「大正の京都を沸かせた『東山大茶会』を令和に復活させたい」クラウドファンディング開始
文化を未来につなぐTHE KYOTO Crowdfunding
THE KYOTO Crowdfunding(運営:京都新聞社)は、京都モダン建築祭実行委員会によるクラウドファンディングのプロジェクトを進めています。
■めぐりあう空間、満ちる一服。京都モダン建築祭、5周年の挑戦
京都の建築文化を未来へつなぐ「京都モダン建築祭」は2026年で5年目を迎えます。今年のテーマは、建築を「見る」から、空間を味わい文化と結ばれる「居る」体験へ。その挑戦の象徴として、大正10(1921)年に京都・東山一帯を舞台に建築、庭園、美術、人の交流が交差した伝説の文化イベント「東山大茶会」を令和に復活させます。モダン建築や名庭を巡り、多様な喫茶文化を体験する新しい仕組みを共につくる仲間を募るプロジェクトです。
大正の京都を沸かせた「東山大茶会」を令和に復活させたい
【京都モダン建築祭、5周年の挑戦】
THE KYOTO Crowdfundingサイト
URL:https://the-kyoto.en-jine.com/projects/daichakai

【クラウドファンディング概要】
■京都モダン建築祭とは
「京都モダン建築祭」は、2022年に文化庁京都移転記念事業としてスタートし、京都市内にある近現代の名建築を一斉公開しています。京都に息づく建築文化をひらき、その価値を未来へつないでいくためのプロジェクトです。今年は10月31日から11月8日までの9日間開催し、約150の建築が参加する予定です。
今年のテーマは「建築体験の密度を高める」。建築を見るだけでなく、その空間を味わい、人や文化との関係を結ぶことを目指しています。
■東山大茶会とは
5年目を迎える今年2026年。京都モダン建築祭は、特別イベント「東山大茶会」を開催します。
建築は本来、人が滞在するための場です。そこには時間が流れ、人が集い、文化が育まれます。茶の文化は、そうした「場の力」を最大限に引き出してきました。近代京都では、寺院や別邸、庭園、工芸、美術、人々の交流までもが茶を媒介として結びつき、新しい文化が生み出されてきました。
■伝説の「東山大茶会」
大正10(1921)年に開催された「東山大茶会」は、その象徴的な出来事です。陶界の名工である野々村仁清、尾形乾山、青木木米の偉業を称える記念事業として、野村碧雲荘から無鄰菴、京都国立博物館にいたる東山一帯を舞台に、4日間にわたる「東山大茶会」が盛大に開催されました。
この一大イベントを発案し、近代京都の豊かな文化形成に大きな影響を与えたのが、松風嘉定、野村得庵、清水六兵衛ら当時の傑出した「数寄者」たちです。
経済界や工芸界を牽引した彼らは、お茶を嗜むだけでなく、自らの審美眼で好みの空間や道具を創造し、交差する社交文化を生み出していきました。

■令和の東山大茶会へ
私たちが挑戦する「東山大茶会」は、100年前の形式をそのまま再現するものではありません。偉大な数寄者たちが残した独自の美学や思想を現代に受け継ぎ、その“派生・展開”として、令和の新しい茶会を組み立てる試みです。
東山に点在するモダン建築、別邸、美術館、宗教建築、庭園。それぞれの場所に宿る歴史や物語に触れながら、令和の多様な喫茶文化を体験する。そうした体験を通じて、建築は単なる「見学対象」から、自らが参加する「文化の場」へと変わっていきます。
東山大茶会は、建築を「見る」から「居る」へと変える試みなのです。

■東山大茶会開催概要
日時:2026年10月31日(土)~11月8日(日)
会場:東山一帯および近隣エリア
参画数:約50件(予定)
5つの特別プログラム
①【建築 × 茶 × アート】人と空間が交差するハレの一日
2026年11月3日(火・祝)。大正時代の東山大茶会でも会場のひとつとして賑わった粟田山中邸こと現パビリオンコートを舞台に、一日限りの特別イベントを開催します。谷晃野村美術館館長の茶話会や、旧京都山中商会当主による館内案内。そして、アーティストで建築家の杉浦久子さんによる“旅する茶室” WA-AN(和庵)が、テヘラン、パリ、東京を経て、この日、京都で初めてのお披露目となります。
② 【茶会】名建築で紡ぐ茶の湯体験
大正期の数寄者らの美学が息づく建築で、建物と茶の深いつながりを五感で体験する茶会です。かつて東山大茶会の会場にもなった無鄰菴(山縣有朋の別荘)では、近代日本庭園の傑作と名高い名勝庭園を眺めながら、建築と庭とお茶が織りなす豊かなひとときを。東山大茶会の世界を体験してください。

