ChatGPTなど生成AIを「業務で日常使用」は3割 、8カ月で約25ポイント増、活用促進の施策と全社導入が利用率向上のカギ

〜全社導入で利用率が約30ポイント増、経営層の4分の1が業務で本格利用、 当社経団連後援セミナー〜

株式会社エクサウィザーズ

株式会社エクサウィザーズのグループ会社である株式会社Exa Enterprise AI(東京都港区、代表取締役:大植 択真、以下Exa Enterprise AI)は、日本経済団体連合会の後援を受けて2023年12月12日に実施したセミナーにおいて、生成AIの利用実態アンケートを実施しました。本年4月末、8月末に続いて3回目となり、522社695人から回答を得ました。生成AIを業務で日常的に活用する参加者は31%と、4月の調査から約25ポイントと大幅に増加しました。また、経営層の4分の1が業務で日常的に利用と大幅に上昇しています。一方で、対象を限定して導入した企業においては、活用促進策を行わないと約7割でほぼ使われておらず、対応が急務となっています。

なお、今回のアンケート調査を基にした詳細の調査レポートが、以下のURLよりダウンロードできます。 
https://event.exawizards.com/misc/2023171?utm_source=2312release


 Exa Enterprise AIは日本企業の生産性向上に向けて生成AIサービスやプロダクトを提供することで、人の可能性を解き放ち新たな挑戦に向きあえる社会の実現を目指しています。 


 ☑︎活用状況を5段階に分類 〜業務で日常利用は7%から31%に、レベル4以上が7割に〜
  調査を実施するにあたり、「ChatGPT」など生成AIの業務での利用状況を、レベル1(関心なし)、レベル2(関心はある)、レベル3(試しに利用)、レベル4(時々使用)、レベル5(日常的に使用)の5段階に分類しました。 

図 生成AIの活用状況についてのアンケート結果(出所:Exa Enterprise AI) 


  レベル5は31%と初回の7%から大幅に増えました。レベル4を合わせると約7割と、業務で積極的に利用している層が着実に増えていることがわかりました。
 今回の結果から、多くの企業が試用から全社や部門での本格導入に移行したことが見てとれます。今後は、各業務での活用促進に向けたリーダー人材の発掘、良好なプロンプトの展開などの情報共有の促進などが必要になると考えられます。 
 さらに生成AIの利用頻度について聞いてみたところ、レベル5の利用者は3割以上が1日5回以上利用しており、2〜4回程度と合わせると約8割が1日に複数回利用しています。今後、こうした活用先進企業は生成AIへの習熟度を増し、活用が進まない企業との成果面での差が出てくる可能性もあります。 


 ☑︎回答者における生成AIサービスの導入形態と活用度合い 〜限定導入で活用促進策を行わないと約7割で利用進まず〜 

図 生成AIの活用促進策を行なっていない企業に対する、導入形態と活用度のアンケート結果(出所:Exa Enterprise AI) 

  生成AIの導入が進む中、大きな課題となっているのが利用の定着です。利活用の促進策を実施していない企業に聞いたところ、導入形態で大きな差が出ました。希望者や部署などに限定的に導入した企業では約7割が「ほぼ使われていない」と回答しています。
 全社的に導入している企業ではそれが37%と30ポイント以上大幅に減るため、まずは全社的に導入することで社内の活用機運を後押しできると考えられます。全社で導入することで、利用機会が幅広く提供されて社内での認知が進み、活用のリテラシーが高い利用者を中心に自発的な利用が進むことなどが要因として挙げられます。
 そのうえでどのような活用促進策を実施するのかも重要なポイントです。全社導入企業に聞いたところ、複数の促進策を実施することで、半数以上の社員が利用するようになり、ほぼ使われない状態も解消することがわかりました。 
 施策の具体的な内容は、「プロンプトの共有」「部門別ユースケースの作成」「専門部署やプロジェクトの発足」などが挙げられます。これらの詳しい項目などの詳細は、最後にダウンロードのリンクを掲載したレポートでご紹介しています。 


