WizWe・那覇市・NTT西日本の共同実証が沖縄県保健医療福祉事業団の助成事業に採択~親子の歯磨き習慣化を支援、県内課題の解決モデル構築へ~
株式会社WizWe(代表取締役CEO:森谷幸平、「以下WizWe」)、那覇市(市長:知念覚)、西日本電信電話株式会社(代表取締役社長:北村亮太、以下「NTT西日本」)の3機関で取り組む「歯の健康習慣化支援事業〜磨くのは歯だけじゃない。親子の信頼と、未来の健康も磨く〜」(以下、本実証)が、公益財団法人 沖縄県保健医療福祉事業団の『令和7年度健康課題解決型支援事業(助成金)』※1に採択されました。
本実証では、沖縄県内で深刻な健康課題とされる小児のむし歯罹患率の改善をめざし、日常生活における“歯磨き習慣”の定着を促進する新たな取り組みを展開します。
那覇市の未就学児の親子を対象に、行動科学を活用した習慣化支援の仕組みを導入し、親子で、楽しく、自然に、毎日続けられるかたちで「歯磨き」を身につけてもらうことが目的です。単に「むし歯を減らす」「検診率を上げる」といった数値目標の達成にとどまらず、家庭の中に“歯磨き文化”を根づかせることで、沖縄県の未来の健康づくりに貢献していきます。
なお、本実証は、NTT西日本が運営するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)※2」でのイベント(2024年8月2日(金)に開催された「沖縄固有のヘルスケア課題に挑戦」 ※3 )が起点となっています。そこでの出会いと対話を通じて課題認識が深まり、本実証の構想へとつながりました。

■本実証の概要
<対象>那覇市在住の小学校入学前のお子様と保護者(30〜80組)
<目的>歯の健康習慣化
<主な取り組み>
・親子で楽しむ「歯磨きチャットサポート」
〜LINEで完結。専用コンシェルジュによる親へのアプローチ〜
・歯科検診リマインダー
-次回の歯科検診日をチャットで通知
-必要な準備をサポート(例:「検診前の注意事項」を表示)
<効果>
・親子の歯の健康意識向上
・磨き上げのポイントや、歯に関わる知識の習熟
・親による子供の仕上げ磨き習慣
・親の歯科通院習慣(歯石除去・定期クリーニング)
・子供の歯磨き習慣
・子供の歯科通院習慣
■役割

担当機関 |
主な役割 |
|
---|---|---|
実施機関 |
WizWe |
・チャットサポートの実証設計、 運用、記録、報告 |
連携機関① |
那覇市 那覇市保健所口腔保健支援センター |
・口腔衛生の知識・アドバイス ・実証対象者への広報・場の提供 |
連携機関② |
NTT西日本 |
・企画・プロデュース ・社会実装に向けた共創検討 ・QUINTBRIDGE※2の活用 |

■今後の展望
本実証を通じて得られた知見をもとに、自治体が導入しやすい持続可能な支援モデルの構築を進めてまいります。那覇市での取り組みをモデルケースとし、他の市町村にも展開可能な汎用パッケージへと発展させることで、沖縄県全体への波及を見据えています。
※1 【募集】令和7年度健康課題解決型支援事業(助成金)https://www.kenkou-island.or.jp/bosyu/kadaikaiketu/
※2 NTT西日本が運営するオープンイノベーション施設QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)https://www.quintbridge.jp/
※3 https://www.quintbridge.jp/event/detail/202407051457.html
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