6月2日は「世界摂食障害の日」ミュゼプラチナム×日本摂食障害協会 ミュゼ女性会員約4,000名を対象にした共同調査「やせやダイエットによる健康障害の認識度調査」発表
~10代の認識度の低さが明らかに~
全国に195店舗(※1)のサロンを展開し、売上・店舗数(※2)、顧客満足度No.1(※3)美容脱毛サロン『ミュゼプラチナム』を運営する、株式会社ミュゼプラチナム(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:沼田 英也)は、6月2日の「世界摂食障害の日」に開催される、「世界摂食障害アクションディ2019 -World Eating Disorders Action Day-」に向けて、一般社団法人日本摂食障害協会と共同で「やせやダイエットによる健康障害の認識度調査」を実施いたしました。
「世界摂食障害アクションディ2019 -World Eating Disorders Action Day-」は、摂食障害で苦しむ方やその家族、専門家や研究者、サポーターらが国境を越えて団結し、摂食障害の啓発と支援活動を世界中で同時に行っています。
ミュゼプラチナムが一般社団法人日本摂食障害協会と共同で実施した「やせやダイエットによる健康障害の認識度調査」は、ダイエットをしている、あるいはこれからする予定の女性にむけて、やせの状態が続くことによるリスクや、短期的に大幅に体重を減らすことによるリスクを知っていただきたい、という思いから実施いたしました。
本調査結果では、健康障害に関する認識度が、年齢別でみてみると10代が最も低く、ダイエット経験別でみてみると、ダイエット経験がある人のほうが、認識度が高いという結果がでました。この結果から、10代のうちから、将来のQOL(Quality of Life)に関わる情報提供を行うべきであることや、ダイエット経験者が健康障害に関する知識を得た経緯を探っていく必要があることがわかりました。
本取り組みは、ミュゼプラチナムが行う社会貢献活動「ハッピープロジェクト」のひとつであり、ミュゼプラチナムの女性会員約4,000名の協力のもと行われました。ミュゼプラチナムはこれからも“より多くの女性に「Happy」を届けたい”という想いをこめて、この活動に取り組んでまいります。
【調査結果サマリー】
● ダイエット経験者の31.12%はトラブルを経験
●健康障害に対する認識度、10代の正答率が低く、ダイエット経験者の正答率が高い
●10代において、歯や月経に関する質問は正答率が低い
●ダイエット経験者の31.12%はトラブルを経験
ダイエットをしたことがある、と回答した人は全体の73%と非常に多く、その方法としては1位が「カロリーや食事量の制限」で53%と、半数以上が食事制限を行っているということがわかりました。
また、ダイエット経験者のうち31.12%はトラブルを経験した、と回答しており、トラブル内容1位は「月経の乱れ・無月経(25%)」、2位は「体力の低下など(19%)」、3位は「貧血・立ちくらみなど(11%)」という結果となりました。
●健康障害に対する認識度、10代の正答率が低く、ダイエット経験者の正答率が高い
健康障害に関する認識度についての問いに全体の平均点(83点)より高い人を「ダイエットに伴う健康障害の認識度が高い」と判断した際、認識度が高い人の割合は、10代は38.58%、20代は50.79%、30代は44.51%、50代は47.66%という結果となり、各年代の中で10代が最も低いことがわかりました。
また、ダイエット経験別で認識度の違いをみてみると、認識度が高い人の割合は、ダイエット経験ありで51.37%、ダイエット経験なしで42.57%となり、ダイエット経験がある方のほうが認識度が高い、ということがわかりました。
ダイエット経験者は自らの経験から健康障害を学んだのか、あるいは、健康障害について良く知っている上でダイエットをしたのかは本調査では明らかではありませんが、もし、認識度が高いにも関わらず不必要なダイエットを行ったのなら、その心理の解明が必要になるでしょう。
●10代において、歯や月経に関する質問は正答率が低い
健康障害に関する認識度を調べる設問の中で、10代での正答率が50%未満だった項目が3つあり、「骨密度が低い人は、通常の歯科用インプラントが施術できなくなることもある(正解は〇)」45.32%、「やせすぎの人では、筋肉量が減り代謝が低下するのでかえって太りやすい体質になる(正解は〇)」47.57%、「意図的な嘔吐を繰り返すと歯が溶ける(正解は〇)」49.44%でした。
また、「やせすぎで無月経になったとしても、体重さえ回復させれば月経もすぐに再開する(正解は×)」という問いには、20代~40代の正解率は70%以上だったにも関わらず、10代は60.30%で、正答率が低いことがわかりました。
本調査結果より、10代では歯に関する知識や月経に関する知識が乏しいということがわかりました。歯は一度溶けてしまうと、もう元には取り戻せませんし、月経は妊娠出産に関わる大切なものです。
将来のQOLに大きく影響を及ぼすこれらの知識を、10代から情報提供していかなければならないでしょう。
【調査概要】
調査日:2019年1月19日(土)~2月28日(木)
調査方法:インターネット調査
調査人数:4,125名
属性:10代〜50代 ミュゼプラチナム会員の女性
調査監修:一般社団法人日本摂食障害協会 菅原彩子
■一般社団法人 日本摂食障害協会について
一般社団法人日本摂食障害協会は摂食障害の支援、啓発、予防を目指して設立されました。社会に対して食と健康に対する正しい知識を啓発し、摂食障害になりにくい社会の実現を目指して活動しております。
▶日本摂食障害協会についてはこちら:https://www.jafed.jp/
■ミュゼハッピープロジェクトについて
ミュゼハッピープロジェクトとは、美容とヘルスケアの分野から女性の未来を守るプロジェクトです。ミュゼプラチナムのサロンスタッフ・お客さまは全て女性です。“全ての女性のキレイをお手伝いする”ため、摂食障害や女性疾病に関する勉強会の定期的な実施やイベントなど、女性に寄り添ったサービスと女性の幸せのため、活動を行っております。
これからもミュゼプラチナムは、企業理念である『歓喜共感』に込められた『お客さま、同僚、家族、社会、全ての関与者と喜びを分かち合える企業』を実践するため、持続的な成長と、ゆたかな社会づくりに貢献する社会貢献活動を行ってまいります。
▶ミュゼプラチナムのハッピープロジェクトについてはこちら:https://musee-pla.com/csr/concept/
(※1)2019年4月末日時点
(※2)東京商工リサーチ調べ(2018年7月調査時点/美容脱毛売上比率50%以上を専門店と定義)
(※3)株式会社日本能率協会総合研究所調べ 2018年10月時点
株式会社ミュゼプラチナムは、RVH(東証二部:6786)のグループ企業です。
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