「大切な人を想う、京の火を未来へ ~あなたも五山送り火の守人に 伝統を繋ぐプロジェクト~」クラウドファンディング開始
文化を未来につなぐTHE KYOTO Crowdfunding
THE KYOTO Crowdfunding(運営:京都新聞社)は、公益財団法人京都五山送り火連合会によるクラウドファンディングのプロジェクトを進めています。
長い歴史を持つ「京都五山送り火」は、毎年お盆にお帰りになる御先祖の霊(お精霊さん)を送り、大切な人への想いを炎に託す京都市の伝統行事です。この荘厳な光景は、 世代を超えて数多くの人々の不断の努力によって支えられてきました。しかし、近年、気候変動や材料費の高騰、担い手不足、安全対策など、送り火を続けるための負担が年々重くなっています。「100年後の夏もこの火が見られるように」との願いを込め、ご支援の輪を広げていきたいと思います。
【寄付型】大切な人を想う、京の火を未来へ ~あなたも五山送り火の守人に 伝統を繋ぐプロジェクト~
THE KYOTO Crowdfundingサイト
URL:https://the-kyoto.en-jine.com/projects/gozan-okuribi

【クラウドファンディング概要】
■京都五山送り火とは
「京都五山送り火」は8月16日の夜、京都盆地を囲む五山に大文字(左京区)、妙法(同)、船形(北区)、左大文字(同)、鳥居形(右京区)の火を灯します。お盆で現世に迎えた御先祖の霊(お精霊さん)を再び浄土に送る伝統行事です。毎年多くの市民や観光客が山肌にゆらめく炎を見上げ、身近な人をしのびます。
京都での送り火が歴史的史料に現れるのは15世紀以降で、江戸時代中期には現在の「五山送り火」が成立していたとみられます。ただ、五つの送り火にはそれぞれ異なる由緒が伝承されており、起源とされる時期も平安時代初期、鎌倉時代末期、室町時代中期、江戸時代初期などさまざまです。
住民らでつくる大文字保存会、松ケ崎立正会、船形萬燈籠保存会、左大文字保存会、鳥居形松明保存会はそれぞれの独自性を損なうことなく、送り火の舞台を守り、繋いできました。山の火床の整備、アカマツ松割木の調達・乾燥・保管、火床への資材の運搬、担い手の育成、従事者や見物人の安全対策など多くの作業のすべてを担っています。

■未来への継承に立ち塞がる問題
ところが、近年、送り火を支える基盤が揺らぎ始めています。異常気象による作業環境の悪化、薪の確保の困難化、山中設備の老朽化など、さまざまな負担が重なり続けています。火を守ってきた人の力も、組織の体力も、自前の資金も静かにすり減っています。このままでは、長い年月をかけて受け継いできた営みが途切れ、いつかあの山に灯りがともらない夜が訪れてしまうかもしれません。
現場ではこれまで想像もしなかったような困難が次々と起きています。
〈激変する環境〉
まず、異常気象の影響が深刻です。豪雨による土砂流出や土砂崩れ、倒木などで火床や作業道が寸断されることもあります。しかし、急斜面には重機が入らないため、補修はすべて人力。重労働が繰り返され、負担は増える一方です。また、 山上の木々が過度に繁茂して業道の通行に支障をきたし、送り火の景観にも影響を与えるため、伐採にも多くの時間と労力が必要になっています。
シカによる獣害も深刻化しています。シカが入り込み、木の葉を食べ尽くしてしまうため木々が枯れ、山肌が露出しています。足元の地盤が崩れやすくなり、作業者が滑落する危険も高まっています。

〈困難な資材確保〉
さらに、送り火に欠かせない「松の薪」の確保が難しくなっています。松は成長が遅く、良質な薪になるまで何十年もかかりますが、病害虫の被害などが増え、薪木が十分に確保できなくなっています。送り火に松が必要なのは、ただ伝統だからではありません。松だけが生み出す独特の赤い炎。ご先祖様を迎え、送り出す「祈りの色」ともいえる赤は、他の木では決して代わりになりません。

〈老朽化する設備〉
加えて、山中の設備の老朽化も進んでいます。薪や資材を急斜面へ運び上げるために欠かせない運搬用ウィンチレールは、長年の風雨や地盤変動の影響で劣化が進み、修繕・更新が急務となっています。費用の問題で延命しながら使い続けている状態で、いつ停止してもおかしくありません。
こうした複合的な課題が重なり、千年以上続いてきた送り火の伝統は、今まさに岐路に立たされています。

■集まった資金の使い方
ご支援していただいた資金は、送り火実施に係る安全対策や山の整備と保全管理、松割木など資材の確保、施設老朽化への対応、さらに、送り火と関連のあるお盆の行事の伝承や研修に、大切に使わせていただきます。
久遠より続いてきた祈りの火を、これからの世代にもつなげていくために。
どうか、あなたの力をお貸しください。
このクラウドファンディングをきっかけとしてご縁の輪が広がりますように。
■期間と目標
実施期間:2026年7月1日(水)00:00~2026年8月31日(月)23:59
目標金額:4,000,000円
■注目のリターン
【限定8組(1組2人)2026年8月16日午前】送り火現地見学。限定品付

8月16日午前中に、妙法、船形、左大文字、鳥居形のいずれか1山の送り火現地を見学(※見学いただく山は選べません)できます。見学いただいた山の護摩木の志納およびお焚き上げもいたします。消炭や扇子、関係者のみに配布するパンフレットなど限定グッズもお送りします。
五山全ての護摩木をお焚き上げ、消炭と限定扇子など贈呈、ご芳名を掲載

京都五山送り火の伝統の護摩木をお送りします。8月10日までにご返送いただいた護摩木は、16日の送り火でそれぞれの山でお焚き上げします。ご支援いただいた「証」として、五山送り火の消炭を特製の袋に入れて、特製ステッカー、関係者にのみに配布するパンフレット、連合会用扇子とともにお送りします。京都五山送り火連合会ホームページにご芳名を掲載します(希望者のみ)
五山送り火の各山オリジナルTシャツと手ぬぐい、消炭セット

京都五山送り火の各山から1点ずつオリジナル品(妙法・鳥居形のTシャツ(Lサイズ)、大文字・船形・左大文字の手ぬぐい)をご支援いただいた「証」として、五山送り火の消炭をいれた特製の袋、特製ステッカーとともにお送りします。
その他のリターンや詳しい内容はクラウドファンディングサイトをご確認ください。
THE KYOTO Crowdfunding について
THE KYOTO Crowdfundingは、株式会社京都新聞社が運営しています。
運営団体:株式会社京都新聞社
責任者:代表取締役社長 大西祐資
所在地:京都市中京区烏丸通六角下ル七観音町634 ONEST京都烏丸スクエア京都新聞社
電話:075-241-5831
メール:thekyoto@mb.kyoto-np.co.jp
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