テュフズードジャパン、AI関連サービスを強化
EU AI法(EU規則2024/1689)対応の新サービスおよび低リスクAIシステム向け試験マークを導入
テュフズードジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:アンドレア・コシャ)はこの度、AIシステムや製品の信頼性と透明性を高めるため、EU AI法(EU規則2024/1689)に対応した新たなサービスと、低リスクAIシステム向けの試験マークを導入しました。これにより、製造業者やAIシステムのプロバイダーは、法的要件への効率的な準備と、品質・信頼性の「見える化」を実現できます。
EU AI法対応サービスの提供開始
テュフズードジャパンは、AIシステムや製品に対する自主的な適合証明(AoC)プログラムの提供を開始しました。本サービスは、EU AI法(規則(EU)2024/1689)に基づく義務的な適合手続きに先立ち、製品や技術文書の適合性を独立した立場で評価します。
これにより、製造業者やAIシステムのプロバイダーは、法的要件への効率的な準備と、品質・信頼性の「見える化」を実現できます。また、トレーニングやギャップ評価などの追加サービスも提供し、EU AI法の要件遵守を強力に支援します。
本件の詳細・EU AI法のAIシステムのリスク分類別発行日はこちら
低リスクAI向け新試験マークの導入
さらに、テュフズードジャパンは、いわゆる低リスクAIシステム向けの新しい試験マークを導入しました。この試験マークは、法的な義務がない分野においても、AIアプリケーションの製造業者や運用者が自主的に品質と透明性を証明したい場合に活用できます。
例として、建物のエネルギー消費を削減する自動ドアのAIアルゴリズムや、構内物流の自動運転車両などが対象として含まれます。試験マークは、エネルギー効率や堅牢性、データ処理、機能安全などの要素を考慮したアプリケーション固有の試験プログラムに基づいています。

企業におけるAI利用の信頼性と責任の「見える化」を推進
テュフズードジャパンの新サービスと試験マークは、客観的な評価基準を提供し、企業のAIに対する信頼性確保への取り組みを「見える化」します。自主的な認証は、規制だけでは実現できないAIへの信頼構築に寄与し、品質と責任に対する強力なシグナルとなります。今後もテュフズードジャパンは、AI技術の健全な発展と社会実装を支援してまいります。

テュフズードジャパンについて
150年以上の歴史を持つ国際的な第三者認証機関テュフズードの日本法人として1993年に設立。試験、認証、監査、トレーニングサービスを通じて、医療機器、産業機器、民生機器、自動車、食品、化学、エネルギーなど幅広い分野における企業とその製品の安全性を高め、海外展開を支えています。近年はサイバーセキュリティ、サステナビリティ、AI関連サービスにも注力。
お問い合わせ
テュフズードジャパン株式会社 マーケティング部
Marketing.jp@tuvsud.com
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-31-11 住友不動産新宿南口ビル12F
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