【40代100人調査】AI検索vs従来型検索(Google等)の信頼性・使い分け実態調査|SEO会社ランクエスト調べ

https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ SEO対策で検索順位No1(注)を獲得したランクエストが40代のAIと従来型検索の使い分けの実態を調査

株式会社eclore

生成AIの普及とともに、検索方法の選択肢が多様化しています。特に仕事や生活で頻繁に情報検索を行う40代は、従来のGoogleやYahoo!などの検索エンジンと、ChatGPTやGeminiなどのAI検索サービスをどのように使い分けているのでしょうか?

そこで、SEO対策で検索結果1位(※注)の実績を持つランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は、40代男女100名を対象に調査を行い、「利用シーン」「情報の信頼性」「使い分けの理由」などを明らかにし、AI(ChatGPTやGemini 等)と従来型検索(GoogleやYahoo! 等)の役割分担や今後の課題を紐解きます。

目次

◆ 調査1: 従来型検索とAI検索の使い分け実態

  1-1. 検索行動の主軸は“従来型”

  1-2. AI検索の主軸利用は限定的
◆ 調査2: 情報の信頼性

  2-1. 従来型検索への信頼が根強い

  2-2. 信頼の判断が難しい層も一定数

  2-3. AI検索への信頼は限定的
◆ 調査3: AI検索の活用場面

  3-1. AI活用の中心は速報性や理解の補助

  3-2. 補助的な用途にも利用が拡大

  3-3. 判断や信頼を求める用途には慎重

◆ 調査4: 従来型検索の活用場面

  4-1. 情報確認や速報系用途が中心

  4-2. 実生活に役立つ調べ物にも強み

  4-3. 判断や表現支援には限定的

◆ まとめ: 検索ツールの特性と利用シーンの差異

  ✓ 従来型検索が圧倒的に支持される用途

  ✓ AI検索(ChatGPT等)が優位性を発揮する用途

  ✓ 拮抗・使い分けが進む領域

  ✓ 情報の信憑性・確認は依然として従来型が優勢

  ✓ AI検索は“使わない”層も多い

  ✓ 調査結果から導く、40代の検索スタイルの核心

(注) 2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。

1.情報検索の際に、従来型検索エンジン(GoogleやYahoo! 等)とAI検索   (ChatGPTやGemini 等)をどのように使い分けていますか?

1-1. 検索行動の主軸は“従来型”

  • 最も多かったのは「ほぼ従来の検索エンジンのみ」で66.0%(66人)。使い慣れた操作性や出典の明確さが評価されており、情報収集手段としての信頼感はいまだ根強いようです。

  • 次に多かったのは「従来型が主でAI検索は補助的に使う」で21.0%(21人)。必要に応じてAIを取り入れる実用的なスタイルが一部に浸透している様子がうかがえます。

  • これら2つの選択肢を合わせると、87.0%が従来型検索エンジンを主な情報収集手段として利用していることが分かります。

1-2. AI検索の主軸利用は限定的

  • 「ほぼAI検索のみ」や「AI検索が主」とする人はいずれも1割未満。AIの利便性は一定評価されつつも、検索の主軸として活用する層はまだ限定的です。出典表示の曖昧さ等が、検索行動における中心利用のハードルになっていると考えられます。

2.従来型検索エンジン(GoogleやYahoo! 等)とAI検索(ChatGPTや    Gemini 等)、どちらの情報が信頼できますか?