③ 【多ジャンル茶会】自由で多様な喫茶の愉しみ
伝統的な日本茶だけにとどまらず、令和の多様なライフスタイルに寄り添う茶会を。美しい空間の中で味わう「紅茶の茶会」「中国茶会」「コーヒー茶会」など、空間ごとに異なる一服をご用意します。
④ 【ガイドツアー】物語をめぐる回遊企画
古今の茶室、数寄屋建築や名庭の解説ツアーをはじめ、東山大茶会が育んできた「京都の職人の技」に深く触れるツアーを開催。研究者や職人の案内で、歴史的な数寄者たちの足跡をたどり、東山の地を巡ります。
⑤ 【特別講演会】歴史の背景をひも解く
東山大茶会の歴史や文化的背景に造詣の深い専門家による特別講演を開催します。貴重な建築空間を会場に、東山大茶会が持つ物語をより深く味わうための時間をお届けします。
■このプロジェクトで実現したいこと
東山大茶会は、ただイベントを開催することだけが目的ではありません。
私たちが目指しているのは、建築文化を未来へつないでいくための「新しい仕組み」をつくることです。
京都には数多くの歴史的建築があります。しかし、その価値を守り、維持し、次世代へ引き継ぐことは簡単ではありません。
建物を維持する人がいる。
活用する人がいる。
その価値を理解し、応援する人がいる。
そうした関係性があってはじめて、建築文化は未来へ受け継がれていきます。東山大茶会を通じて、建築と人との新しい関係を育みたい。建築を愛する人を増やしたい。文化を支える仲間を増やしたい。
それが私たちの願いです。
■期間と目標
実施期間:2026年7月18日(土)12:00~2026年10月12日(月)23:59
目標金額:2,000,000円
■注目のリターン
10/24 9:00〜11:00【對龍山荘】“秘蔵の別邸”開園前に貸切案内、植彌加藤造園8代目とめぐる数寄者が極めた名庭
長く非公開だった“秘蔵の別邸”「對龍山荘」。七代目小川治兵衛が改修に関わった名庭を、植彌加藤造園八代目社長で京都芸術大学大学院教授の加藤友規さんの案内で、開園前から見学する特別ツアーです。庭を「見る」のではなく、庭をつくり、守り続けてきた人の視点から「居る」体験。数寄者たちが愛した庭園美の核心に触れる、またとない機会です。
11/3 13、14、15時【各回限定2名】建築家・杉浦久子の旅する茶室「WA-AN 和庵」特別茶会にご招待
建築家・杉浦久子さんが手がけるアートな茶室「WA-AN 和庵」での特別茶会です。固定された建築ではなく、場所を選ばず「居る」ことを可能にするこの茶室は、令和における数寄空間の新しい可能性そのもの。会場となるパビリオンコートは、かつての東山大茶会でも会場となった粟田山中邸。茶会の余韻とともに名建築見学もお楽しみいただけます。2026年京都モダン建築祭パスポート(通期パス)付き。
おでかけセット(建築祭トートバッグ・CF限定くつした・オリジナルてぬぐい)

京都モダン建築祭オリジナルトートバッグ&てぬぐい、クラウドファンディング限定くつしたの3点セット。実用性と京都らしい佇まいを兼ね備えたアイテムで、建築・茶会めぐりの時間をより豊かにしてください。トートは今年の新色ブラウン、てぬぐいはキーカラーのレッド、くつしたは限定カラーのホワイトです。くつしたサイズ:ONE(24.0-27.0)
その他のリターンや詳しい内容はクラウドファンディングサイトをご確認ください。
THE KYOTO Crowdfunding について
THE KYOTO Crowdfundingは、株式会社京都新聞社が運営しています。
運営団体:株式会社京都新聞社
責任者:代表取締役社長 大西祐資
所在地:京都市中京区烏丸通六角下ル七観音町634 ONEST京都烏丸スクエア京都新聞社
電話:075-241-5831
メール:thekyoto@mb.kyoto-np.co.jp
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