【昔は恥ずかしかった?】普通自動車運転免許、30代以下の64.1%が「AT限定で取得」
日本トレンドリサーチ・普通自動車運転免許の取得に関する調査
日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)は、グーネット中古車と共同で「普通自動車運転免許の取得」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開したので紹介します。
■運転免許、取得したきっかけは?
運転免許を取得するきっかけと言えば、「仕事で必要」「乗りたい車がある」などなど人によってさまざまでしょう。
また合宿か通学か、マニュアルかAT限定か、なども人によって異なる点かと思います。
ということで今回は、グーネット中古車と共同で、普通自動車運転免許を取得したことがある男女500名を対象に、「普通自動車運転免許の取得」についてアンケートを実施しました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「日本トレンドリサーチとグーネット中古車による調査」である旨の記載
・「日本トレンドリサーチ」の該当記事(https://trend-research.jp/15367/)へのリンク設置
・グーネット中古車(https://www.goo-net.com/)へのリンク設置
「普通自動車運転免許の取得に関するアンケート」調査概要
調査期間:2022年7月20日 ~7月22日
調査機関:日本トレンドリサーチ(自社調査)
集計対象:普通自動車運転免許を取得したことがある全国の男女
有効回答:500サンプル(30代以下、40代、50代、60代、各世代125サンプル)
調査方法:インターネット調査
質問内容:
質問1:どのように運転免許を取得したか、当てはまるものをお選びください。
質問2:合宿もしくは通学で取得した理由を教えて下さい。
質問3:あなたが運転免許を取得したとき、「AT限定」はありましたか?
質問4:あなたが取得した運転免許に当てはまるものをお選びください。
質問5:MTもしくはATを選んだ理由を教えて下さい。
質問6:普通自動車運転免許を取得するまでにかかった期間として、当てはまるものをお選びください。
質問7:普通自動車運転免許の取得までに苦労したことはありますか?
質問8:普通自動車運転免許の取得までにもっとも苦労したことは何か教えて下さい。
質問8:あなたが普通自動車運転免許を取得しようと思ったきっかけを教えて下さい。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■9割以上が「通学」で免許を取得
まずは、普通自動車運転免許を取得したことがある全国の男女500名の方に、どのように運転免許を取得したかについて聞きました。
92%と、大半の方が「通学」で免許を取得したようです。
それぞれ通学、合宿で免許を取得した理由についても聞きました。
「通学」で免許を取得した理由
- 合宿のために2週間とかまとまった休みをとる方が難しかったから。(30代・女性)
- じっくり時間をかけて知識と技術を身に付けたかったから(30代・男性)
- 教習所が通える範囲にあったから。免許の為に合宿はしたくなかったから。(30代・男性)
- 夏休み中に学校に行くのと同じ生活リズムでとりたかったから(30代・女性)
- 家から近くで通えて便利だから(40代・男性)
- 仕事をしながら取得したので、通学で時間を調整しながら通った。(50代・男性)
「合宿」で免許を取得した理由
- コストパフォーマンスがいい。(30代・男性)
- 短期間で免許が取得できるから合宿です。(40代・男性)
- 1ヶ月程休みがあったので合宿でとりました。(50代・男性)
- 学業に支障がないように短い時間で取れる合宿を選択しました。(50代・男性)
- 短時間で取得する必要があったので(60代・男性)
仕事や学校に通いながら取得した方は「通学」、短期間ですぐに取得する必要があったり、ある程度の期間休みが取れたりという方は「合宿」を選んでいるようです。
■30代以下の64.1%が「AT限定で取得」
続いて、免許を取得したときに「AT限定」があったかについて聞きました。
43.2%の方が「なかった」と回答しました。
「AT限定」は1991年11月1日に普通自動車免許を対象として創設されており、それ以前に取得した方は「AT限定」という選択肢がありませんでした。
では、「AT限定」の選択肢もあった方は、「MT」と「AT限定」どちらで免許を取得したのでしょうか。
30代以下は「AT限定」のほうが多く、40代、50代以上では「MT」のほうが多い結果になりました。
それぞれの方に、「AT限定」もしくは「MT」を選んだ理由について聞きました。
「AT限定」を選んだ理由
- マニュアルを運転することはないだろうと思ったから。(20代・女性)
