「第6回 脱炭素経営EXPO【春】」出展のお知らせ
脱炭素経営に貢献する最先端技術・統合ソリューションを紹介
三菱電機株式会社は、2025年2月19日(水)から2月21日(金)まで東京ビッグサイト(東京都)で開催される「第6回 脱炭素経営EXPO【春】」に、「三菱電機グループのサステナビリティソリューション」をテーマに出展します。
当社は、サステナビリティの実現を経営の根幹に位置づけ、「カーボンニュートラル」「サーキュラーエコノミー」「安心・安全」「インクルージョン」「ウェルビーイング」の5つの課題領域に注力し、事業を通じた社会課題解決に取り組んでいます。
さらに、より本質的なサステナビリティへの取り組みを三菱電機グループ全体で強力に進めるため、2024年4月には「サステナビリティ・イノベーション本部」を新設し、価値創出と基盤強化の両面から三菱電機グループのサステナビリティの取り組みを包括的、戦略的に推進するとともに、社会・環境を豊かにしながら事業を発展させる「トレード・オン」の活動を加速させることを目指しています。
本展示会では、三菱電機グループの多岐にわたるサステナビリティに向けた取り組みを、パネル・動画展示やデモンストレーションを通じて紹介します。
出展ブース:東京ビッグサイト 東7ホール(ブースE82-70)
■出展内容
(1)三菱電機グループのサステナビリティソリューション
さまざまな事業領域で得た知見とデータを活用した三菱電機グループのサステナビリティソリューションの全体像について、壁面グラフィックを用いて紹介します。
(2)再生可能エネルギー導入・最適運用に向けたソリューション
製造業における再生可能エネルギー(以下、再エネ)導入に向けた課題、運用の困りごとを解決するソリューションを紹介します。
・創・蓄エネのエネルギーマネジメントシステム「SMART-LiCO®」
太陽光発電システム・電気自動車・蓄電池システムの電力を効率的に統括管理し、発電量の制御、使用電力のリアルタイム監視、余剰電力の蓄電などを行うエネルギーマネジメントシステム(EMS)について、実機と動画を用いて紹介します。
・「マルチリージョンEMS®(再エネ自己託送ソリューション)」
工場などの複数拠点間における再エネ由来電力の融通を最適化し、企業の脱炭素化目標の達成を支援するクラウドサービス型ソリューションについて、パネルと動画を用いて紹介します。
(3)機器の効率化・見える化、省エネを支援するソリューション
脱炭素経営で必要となる機器の効率化・見える化、回生電力回収や熱関連の制御、省エネを支援するソリューションを紹介します。
・受配電設備向けスマート保安(★展示会に初出展)
カメラと複合センサを活用した受配電設備の遠隔監視と取得したデータの活用による保守業務効率化の実現に向けた「受配電設備向けスマート保安」について、サイネージを用いて紹介します。また、社内での実証事例について実証画面やデモシステムを用いて説明します。
・スマート中低圧直流配電ネットワークシステム「D-SMiree®」
直流配電のメリットを活用した、「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」に対応する次世代の直流
配電システムの導入事例などについて、パネルを用いて紹介します。
・次世代蓄電モジュール「MHPB(※1)」(★国内展示会では初出展)
電力ピークカットによる設備スリム化や回生電力吸収による省エネルギー化、設備の大幅な小型化や簡素化を実現し、製造業などのお客様の脱炭素化に貢献する蓄電モジュールについて、実機およびサイネージを用いて紹介します。
・熱関連トータルソリューション
製造業やビルオーナー、熱供給事業者の電力と熱のエネルギーコスト削減のため、お客様の課題に応じたコンサルティングから設備ごとの熱システム設計や電化に寄与する給湯・産業冷熱機器の提供、エネルギーマネジメントシステム(EMS)による電力と熱のエネルギーの効率的な運用支援までをワンストップで行うソリューションについて、動画とパネルを用いて紹介します。
・「スマート・省エネ・アシスト」
ビルの空調消費電力の現状把握から、目標設定・実行・評価・改善のPDCAサイクルを構築し、効率的なエネルギー管理とコスト削減を実現するソリューションについて動画を用いて紹介します。
・ZEBソリューション
お客様が目指すZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の実現に向けて、設計から設備工事、運用後の省エネ支援サービス、設備保守までワンストップで提供するソリューションについて、動画を用いて紹介します。
・室内環境の見える化による暑熱対策(★展示会に初出展)
