Asobica、商工組合中央金庫とビジネスマッチングパートナーとして連携を開始。日本企業における顧客理解・顧客体験の向上へ

金融機関との連携により、日本の中小企業における顧客理解・顧客体験向上の促進と、顧客中心経営を支援

株式会社Asobica

2025年12月4日 09時00分

ゼロパーティーデータを基盤としたホンネデータプラットフォーム「coorum（コーラム）」を提供する株式会社Asobica（本社所在地：東京都品川区、代表取締役CEO：今田孝哉、以下「Asobica」）は、株式会社商工組合中央金庫（本店：東京都中央区、代表取締役社長：関根正裕、以下「商工中金」）と、取引先中小企業の顧客理解/顧客体験向上支援を目的として、ビジネスマッチング連携を開始しました。

本連携により、商工中金の広範なネットワークを通じて、日本経済の屋台骨である中小企業に対し、金融支援とテクノロジー支援（非金融支援）の両輪で、「顧客理解の促進」「LTV（顧客生涯価値）や顧客体験の向上」といった取り組みを加速します。

連携の背景と目的

近年、多くの中小企業は、優れた技術やサービスを持ちながらも、人手不足やデジタル化の遅れなどを背景に、「新規顧客の獲得コスト高騰」や「既存顧客との関係性希薄化」といったマーケティング・営業上の課題に直面しています。

一方、商工中金は、中小企業専門の金融機関として、従来の金融支援（融資等）に加え、取引先の「収益力」そのものを強化する「課題解決型バンキング（非金融領域の支援）」を推進しています。

Asobicaは、ファンコミュニティ/リサーチ/分析ツールを展開する「coorum」を通して、企業における顧客理解を促進し、その先のLTV向上や顧客体験の向上を支援しています。この度の連携は、中小企業の根本的な課題を解決したいという両社の想いが一致し、実現いたしました。

協業の概要

本連携に基づき、以下の取り組みを共同で推進します。

商工中金の取引先企業への「coorum」の紹介・導入支援
商工中金が取引先から受ける経営相談に対し、顧客のファン化やロイヤルティ向上、顧客理解の不足といった課題解決の手段として、Asobicaの「coorum」を紹介・提案します。

株式会社商工組合中央金庫スタートアップ営業部部長髙橋幸一様からのコメント

商工中金は、中小企業のみなさまの挑戦を後押しし、ともに新たな価値を創り出す存在でありたいと考えております。多くの中小企業は顧客本位の事業を志す一方で、人材不足等の課題から顧客データを集めることが困難であったり、データを集めた場合でも有効に分析・活用ができていないというケースが散見されます。このような課題を解決するために、この分野のトップランナーであるAsobicaさまと提携させていただくこととなりました。Asobicaさまが開発した顧客基盤プラットフォームのご紹介を通じて、必ずや、多くの中小企業の課題解決に繋がるものと確信しております。

今後の展開

Asobicaは、これまで、オンラインコミュニティを起点に顧客の本音を集め、顧客IDと紐づけた分析を可能にするプロダクト開発に注力してきました。今後も、AI技術や生活者体験設計の強化を進め、あらゆる業界企業にとって、顧客理解・エンゲージメント施策を実現するための顧客基盤機能・プロダクトを順次ローンチ予定です。

ゼロパーティデータを軸としたAIエージェントの活用・マルチプロダクト化を加速し、より多くの生活者に「買ってよかった」と思える顧客体験の創出を目指してまいります。