 ☑︎役職別の利用状況 〜経営層の本格活用が上昇、部課長クラスの促進も課題〜 

図 役職別の利用状況アンケート(出所:Exa Enterprise AI) 


  役職別の利用状況についても聞きました。特に「経営層」について、業務で日常的に使用のレベル5の割合が26%と、前回の12%から大幅に増えています。また、社員のレベル5も約4割まで達しています。全社での活用を定着させるために、部課長クラスの利用促進が必要であることが浮き彫りになりました。


 ☑︎業種ごとの活用状況 〜電力・ガス・運輸が大きく伸びる一方、建設や卸・小売は前回よりも減少〜
 各業種ともレベル4とレベル5の活用層の合計が約7割となり、「電力・ガス・運輸」が72%と前回より20ポイント以上大きく伸び、「製造」も10ポイント増えています。一方、「建設」や「卸・小売」は前回よりも減少しています。調査対象が同様ではないものの、全社や業務ごとの利用の定着に向けた課題が垣間見られます。 

図 生成AIに関して実施した業種別の活用状況アンケート(出所:Exa Enterprise AI)

☑︎本調査・分析の詳細 

 調査では、生成AIの現在の利用目的・用途、活用の課題、活用の推進策などについても詳細を聞いています。下記のURLを通してダウンロードできる調査レポートではそうした情報も含めて、今回の集計・分析の詳細を入手できます(会社名や氏名、連絡先などの入力をいただきます)。
https://event.exawizards.com/misc/2023171?utm_source=2312release


☑︎アンケート概要 
 今回のアンケートは2013年12月12日に開催した「ExaWizards 生成AI Forum」のイベントに参加した522社、695人を対象に実施しました。 
 業種別では製造が22.4%で最も多く、IT /Webサービスが22.3%で続きます。部門別ではDX部門が25%と最も多く、それに次ぐIT部門以外にも、営業や管理など幅広い部門が興味を持ち、活用に向けて検討をしていることがうかがえます。部課長クラスが39%と高い興味を示しています。 詳細は上記のレポートに記しています。


☑︎Exa Enterprise AI・エクサウィザーズの生成AI関連サービス 
 セキュリティ・管理機能を強化した低価格な法人向けChatGPT環境である「exaBase 生成AI powered by GPT-4」(https://exawizards.com/exabase/gpt)を提供しています。自社独自のPDFやTXT、CSVなどのドキュメントをアップロードし、exaBase 生成AIから問い合わせや情報の生成を可能にしています。2023年12月現在で、大企業を中心に約3万ユーザーが利用しています。 
 また、株主総会などのQ&Aを自動生成し、IR業務を支援する「exaBase IRアシスタント powered by ChatGPT」(https://exawizards.com/exabase/ir-assistant)を提供しており、HR採用領域のAIアシスタントサービスを2024年度に本格提供する予定です(https://exawizards.com/exabase/recruit-assistant/)。 


 【株式会社Exa Enterprise AI 会社概要】 
会社名 :株式会社Exa Enterprise AI
所在地 :東京都港区東新橋1丁目9−2 汐留住友ビル 21階 
設立  :2023年10月 
代表者 :代表取締役 大植 択真 
事業内容:生成AI等のテクノロジーを利活用したプロダクト・サービス等の企画・開発・販売による企業の業務改革、生産性向上 
Webサイト:https://exawizards.com/eai/ 


 【株式会社エクサウィザーズ 会社概要】 
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259) 
所在地 :東京都港区東新橋1丁目9−2 汐留住友ビル 21階 
設立  :2016年2月 
代表者 :代表取締役社長 春田 真 
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決 
URL  :https://exawizards.com/ 

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会社概要

株式会社エクサウィザーズ

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URL
http://www.exawizards.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ツインビル東館5階
電話番号
-
代表者名
春田 真
上場
東証グロース
資本金
22億6490万円
設立
2016年02月