予防医学専門家／公衆衛生学博士岡本真澄氏、入鹿山未来創造研究所代表取締役所長入鹿山剛堂氏、WizWe習慣化研究所に研究員として参画

株式会社WizWe

2025年12月25日 13時00分

　習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を開発・運営する株式会社WizWe（ウィズウィー、所在：東京都千代田区、代表取締役CEO：森谷幸平、以下「WizWe」）の研究機関であるWizWe習慣化研究所に、予防医学専門家／公衆衛生学博士岡本真澄氏と入鹿山未来創造研究所代表取締役所長入鹿山剛堂氏が研究員として参画いたします。

「Smart Habit」は、リアルなサポーターによる伴走と、行動経済学・データ分析・AIを融合した仕組みにより、人々の継続的な行動変容を支援するサービスです。教育、フィットネス、ヘルスケアなど多様な分野で、行動習慣の定着をサポートしています。

　今回、予防医学・公衆衛生の専門的知見を有する岡本氏と、AIの実装・応用研究の第一人者である入鹿山氏にWizWe習慣化研究所の研究員として参画いただくことで、科学的エビデンスに基づく習慣改善とAI技術を融合した研究体制を強化します。

　両氏の専門性を活かした研究を通じて、健康増進や生活習慣改善の支援における効果検証をさらに深化させ、実効性の高い「習慣化」の社会実装を推進してまいります。

■WizWe習慣化研究所とは

WizWe習慣化研究所では、過去4万人分の行動データをもとに、専門の研究員が学術的な研究手法に基づいた分析を行っています。分析結果から導き出された習慣化のノウハウは、学術理論による裏付けとともに最適化され、Smart Habitの習慣化サポートサービスに実装されています。

WizWe習慣化研究所：https://wizwe.co.jp/lab/

＜習慣化に関する研究論文（抜粋）＞

・「企業語学研修において研修担当者が学習者のパフォーマンスに与える影響　Smart Habitを用いた3～6ヶ月間の英語研修を対象とした事例比較」（日本社会心理学会第63回大会：2022年）

https://iap-jp.org/jssp/conf_archive/detail.php?s=2022-A-0095

・「高齢者のスロージョギング習慣化支援を目的としたLINE 対話型伴走サポートの効果」（日本社会心理学会第65回大会：2024年）

https://iap-jp.org/jssp/conf_archive/detail.php?s=2024-A-0104

・「フィットネスクラブ新規入会者を対象としたLINE対話型伴走サポートによる来館促進の効果」（日本心理学会第88回大会：2024年）

https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jpa2024/presentation/3A-102

・「ドライバーを対象とした睡眠改善プログラムにおける参加者の行動段階と成果の関連」（日本心理学会第89回大会：2025年）

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000219.000035684.html

■岡本真澄氏プロフィール

WizWe習慣化研究所研究員

予防医学研究者・実務家。公衆衛生学博士（健康行動科学・疫学）。行動変容・デジタルヘルス・女性の健康が専門。5,000人超の長期コホートや14万人規模データの解析、スマホアプリを使った生活習慣改善の研究の設計・実施を担当。自治体や企業と連携し、科学的エビデンスに基づく政策やビジネス・事業を設計・評価。保健師として、職域において特定保健指導にあたった経験も有する。前職は国際協力機構JICAにて、アフリカ・アジアの保健プロジェクトを手掛け多国籍チームをマネジメント。WHO等との国際機関との連携の経験も豊富。

Linkedin: https://www.linkedin.com/in/masumiokamoto/

■入鹿山剛堂氏プロフィール

株式会社入鹿山未来創造研究所代表取締役所長

WizWe習慣化研究所研究員

1970年代よりティーチングマシンやロボット等の開発を行い、80年代にはCGや音楽ソフト、それに日本初の本格的グループウェア「LANWORLD」を独自に開発。2000年代初頭に大手通信会社にて、世界に先駆けスマートウォッチやスマートフォンの開発を主導するなど、テクノロジーの実装と社会応用を牽引してきた。2014年、株式会社入鹿山未来創造研究所を設立。現在は、AI・IoT・DX・モバイル分野での研究開発や新製品・新規事業開発支援を行い、産業と社会のイノベーション推進に取り組んでいる。IoTリサーチ＆デザイン理事、AIリーガルテクノロジー機構理事長、MCPCビジネスDX委員会顧問、日本ロボット・セラピー推進協会理事、日本メタデータ協議会理事長

＜習慣化プラットフォーム「Smart Habit」とは＞

　Smart Habitは、社会心理学・行動経済学の専門家が、4万人分の行動データをもとに導き出した習慣形成理論に基づく、行動継続を支援するプラットフォームです。「三日坊主」をなくすことを目指し、習慣化サポーターとユーザーとの間に会話を通じてラポール（親密な信頼関係）を築くことで、離脱因子を徹底的に取り除き、継続的な行動を促します。

　また、リアルなサポーターによる伴走と自動化プログラムの組み合わせにより、1人のサポーターが同時に最大3,000名のユーザーを支援することが可能です。2018年のサービス開始以来、ユーザー数は順調に増加し、これまでに累計4万人以上の方をサポートしてきました。語学をはじめとする教育分野での学習習慣化支援として、多くの大手企業に導入され、学習完了率70％以上という高い成果を上げています。

　さらに2021年からは、蓄積されたノウハウをもとに、他分野への展開を本格化。「Smart Habit LTV」では、サブスクリプション事業者向けにチャーン防止とLTV向上を支援し、「Smart Habit Healthcare」では、ヘルスケア領域における習慣化支援を行うなど、フィットネスやヘルスケア業界へのサービス拡大を進めています。