SCADA(※2)ソフトウェアGENESIS64™をシーケンサ、換気送風機と連携させ、工場内の暑熱環境を見える化し、最適な暑熱対策を実施した当社製作所の実例について、パネルを用いて紹介します。
・省エネ支援アプリケーション「EcoAdviser®」
生産現場におけるCO2排出量やエネルギー使用量の管理から削減に向けた活動を支援するアプリケーションについて、パネルで導入事例を紹介するとともにデモ画面を用いて説明します。
・GHG排出量データ一元管理ソリューション「cocono®」
サプライチェーン全体のGHG(温室効果ガス)排出量を見える化し、改善に向けた「気づき」が得られるクラウドサービスについて、工場の電力使用量を「リアルタイムでのエネルギー監視画面」と「月次レベルでの企業全体の排出量を可視化するZeroboard®(※3)の画面」を用いて紹介します。
(4)三菱電機グループのサステナビリティ関連の直近の取り組み
当社がサステナビリティ基盤強化の指標として掲げるScope1(※4)、2(※5)でのGHG(温室効果ガス)排出量削減に向けた取り組みや、CO2の積極的な「除去・回収」に向けて開発を開始した海水からCO2を直接回収するDirect Ocean Capture(DOC)技術に関する取り組みについて、パネルを用いて紹介します。
■関連サイト
脱炭素経営 EXPO 公式サイト
https://www.decarbonization-expo.jp/spring/ja-jp.html
■商標関連
「SMART-LiCO」 |
三菱電機システムサービス株式会社の登録商標 |
「マルチリージョンEMS」 「D-SMiree」 「EcoAdviser」 |
三菱電機株式会社の登録商標 |
「GENESIS64」 |
ICONICS, Inc.の出願中の商標 |
「cocono」 |
三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社の登録商標 |
「Zeroboard」 |
株式会社ゼロボードの登録商標 |
■三菱電機グループについて
私たち三菱電機グループは、たゆまぬ技術革新と限りない創造力により、活力とゆとりある社会の実現に貢献します。社会・環境を豊かにしながら事業を発展させる「トレード・オン」の活動を加速させ、サステナビリティを実現します。また、デジタル基盤「Serendie®」を活用し、お客様から得られたデータをデジタル空間に集約・分析するとともに、グループ内が強くつながり知恵を出し合うことで、新たな価値を生み出し社会課題の解決に貢献する「循環型 デジタル・エンジニアリング」を推進しています。1921年の創業以来、100年を超える歴史を有し、社会システム、電力システム、防衛・宇宙システム、FAシステム、自動車機器、ビルシステム、空調・家電、情報システム・サービス、半導体・デバイスといった事業を展開しています。世界に200以上のグループ会社と約15万人の従業員を擁し、2023年度の連結売上高は5兆2,579億円でした。詳細は、www.MitsubishiElectric.co.jpをご覧ください。
※1 武蔵エナジーソリューションズの次世代蓄電デバイスを搭載
https://www.MitsubishiElectric.co.jp/news/2024/0515.pdf
※2 Supervisory Control And Data Acquisitionの略。工場の生産設備のデータを集約し、一元的に監視・制御するシステム
※3 2022年3月15日、三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社発表
https://www.mdis.co.jp/news/press/2022_0315.html
※4 自社における燃料使用に伴う直接排出
※5 外部から購入した電力や熱の使用に伴う間接排出
<お客様からのお問い合わせ先>
三菱電機株式会社 インフラBA インフラBA戦略室 戦略ユニット
〒100-8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
E-mail:Web.denryoku@nd.MitsubishiElectric.co.jp
三菱電機株式会社 サステナビリティ・イノベーション本部
〒100-8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号
E-mail:sustainability-communication@ny.MitsubishiElectric.co.jp
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