「辛口産経」片手に佐渡と日本の離島・地方を考える 「佐渡島学校蔵ナイト」に読者ら40人参加
産経新聞社が造ったオリジナル酒「佐渡 学校蔵発 辛口産経」を飲みながら、佐渡島を知るイベント「辛口産経を飲む! 語る! 佐渡島学校蔵ナイト」が11日、東京・大手町の産経新聞東京本社で開かれ、読者約40人が参加し、離島や地方の現状について考えました。
佐渡の酒蔵「尾畑酒造」(本社・新潟県佐渡市真野新町、社長・平島健)は「日本で一番夕日がきれいな小学校」とうたわれながらも廃校となった旧・西三川小学校の木造校舎を「学校蔵」に改造し、酒造りの場として平成26年に運営を開始しました。「酒造り」「学び」「交流」「環境」の4本柱を掲げ、島内外の交流や酒造りを学べる場としても活用しています。
「辛口産経」は産経新聞社が27年末、新潟支局の市川雄二記者が学校蔵を取材し、会社全体でその趣旨に賛同し、応援しようと製造に取り組んだものです。
28年にタンク1本分を製造するプロジェクトがスタートし、市川記者は酒米の田植え、1週間泊まり込んでの仕込み体験などを取材し、記事にしました。第1弾は約1600本を製造し、9月の発売後わずか10日で完売しました。2年目となる昨年は若手の松崎翼記者が同様に体験。製造した約1900本は昨年末に完売しました。
当日のイベントでは、北海道や対馬の防衛・外国人による土地の買い占めなどを取り上げた産経新聞の企画「島が危ない」の筆者、宮本雅史編集局編集委員が「島が危ない~佐渡 今そこにある危機」のテーマで講演しました。全国各地の離島の防衛や外国人の大量来島が課題となる中、佐渡も例外でないと強調。「地方に住む人が持つ危機感を、そこに住んでいない人が感じることは難しい。しかし、一人でも多くの方に知ってもらい、対応していかないと本当に危ない」と語りました。
次いで尾畑酒造の尾畑留美子専務が同社の酒造りや学校蔵を推進する意義、佐渡の良さなどを紹介しました。
講演後は、用意された「辛口産経」と尾畑酒造の「真野鶴 辛口純米酒」「真野鶴 緑紋」が参加者に振る舞われ、宮本編集委員、尾畑専務らと交流。最後に、乾正人編集局長が「産経新聞は今後も、神戸で辛口産経ワイン、長野で七味唐辛子など、オリジナル製品を予定しており、地方振興を応援していきます」と挨拶しました。
参加者からは「普段なかなか会えない記者や蔵元の話が聞けてよかった」「辛口産経が特においしかった。また造ってほしい。今度は売り切れる前に買いたい」などの声が上がっていました。
※「佐渡 学校蔵発 辛口産経」は酒米を100%使用していますが、酒造免許の関係で、リキュール扱いとなります。
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