高校2年生までに9割程度がオープンキャンパスに参加、認知経路は「大学ホームページ」が最多で"デジタル">"マス広告"の傾向も ~中高生に「大学のオープンキャンパスに関する調査」を実施~
本調査結果については、Studyplusトレンド研究所の公式サイトでも紹介しています。
https://www.trend-lab.studyplus.jp/post/20231218
大学のオープンキャンパスに関する調査 トピックス
① | オープンキャンパスの参加校数は、高校2年生から高校3年生にかけてはあまり差がつかず。 高校2年生までの間に、9割程度がオープンキャンパスに参加。 |
② | 志望度の高い大学のオープンキャンパスに参加できた割合は約8割。 残り2割が参加できなかった理由は、「定員」「日程」「立地」といった回答が目立つ。 |
③ | オープンキャンパスの日程を知った経路は「大学ホームページ」が最多。SNSやweb広告のような"デジタル"の経路が、"マス広告"を上回る傾向も。 |
◆本調査の概要
調査対象 : 全国の「Studyplus」ユーザー(中学生・高校生)
回答者 : 485名
中学生:116名、高校1年生:110名、高校2年生:107名、高校3年生:152名
調査方法 : 学習管理アプリ「Studyplus」上でアンケート回答を依頼し、オンラインで回答を回収。
調査時期 : 2023年10月27日〜11月1日
※本リリースにおけるデータは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
■ オープンキャンパスへの参加状況
【調査項目①】何校のオープンキャンパスに参加しましたか?(単一回答)
【回答①】高校2年生までに複数校のオープンキャンパスに参加する傾向。高校2年生から高校3年生にかけての伸びは少ない。
【調査項目②】オープンキャンパスに初めて参加したのはいつですか?(単一回答) ※オープンキャンパスへの参加校数が1校以上のユーザー向け調査
【回答②】半数が高校1年生までに、88%が高校2年生までに参加。
【調査項目③】一番多く参加した大学のオープンキャンパスには、何回参加しましたか?(単一回答) ※オープンキャンパスへの参加校数が1校以上のユーザー向け調査
【回答③】1/4の生徒が、1つの大学のオープンキャンパスに複数回参加。
■ オープンキャンパスへの参加・不参加の理由
【調査項目④】オープンキャンパスに参加した理由は何ですか?(複数回答) ※一番多く参加した大学のオープンキャンパスの回数が1回のユーザー向け調査
【回答④】「受験したい大学」「学校の課題」が主な理由。
【調査項目⑤】オープンキャンパスに複数回参加した理由は何ですか?(複数回答) ※一番多く参加した大学のオープンキャンパスの回数が2回以上のユーザー向け調査
【回答⑤】複数回参加する主な理由は、志望度の高さ。
【調査項目⑥】オープンキャンパスに参加しなかった理由は何ですか?(複数回答) ※オープンキャンパスの参加校数が0校のユーザー向け調査
【回答⑥】大学進学や受験校の意向が未決定、という理由が目立つ。高校1・2年生の「まだ早い」という意見も。
■ 志望度の高い大学のオープンキャンパスへの参加状況
【調査項目⑦】第一志望や志望度の高い大学のオープンキャンパスには参加しましたか?(単一回答) ※オープンキャンパスの参加校数が1校以上のユーザー向け調査
【回答⑦】志望大学のオープンキャンパスに参加した割合は8割程度。
【調査項目⑧】志望度の高い大学のオープンキャンパスに参加できなかった理由は何ですか?(単一回答) ※オープンキャンパスの参加校数が1校以上 かつ 志望度の高い大学のオープンキャンパスに参加できなかったユーザー 向け調査
【回答⑧】参加できなかった理由は「定員」「日程」「立地」が目立つ。
■ オープンキャンパスを知ったきっかけ・参加を通じての志望意欲
【調査項目⑨】参加したオープンキャンパスの日程は何で知りましたか?(複数回答) ※オープンキャンパスの参加校数が1校以上のユーザー向け調査
【回答⑨】ホームページが最多。他にも「SNS」「web広告」といったデジタルの経路が、マス広告を上回る。
【調査項目⑩】オープンキャンパスに参加して志望意欲は上がりましたか?下がりましたか?(単一回答) ※オープンキャンパスの参加校数が1校以上のユーザー向け調査
【回答⑩】9割以上が、参加後に志望意欲が上がったと回答。
■ Studyplusトレンド研究所 調査所感
今回は、大学のオープンキャンパスに関する中高生向け調査を実施しました。
まず全体的には、オープンキャンパス参加は高校2年生までがアクティブで、高校2年生から高校3年生にかけては少し落ち着く傾向が見られます。オープンキャンパスに参加した生徒は9割以上が志望意欲が上がったと回答していることもあり、いかに低学年のうちにオープンキャンパスへ誘導できるかが、学生募集広報においては重要となりそうです。
それを踏まえてオープンキャンパスの認知経路を確認した時、最大の経路は大学ホームページ。広告手法の中ではweb広告が最多となっており、SNS経由での認知も2割程度存在します。
高校生が大学進学情報や付随したイベント情報を収集する手段が、デジタル化していることを示唆する結果となっております。
受験勉強が本格化する前の高校1・2年生の段階で、デジタル媒体を通じていかに注目を集めるかが、今後のオープンキャンパス成功の鍵となるかもしれません。
本調査結果については、Studyplusトレンド研究所の公式サイトでも紹介しています。
https://www.trend-lab.studyplus.jp/post/20231218
■学習管理アプリ「Studyplus」 概要
「Studyplus」は、日々の勉強を記録・可視化し、ユーザー同士でシェアして励まし合うことができる学習管理アプリです。
ユーザーの自己調整学習、学習モチベーションの維持・向上をサポートします。
累計会員数800万人以上、大学受験生の2人に1人が利用しています。
※アプリダウンロードURL
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/apple-store/id505410049
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.studyplus.android.app
■「Studyplusトレンド研究所」 概要
「Studyplusトレンド研究所」は、日本最大級の学習管理アプリ「Studyplus」のユーザーを通じて、次代を担う若者の「いま」を見つめるための研究所です。
若者の学校生活や学習・受験といった側面から、好きなアーティストや消費行動といった生活者の側面まで、これからの新しい時代の「トレンド」を研究していきます。
https://www.trend-lab.studyplus.jp/
■スタディプラス株式会社 概要
所在地:東京都千代田区神田駿河台2丁目5−12 NMF駿河台ビル4階
代表取締役:廣瀬高志
事業内容:学習管理アプリ「Studyplus」、教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」の運営
設立:2010年5月20日
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