【武蔵野大学】〈SusHi Tech Tokyo〉アントレプレナーシップ学部の学生8名がシンガポールとインドのスタートアップにてインターンシッププログラムを実施
来日・出展支援を通じてグローバルアントレプレナーの育成を目指す
※1 One&Coは、JR東日本グループが「Platform for Innovative Business」をコンセプトに、日本企業の海外進出や海外企業の日本進出をサポートするコワーキングスペースとして、2019年にシンガポールで開設しました。
【本件のポイント】
「SusHi Tech Tokyo 2024 Global Startup Program」にあわせてアントレプレナーシップ学部の学生8名がシンガポールとインドのスタートアップにてインターンシップを実施
3社に対して大学生インターンをマッチングし、来日サポートや「SusHi Tech Tokyo 2024 Global Startup Program」での出展支援、商談時の日本語支援などを行い、海外スタートアップと日本企業の共創を加速させた
革新的な製品・サービスを有する出展スタートアップを来場者の投票によって選ぶ「SusHi Tech Award」を、インターンシップを実施した3社すべてが受賞
インターンシップの取り組み前後で、学生たちの「起業家」としてのスキルが大幅に向上
(調査元:Beyond Next Ventures株式会社「起業家スコア」)
【実施内容】
本取り組みは、日本の大学生に対して国際的なビジネス環境での現場サポートを通じた実践的な経験と学生に海外ビジネスの面白さと難しさの体験を提供し、日本学生のアントレプレナーシップ育成を図る目的で実施しました。一方で、プログラムに参加するスタートアップは「SusHi Tech Tokyo 2024 Global Startup Program」出展時の人員確保、商談時の日本語の支援を受けることができます。
具体的には、シンガポールとインドのスタートアップ合計3社に対して2〜3名の大学生をインターンとして推薦し、オンラインにて面接を実施。選考を通過した学生が各社でSusHi Tech Tokyo 2024 Global Startup Programの開催約2週間前から活動を開始しました。事前活動としては、事業内容のレクチャーを受けた上で、日本の市場調査、配布資料の日本語訳や、新規の資料作成、SNSの運用支援などを行いました。
SusHi Tech Tokyo 2024 Global Startup Program当日はチームの一員としてブースに立ち、日本人来場者に対して日本語でサービスの紹介を行い、イベント後も5月末まで活動を継続しました。
今回はトライアルとしてプログラムを実施しましたが、今後は企画をブラッシュアップして、アントレプレナーシップ学部の学生に限らず、日本の学生たちがグローバルアントレプレナーになるきっかけを提供します。また、海外スタートアップが安心して日本市場に参入できるきっかけ作りを行います。
なお、本プログラム実施にあたりSusHi Tech Tokyo 2024 Global Startup Programのアンバサダー企業や有志の日本人ビジネスパーソンに学生のサポートなどのご支援をいただきました。
【教育的成果】
ベンチャーキャピタルBeyond Next Ventures株式会社が起業家、経営学の専門家や大学と共同開発中の「起業家スコア™」ベータ版を活用し、学生たちの起業家資質と活動を通じた成長の共同検証を実施。インターンシップの前後で、学生たちの「起業家」としてのスキルが大幅に向上したことが判明しました。特に課題に対して解決策を見出す力「革新性・創造性」や「リーダーシップ」が著しく向上しました。
【プログラムに参加したスタートアップと学生一覧】
■Pi-xcels(フィンテック/リテールテックカンパニー/シンガポール)
萩尾 美夜さん(4年生)、西村 直希さん(2年生)
■ImpacFat(フードテックカンパニー/シンガポール)
畑野 瑞季さん(3年生)、山本 果林さん(3年生)、山本 彩加さん(3年生)
■Choira(ミュージックテックカンパニー/インド)
孫 千舒さん(2年生)、松本 優真さん(1年生)、永澤 あかりさん(1年生)
【コメント】
■武蔵野大学アントレプレナーシップ学部長 伊藤 羊一
まず、学生たちを受け入れてくれたスタートアップ計3社に心から感謝いたします。学生たちは、日本ではなかなか味わえないグローバルなビジネスの潮流を全身で浴び、四苦八苦しながらも成長することができました。今回得た知見を活かして、来年度のSusHiTechはもちろん、海外企業が来日するグローバルなイベントでは同様の取り組みを実施して、グローバルアントレプレナーの育成に全力で取り組んでいきます。
■One&Co Genereal Manager 伊藤 隆彦氏
今回の産学官連携プログラムにおいて、シンガポールのスタートアップには日本で新たな「良いの意味」と出会ってもらえ、日本の大学生には海外のスタートアップが「世界展開を模索する瞬間」に立ち会ってもらえました。その経験は関わるすべての人にとってとても価値あることであり、今後も「Born-Globals(創業時から世界展開を見据えた事業モデルを構築する起業家)」を増やすための仕組み作りをEMCさんらと続けたいと思います。
■日本貿易振興機構(JETRO)、JETRO Singapore、Senior Director,
Business Development & PR 田中井 将人氏
難しさと、同時に強い意義、そしてアントレプレナーシップとスタートアップのグローバルスケールについて広大な余白があることを今確信します。この挑戦的なプロジェクトの一部になっていただいたスタートアップ、武蔵野大学生、サポーターの皆様、また、ブースにお越しいただいた皆様に、そして素晴らしい共同運営チームの皆様に心から感謝しています。
■Co-Founder & CEO at ImpacFat Mandy Hon
I would like to thank everyone for the hardwork and effort too. I’m very heartened that this is such a fruitful experience.It is definitely our honour to be able to host and guide the students during these period. Also thankful for all the students & supporters these few days! We look forward to more future collaborations. And we are happy to be part of your journey.Our “Sushi Tech Award” is given because of all your efforts (for putting in 120%).
【関連リンク】
■SusHi Tech Tokyo2024 Global Startup Program HP:https://www.sushi-tech-tokyo2024.metro.tokyo.lg.jp/
■武蔵野大学アントレプレナーシップ学部HP:https://emc.musashino-u.ac.jp/
■One&Co:https://www.oneandco.sg/ja/
■JETRO J-Bridge:https://www.jetro.go.jp/j-bridge/
■Pi-xcels:https://www.pi-xcels.com/
■ImpacFat:https://www.impacfat.com/
■Choira:https://choira.io/
【武蔵野大学について】
1924年に仏教精神を根幹にした人格教育を理想に掲げ、武蔵野女子学院を設立。武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学に名称変更。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し13学部21学科、13大学院研究科、通信教育部など学生数13,000人超の総合大学に発展。2019年に国内私立大学初のデータサイエンス学部を開設。2021年に国内初のアントレプレナーシップ学部を開設し、「AI活用」「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせる。2023年には国内初のサステナビリティ学科、2024年には世界初のウェルビーイング学部を開設。2024年の創立100周年とその先の2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。
武蔵野大学HP:https://www.musashino-u.ac.jp/
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