由が相対的に高くなりました。

③東京都23区全体のうち「家に傘があってもビニール傘を買ったことがある人」は66.8%。渋谷では87.0%、「よくある(35.5%)」が突出した結果に。

 東京23区全体では、「よくある(11.1%)」、「たまにある(23.5%)」、「過去に数回程度ある(32.2%)」となり、合計66.8%が、「家に使える傘があるにもかかわらずビニール傘を購入した経験がある」と回答しました。
 渋谷区では、全体で経験者が87.0%となり、「よくある」が35.5%、「たまにある」が31.9%と、頻繁に購入する人が多い結果となりました。

④購入理由は「移動距離(43.3%)」、「濡れストレス回避(40.2%)」が上位。渋谷は「借りられる場所がない」32.5%で、シェア導線整備の余地あり

 家に使える傘があるにもかかわらずビニール傘を購入した理由では、「目的地(駅や会社など)まで距離があり、傘なしでは移動できなかった(43.3%)」が最多でした。次いで「ビニール傘の代金より、濡れるストレスを避けることを優先した(40.2%)」、「雨が止むのを待つ時間がなかった」36.4%が続き、時間価値やストレス回避が購入を後押ししていることが分かります。


 渋谷区では「周囲に傘を借りられる場所がなかった」32.5%が23区平均(19.3%)より高く、“借りられる選択肢”の不足が購入につながっている可能性が示唆されます。

⑤放置傘を街中で「よく/時々」見かけるのは東京都23区全体で61.9%、渋谷は79.8%、「よく見かける」は42.8%で高水準に。

 勤務地でビニール傘が放置されていることを見かけるかという質問に対しては、東京23区全体では、「よく見かける(22.0%)」、「時々見かける(39.9%)」で、合計61.9%が街中で放置ビニール傘を目撃しています

 渋谷区では「よく見かける(42.8%)」、「時々見かける(37.0%)」となり、全体よりも高い水準となりました。以前よりも改善傾向にある可能性が高い一方で、現在でも渋谷エリアでは放置傘が“目に見える課題”として表面化していることが分かります。

総括

 本調査から、東京23区の会社員において、オフィスでの傘の置きっぱなしやビニール傘の追加購入が広く発生している実態が明らかになりました。背景には「うっかり忘れ」といった個人要因に加え、「退勤後の予定で荷物を減らしたい」「混雑する公共交通機関で邪魔になる」「濡れるストレスを避けたい」など、都市部特有の移動に関する課題感がありました。

 特に渋谷エリアでは、置きっぱなし・追加購入・放置傘の目撃がいずれも高く、傘を「持ち続けること」自体の負担が顕在化していると考えられます。

 アイカサでは「傘のいらない街 渋谷(※1)」を目指して、渋谷区におけるシェアスポットの設置を推進しておりますが、まだまだ普及率が足りない現状も明らかになりました。今後も、傘のシェアリングが“当たり前の選択肢”となる環境づくりを目指し、スポットの拡充や啓蒙を通じて、都市部の忘れ傘・使い捨て傘の削減に貢献してまいります。

※1

アイカサ、東急不動産、HD新規プロジェクト「傘のいらない街 渋谷」を始動

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000174.000036740.html

HENNGE、2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト for city(渋谷)に参画。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000036740.html

■傘のシェアリングサービス『アイカサ』について

『アイカサ』は、“雨の日も晴れの日も快適にハッピーに“と”使い捨て傘をゼロに“をミッションに2018年12⽉にサービスを開始した⽇本初の本格的な傘のシェアリングサービスです。突発的な⾬にもビニール傘をその都度購⼊せずに、駅や街中で丈夫でサステナブルな『アイカサ』を借り、⾬が⽌めば最寄りの傘スポットに傘を返却することでエコに貢献しながら⼿ぶらで便利に移動ができるのが特徴です。現在は、アプリ登録者数80万⼈を超え、東京駅や新宿駅をはじめとした都内全域と関東、関⻄、愛知、岡山、福岡、佐賀など12都道府県で展開し、スポット数2,000箇所以上に設置しています。

気候変動による気温上昇やゲリラ豪雨などの異常気象が増えるなか、環境負荷を減らしながら、雨の日も晴れの日も快適な社会づくりを目指していきます。

参照:環境省3R 原単位の算出方法より (https://www.env.go.jp/press/files/jp/19747.pdf

『アイカサ』アプリの登録はこちらから:https://www.i-kasa.com/

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会社概要

株式会社Nature Innovation Group

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URL
https://www.i-kasa.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区新宿1-26-9 ビリーヴ新宿8F
電話番号
050-1807-0811
代表者名
丸川照司
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年06月