- MTを運転することはほぼないだろうと思ってAT限定にした。(30代・女性)
- 自宅の車がAT車でMTでとる必要はないから。(30代・男性)
- ATの方が金額が安いし運転しやすいから(30代・女性)
- 乗る予定もないのに、教習時間も難易度も料金も高いMTを取得する意味がないから。(30代・男性)
- MT車は、今後減っていくだろうし、アメ車とかもあんまり興味がないので、ATにしました。(40代・女性)
- スムーズに進むと2週間程で取得出来ると言われMTだと3日程延びると言われ仕事開始時期と被ると思いATにしました(50代・男性)
現状大半の車がAT車のため、マニュアルの必要がないと考える方が多いようです。
「MT」を選んだ理由
- スポーツ車に乗りたかったため(20代・男性)
- まだAT限定は恥ずかしいという風潮だったから(30代・男性)
- もし今後MT免許が必要になった際にもう一度教習所に通うのが面倒だと思ったため。(30代・男性)
- MTをとっとけばATも出来るし困ることないかなと思ったから。(30代・女性)
- 就職するときに、当時社用車でMT車を保有している会社も多かったので、その対応として。(40代・男性)
- 旅行先や職場など、様々なシチュエーションでも問題なく運転できるので(40代・男性)
- 後々の事を考えて、車種を限定しない免許の方が便利だと思った。(50代・女性)
乗りたい車がマニュアルだったから、マニュアルで取ったという方が多いようです。
■免許を取得するまでにかかった期間は「1か月~2か月未満」が最多
続いて、免許を取得するまでにかかった期間について聞きました。
「1か月~2か月未満」と回答した方が26.6%と、もっとも多い結果になりました。
6割以上の方が3か月未満と回答しましたが、免許を取得するまでに苦労したことはあるのでしょうか。
45.8%の方が「ある」と回答しました。
実際にどのようなことで苦労したかについても聞きました。
普通自動車運転免許の取得までに苦労したこと
免許の種類 (所要期間) |
苦労したこと(年代・性別) |
AT限定 (4か月~5か月未満) |
働きながら通学したため、両立する覚悟が必要だったこと。現実として睡眠時間が減ったこと。(30代・男性) |
AT限定 (3か月~4か月未満) |
期間を開けての通学だったので、運転しても忘れて感覚を取り戻すのが毎回大変だった(40代・女性) |
AT限定 (1年以上) |
縦列駐車がなんどやっても出来なかった(40代・女性) |
MT (1か月~2か月未満) |
仮免の実地。坂道発進とS字クランクで苦労したのを覚えている。(40代・男性) |
MT (3か月~4か月未満) |
クラッチの踏み方がなかなか覚えられなかった(30代・男性) |
MT (2か月~3か月未満) |
学科を甘く見ていたから勉強しないで受けたら落ちた、路上の教習は恐くて仕方がなかった。(50代・女性) |
縦列駐車やS字クランクなどを挙げる方が多くいました。
また、マニュアルでは坂道発進やクラッチの踏み方などで苦戦した方がいるようです。
最後に、運転免許を取得しようと思ったきっかけについて聞きました。
普通自動車運転免許を取得しようと思ったきっかけ
- 将来、家族を持ったら日常で必要だと思ったため。(20代・女性)
- 運転できた方がいいし身分証に使えるから(30代・女性)
- 18になったのをきっかけに(40代・男性)
- 公共交通機関が乏しい地域に住んでいて、自動車が必要だから(50代・女性)
- もともと車が好きで、自分でも運転し遠出してみたいと思っていたため。(50代・男性)
- 免許を取得するのが当たり前だと思っていた(50代・男性)
- ないと就職できないという考えがその当時は社会に根づいていた。(50代・男性)
■まとめ
今回は、普通自動車運転免許の取得についての調査を実施し、その結果について紹介しました。
合宿か通学かの問いでは、通学の方が圧倒的に多い結果になりました。
合宿のためにまとまった休みを取るのは難しかったなどの理由が多いようです。
「AT限定」か「MT」かの問いでは、30代以下のみ「AT限定」が多い結果になりました。
「AT限定」が導入されてから今日にかけて、多くがAT車となっています。
もちろん必要に応じてということになりますが、今後もAT限定の比率は上がっていきそうですね。
本プレスリリースの内容は、弊社運営サイト「日本トレンドリサーチ」にて公開しております。
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【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
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