SkylandVentures投資先であるOrbiter Financeトークン上場決定 ZK技術ベースのクロスチェーンプロトコル
シードスタートアップへの投資をメインに行うベンチャーキャピタルファンド、Skyland Ventures(本社:東京都渋谷区、General Partner・CEO:木下慶彦、以下SV)は、投資先の Orbiter Finance が、Bybit,KuCoin などの主要CEX(中央集権型取引所)にトークン上場が決定したことをお知らせします。
Orbiter Financeとは
Orbiter Financeは、Ethereumエコシステムのスケーラビリティを向上させるために設計された、次世代のクロスロールアップ取引プロトコルです。このプラットフォームは、zkRollupやOptimistic Rollupを含む複数のLayer 2(L2)ネットワーク間で、迅速かつ低コストで資産を移動できる仕組みを提供します。ユーザーはEthereumを基盤に、zkSync、StarkNet、Optimism、Arbitrum、Polygonなどの多様なネットワークを利用して、シームレスな相互運用性を実現できます。
Orbiter Financeの仕組みは、Ethereumのセキュリティを活用した「クロスロールアップブリッジ」に基づいており、異なるL2間での取引やデータ同期を可能にしています。ゼロ知識証明(ZK Proof)を活用することで、高速かつ安全な取引を実現し、Layer 1(L1)を介した取引と比べて大幅なコスト削減を可能にしています。また、分散型の流動性供給モデルを採用し、ユーザーや開発者がトークンの流動性を容易に追加できる仕組みが整っています。
このプロトコルは、平均10〜20秒でトランザクションを完了させるスピードを持ちながら、透明性やセキュリティも確保しています。さらに、多様なERC-20トークンへの対応や柔軟なフロントエンドインターフェースを提供することで、ユーザー体験を大幅に向上させています。Orbiter Financeは、Web3の進化における重要な役割を担い、高速性、コスト効率、セキュリティを兼ね備えた次世代のプラットフォームとして位置付けられています。
Orbiter Financeのトークン$OBTについて
$OBTは、Orbiter FinanceプロトコルのERC-20ガバナンスおよびユーティリティトークンです。2025年2月にオンチェーンガバナンスが開始される予定です。トークンの配分は以下の通りです:
コミュニティ(40%):ユーザーへのインセンティブやエアドロップを通じて配布され、ユーザーの成長、プロジェクトの促進、エコシステムの活性化を図ります。初回エアドロップとして22%がOrbiterユーザーに配布され、6ヶ月間にわたり毎月3%がエアドロップされます。
エコシステム&グロース(20%):エコシステムの構築や市場拡大、パートナーシップの促進、持続可能なビジネス開発の推進に充てられます。TGE(トークン生成イベント)で2.5%がアンロックされます。
Orbiter財団(15%):Orbiter財団の「All Chains One Hub」ビジョンを達成するために使用されます。TGEで3.5%がアンロックされ、残りは23ヶ月間にわたり毎月分割してベスティングされます。
チーム&コントリビューター(15%):チームと主要な貢献者へのトークン配分は、プロジェクトの開発への長期的なコミットメントを奨励し、技術革新と進歩を確保します。
投資家(10%):シードおよびシリーズAの投資家にトークンが割り当てられます。
ロードマップについて
Orbiter Financeは、「All Chains One Hub」というビジョンのもと、クロスチェーン相互運用性の向上と分散型エコシステムの実現を目指しています。その中核となるのが、2025年2月に予定されているオンチェーンガバナンスの開始です。このシステムでは、$OBTトークンを活用して、コミュニティ主導でプロトコルの意思決定が行われ、プロトコルの完全な分散化への重要な一歩となります。また、$OBTを活用したステーキング機能により、ユーザーや参加者にさらなるインセンティブを提供します。
技術面では、ユニバーサルクロスチェーンプロトコルとオムニアカウントアブストラクションが中心的役割を果たします。これらの技術は、Ethereum、zkSync、StarkNet、Optimism、Polygonなどの複数のネットワーク間で、シームレスな資産移動とデータ同期を可能にします。この取り組みにより、Web3エコシステム全体の利便性と効率性が飛躍的に向上すると期待されています。
さらに、Orbiter Financeは、エコシステムファンドを活用して流動性供給者や開発者への支援を強化します。このファンドは、分散型アプリケーション(dApp)の開発を促進し、エコシステムの拡大を支援する役割を果たします。また、ユーザーに対するインセンティブプログラムも充実しており、$OBTトークンを通じてプロトコルへの関与を奨励します。
これらの要素を通じて、Orbiter Financeは次世代のWeb3エコシステムを形成するための強固な基盤を築き、より効率的で統合されたブロックチェーン環境の実現に向けて前進しています。ロードマップに描かれたこれらの計画は、Web3時代における相互運用性と分散化の新しいスタンダードを確立するものとなるでしょう。
Orbiter Financeリンク一覧
• Website: https://www.gopluslabs.io/
• Docs: https://docs.orbiter.finance/
• Twitter: https://twitter.com/Orbiter_Finance
•GitHub: https://github.com/Orbiter-Finance
• YouTube: https://www.youtube.com/channel/UC8oEJxM3_4IAYtEeAzR2bog
• Medium: https://orbiter-finance.medium.com/
各関係者コメント
Yonkuro, Partner of Web3 / Crypto Fund, Skyland Ventures
Orbiter Financeの$OBTトークン上場、おめでとうございます!「All Chains One Hub」というビジョンのもと、クロスチェーン相互運用性と分散型エコシステムの実現を目指す取り組みは、Web3エコシステムにおいて非常に重要な役割を果たしていると感じます。特に、ユニバーサルクロスチェーンプロトコルやオムニアカウントアブストラクションといった革新的な技術が、ユーザーにとってシームレスで効率的な体験を提供する点は素晴らしいと思います。
さらに、オンチェーンガバナンスや$OBTを活用したエコシステムの拡大は、プロトコルの分散化と成長を支える大きな一歩です。これからもWeb3の進化を支える重要な存在として、Orbiter Financeのさらなる発展と成功を心よりお祈りしています!
【Skyland Venturesについて】
Skyland Ventures (SV) は、シードVC(ベンチャーキャピタル)として国内外のスタートアップへの投資を行っています。 SVは"The Seed Maker."をミッションに、若手起業家×インターネット領域のスタートアップにシードマネーの提供を行っています。2022年以降はWeb3領域・生成AI領域の投資を強化しており、インキュベーションプログラムであるCryptoLand(Web3)・荒波(生成AI)を運営しシードスタートアップの創出を行っています。また、2023年には100万人超が参加する徳島市阿波おどり演舞場のネーミングライツを取得するなど東京・地方問わず日本全国やグローバルと日本のスタートアップエコシステムの拡大や各プレイヤーの橋渡しとなることをを目指しています。
社名:Skyland Ventures (代表者:木下 慶彦)
所在地:東京都 渋谷区桜丘町16-13 桜丘フロントビルⅡ
Twitter:https://twitter.com/skylandvc
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCpQ0_31ALEoIDGkDIBRuwUQ
Press Kit:https://www.notion.so/skylandventures/Skyland-Ventures-Pres-Kit-821339adc9df435c8dbd5ea4ee2426fe
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