2-1. 従来型検索への信頼が根強い

  • 最も多かったのは、「従来型検索の方が信頼できる」と「どちらも同程度に信頼できる」で、それぞれ31.0%(31人)でした。従来型検索は出典や複数ソースを比較できる安心感がある一方で、AI検索も従来型検索と同程度に信頼できると考える層も同じ割合で存在していることがわかります。

2-2. 信頼の判断が難しい層も一定数

  • わからない/判断できない」と答えた人は25.0%(25人)で、検索の信頼性について即断を避ける層が一定数存在しています。

  • この結果からAI検索における回答の一貫性の欠如や従来型検索でも情報が錯綜する現状において、40代がより慎重であることが推察できます。これは、40代が情報検索において豊富な経験を持ち、多くの情報源を比較する習慣があるため、情報の正確性を即断できないことが要因と考えられます。

2-3. AI検索への信頼は限定的

  • 「AI検索の方が信頼できる」は5.0%(5人)にとどまり、信頼の軸としてAIのみを選ぶ人はまだごく一部に限られています。

3.検索においてのAIチャットサービス(ChatGPTやGemini 等)活用場面   ※複数回答可

3-1. AI活用の中心は速報性や理解の補助

  • AIチャットを活用している人の中では、「最新のニュースや天気」が21.0%(21人)、「専門分野や複雑な情報の解説」が20.0%(20人)、「用語や意味の確認」が18.0%(18人)といった項目が多く挙げられました。速報性や概念整理のしやすさといったAIチャット特有の強みが、情報取得の補助として活かされている様子がうかがえます。

3-2. 補助的な用途にも利用が拡大

  • 「商品やサービスの口コミの要約」は17.0%(17人)、「文章作成やアイデア出し」は16.0%(16人)と、日常生活や業務支援での利用も一定数見られました。検索よりも一歩踏み込んだ使い方として、発想支援や情報整理の役割を担っている点が特徴的です。

3-3. 判断や信頼を求める用途には慎重

  • 一方で、「個人的な相談やアドバイス」「情報源や信憑性の確認」はともに9.0%(9人)にとどまりました。AIの回答に依存しすぎることへの警戒感から、判断を伴うテーマでは活用を控える傾向が読み取れます。

4.従来型検索エンジン(GoogleやYahoo! 等)の活用場面 ※複数回答可

4-1. 情報確認や速報系用途が中心

  • 最も多かったのは「用語や意味の確認」で41.0%(41人)、次いで「最新のニュースや天気」が40.0%(40人)となっており、即時性や基礎情報の確認を目的とした利用が中心となっています。従来型検索エンジンが持つ網羅性や多様な情報源が、こうした用途で特に重宝されていると考えられます。

4-2. 実生活に役立つ調べ物にも強み

  • 「商品・サービスの口コミ」は32.0%(32人)、「地域の店や施設情報」は27.0%(27人)と、日常生活に直結する実用的な情報の検索にも広く活用されていました。

  • また、「専門分野や複雑な情報の解説」も26.0%(26人)と一定の支持があり、深いテーマにも対応できる検索手段として信頼されている様子がうかがえます。

4-3. 判断や表現支援には限定的

  • 一方、「情報源や信憑性の確認」は18.0%(18人)、「個人的な相談やアドバイス」は6.0%(6人)、「アイデアや文章作成支援」は3.0%(3人)と、判断支援や創造的な用途での活用は限定的でした。

▼ 以上の調査1~4の結果を踏まえ、従来型検索(GoogleやYahoo! 等)とAI検索(ChatGPTやGemini 等)がどのようなシーンで使い分けられているのか、改めて以下に整理します。

まとめ:検索ツールの特性と利用シーンの差異

✓ 従来型検索(Google等)が圧倒的に支持される用途

  • 「用語や意味の確認」(41.0%)や「最新のニュースや天気」(40.0%)、「商品・サービスの口コミ」(32.0%)、「地域の店や施設情報」(27.0%)など、事実確認や網羅性・客観性が重視されるシーンでは従来型検索の圧倒的な信頼性が見て取れます。

  • これは、Google等が多数の情報源を比較できる点や、出典の明確さ、速報性・網羅性といった従来型検索の強みがユーザーにとって欠かせない基準となっているためと考えられます。

✓ AI検索(ChatGPT等)が優位性を発揮する用途

  • 一方、「アイデアや文章作成支援」(AI検索16.0%、従来型3.0%)や「個人的な相談やアドバイス」(AI検索9.0%、従来型6.0%)ではAI検索の創造力や対話性に対する期待感が際立っています。ユーザー自身の考えを深めたい、ひと味違うアイデアを得たいといった『創造的』なニーズや、『主観的』『パーソナル』な課題に対してはAI検索の方が頼りにされやすい傾向が見て取れます。

