電線・架線 超音波検知センサー「OM-TR3C/BH」「OM-WD/S」レンタル開始
~重機による架空線切断事故を防止~
総合建設機械レンタルの株式会社アクティオ(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長兼COO:小沼直人、以下アクティオ)は、重機による架空線(※1)事故を防止する電線・架線 超音波検知センサー「OM-TR3C/BH」「OM-WD/S」のレンタルを2025年5月14日(水)から開始します。

架空線事故は、重機の電線への接触などが原因で通信障害や信号の停止を引き起こし、交通の混乱や110番や119番への緊急通報が使えなくなるといった深刻な影響をもたらします。さらに、周辺の工場やオフィスの機能停止、作業員の感電など、大きな損害を与える危険な事故です。こうした事故は全国で毎年起きており、インフラ保護や作業現場の安全対策として、早急な対策が求められていました。
従来の架空線検知システムは、角度センサーを用いた方式が一般的で、現場ごとに角度の設定が必要でした。また、有線接続で構成されているため、煩雑な配線作業や断線のリスクといった現場での取り扱いに多くの課題がありました。
今回レンタルを開始する新型の検知センサー「OM-TR3C/BH」「OM-WD/S」は、バックホーに簡単に取り付けができ、最大3mの範囲の電線・架線を超音波で検知し、音と光で作業者に知らせます。検知範囲は0.2~3mの間で自由に設定でき、現場の状況に応じて使用可能です。センサー本体と警告灯は無線で接続されており、配線工事が不要なため簡単に設置ができます。また、取り付けには強力なマグネットを採用しており、落下防止用ワイヤー付きで安全性にも配慮しています。
なお、本商品はアクティオが提案し、荒井建設株式会社(本社:北海道旭川市)における実証実験の協力を得てオーミック電子株式会社(本社:福島県郡山市)が製品化したものです。
アクティオは今後も「レンサルティング」のノウハウを活かし、安全性を向上させる製品やサービスを提供していきます。
※1 架空線・・・鉄塔などによって空中に張り渡した電線のこと。電力線(高圧送電線や配電線)、通信線(電話線、光ファイ
バーなど)、鉄道の架線(電車や路面電車が走るための電気供給線)などが含まれる
■電線・架線 超音波検知センサー「OM-TR3C/BH」「OM-WD/S」特長
①超音波により、架空線をダイレクトに検知
②最大3m検知可能で、0.2~3.0mの間で範囲設定が可能
③上部だけでなく、バックホー旋回時の検知も可能
④センサー部と警告灯は無線接続のため配線工事が不要
⑤強力マグネットで取り付け簡単、落下防止ワイヤー付き
⑥警告灯の音と光で危険を知らせる
■検知イメージ

■製品構成

①電線・架線 超音波検知センサー ②バックホー旋回時電線超音波検知センサー(左右)
③ブザー付LED灯(警告灯) ④落下防止ワイヤー(4本)
①、②、③すべてマグネットで取り付け可能
■スペック

■本商品に関するお問い合わせ先
株式会社アクティオ 通信ICT事業部
TEL:03-6666-2329
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