✓ 拮抗・使い分けが進む領域

  • 「専門分野や複雑な情報の解説」(従来型26.0%/AI検索20.0%)では両者の数値が比較的近く、シーンによって使い分けが進んでいることが推察されます。

  • AIは要約やわかりやすい解説が得意な一方、従来型検索は複数のソースを比較検証したい場合に好まれるため、ユーザーの目的や信頼性の重視度合いによって使い分けられていると考えられます。

✓ 情報の信憑性・確認は依然として従来型が優勢

  • 「情報源や信憑性の確認」では従来型(18.0%)がAI検索(9.0%)の2倍となっており、根拠の明示やファクトチェックの領域では従来型検索が依然として高い信頼を集めています。

  • AI検索は利便性やスピードで評価されつつも、正確性や情報の裏付けを求める場面では慎重な姿勢が続いていることが伺えます。

✓ AI検索は“使わない”層も多い

  • 「特に利用しない」と回答した人がAI検索では46.0%と、従来型(21.0%)の2倍以上となっています。AI検索が一般的な情報収集の手段として定着するには、まだ課題が多いことを示唆しています。理由としては、習慣化の遅れや信頼性への懸念、利用目的の限定などが考えられます。

✓ 調査結果から導く、40代の検索スタイルの核心

  • 今回の調査により、情報収集頻度が高い40代では依然として従来型検索エンジンの利用が主流であることが分かりました。特に情報の客観性や網羅性を重視するシーンでは従来型検索が高い支持を集めており、検索結果の出典や情報の信頼性を重視する40代特有の検索リテラシーが背景にあると考えられます。

  • 今回の調査を通じて、検索手段が多様化した現代においても、情報感度の高い40代は依然として従来型検索エンジンを主軸とし、客観性や網羅性、出典の明確さを重視していることが明確になりました。

  • 一方、AI検索は40代にとって新たな価値を提供し始めており、情報収集を超えた創造的な発想のサポートや個人の課題に対する相談対応などで一定の支持を得つつあります。ただ、根拠の曖昧さが残る現状では、重要な判断を伴う場面におけるAIの利用は限定的です。

  • 今後、40代がAI検索を積極的に取り入れるためには、AI回答の根拠提示や情報透明性を高めることが不可欠です。さらに、40代特有の検索ニーズ(実務的な業務支援や趣味の情報深掘りなど)に特化したAI機能の提供が重要になるでしょう。

  • 長期的には、情報リテラシーが高い40代だからこそ、従来型検索とAI検索を併用した高度な検索活用術が広まる可能性があります。両者のツールの特性を適切に理解し、目的や状況に応じて柔軟に使い分けることが、検索行動における新たなスタンダードになることが期待されます。


監修者:杉本 貴之(Takayuki Sugimoto)

株式会社ecloreにて年間120社超のSEOコンサルを担当。SEO分野で培った分析力と多数の企業との豊富なコミュニケーション経験を活かし、消費者の購買行動や市場動向を深く理解。

一次情報に基づくコンテンツの監修を通じ、信頼性が高く質の優れた情報発信を積極的に行っている。

【保有資格】SEO検定1級、Googleアナリティクス認定資格

調査概要

調査日: 2025年7月29日

調査対象地域: 全国

調査機関: Freeasy

調査方法: オンラインアンケート調査

調査対象・人数: 40~49歳の男女100名

<<調査結果の利用条件>>

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コンテンツを高品質に維持するために、全ての記事構成を内製で対応しています。毎週更新される100以上の厳格なコンテンツ制作ルールを遵守しつつ、必ず編集長がチェックする徹底的な品質維持体制をとっています。さらに、SEO効果の高いオリジナルコンテンツの制作も対応可能です。

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未上場
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5000万円
設立
2008年01月