浪人生の5割弱が現役時代に合格した大学があったと回答、浪人理由は「第一志望へのこだわり」 ~大学全入時代の浪人生活の実態を調査~

スタディプラス

スタディプラス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣瀬高志、以下スタディプラス)のStudyplusトレンド研究所は、2023年10月25日(水)から10月27日(金)にかけて学習管理アプリ「Studyplus」上で全国の浪人生・大学生を対象に「大学受験の浪人生活に関する調査」を実施、351名から回答を得ましたのでご報告いたします。大学共通テストが来月に迫る中、目標に向かって頑張る受験生を、スタディプラスは応援しています。

大学受験の浪人生活に関する調査 トピックス

浪人生および浪人経験者のうち、現役時代に合格した大学があった割合は5割弱。第一志望へのこだわりから、浪人を選択。

浪人生活の最大の悩みは「孤独」。浪人生は成績の伸び悩み、仮面浪人生は大学との両立にも悩みを抱える傾向。成績向上や友人との繋がりに、楽しさ・嬉しさを感じる傾向も。

浪人生は「塾・予備校」に7割が通う。仮面浪人生は6割が自学自習、「塾・予備校」より「通信教育」を選ぶ傾向も。

浪人生は7割以上、仮面浪人生は半数以上が「浪人して良かった」と回答。


◆本調査の概要

  • 調査対象 :  全国の「Studyplus」ユーザー(浪人生・大学生・大学院生)

  • 回答者  :  351名

    • 【属性分類】浪人生211名、浪人経験者(大学生・大学院生)93名、仮面浪人生(大学生)47名

  • 調査方法 :  学習管理アプリ「Studyplus」上でアンケート回答を依頼し、オンラインで回答を回収。

  • 調査時期 :  2023年10月25日〜10月27日

    ※本リリースにおけるデータは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。


本調査結果については、Studyplusトレンド研究所の公式サイトでも紹介しています。

 https://www.trend-lab.studyplus.jp/post/20231227



■ 現役時代(高校3年生時の大学受験)を振り返って

【調査項目①】現役時代(高校3年生時の大学受験)、何月頃から受験勉強を開始しましたか?(単一回答)

【回答①】最多は「高校3年生の1学期~夏休み」。1割が「受験直前」「とくにしていなかった」と回答。


【調査項目②】現役時代、第一志望以外の大学を何校受験しましたか?(単一回答)

【回答②】現役時代は「4校以上」が最多、複数大学を受験していた傾向。


【調査項目③】現役時代、合格した大学はありましたか?(単一回答)

【回答③】5割弱が現役時代に合格した大学があった中で浪人を選択。 ※仮面浪人生を含めず


■ 浪人の理由・浪人生活の実態

【調査項目④】現役で大学に合格していても浪人することを決めた理由は何ですか?(複数回答)

※現役時代に合格した大学があったものの浪人中または浪人経験のあるユーザーが対象

【回答④】第一志望へのこだわりの強さから浪人することを決めている。


【調査項目⑤】あなたが浪人した要因はどのようなものでしたか?(複数回答)

【回答⑤】

・浪人生・浪人経験者は、「求められる学力が高かったから」が最多。

・仮面浪人生は、「当初から仮面浪人することを決めていたから」が最多。


【調査項目⑥】浪人生活/仮面浪人生活で苦労していること、つらいことがあれば教えてください。(自由記述回答をジャンル分けして分析)

【回答⑥】

・浪人生・浪人経験者、仮面浪人生ともに、「孤独」がキーワード。

・浪人生は「成績の伸び悩み」、仮面浪人生は「大学との両立」に苦労を感じている傾向。


【調査項目⑦】浪人生活/仮面浪人生活で楽しいこと、嬉しいことがあれば教えてください。(自由記述回答をジャンル分けして分析)

【回答⑦】

・浪人生・浪人経験者、仮面浪人生ともに、「成績が上がった、問題が解けた時」にポジティブになっている。

・「孤独」とは逆に、友人との繋がりに楽しさや嬉しさを感じる傾向も。


【調査項目⑧】浪人したことについて、現在はどのように思っていますか?(単一回答)

【回答⑧】浪人生は7割以上、仮面浪人生は半数以上が「浪人して良かった」と回答。


■ 塾・予備校や通信教育の利用状況、今年度の受験校

【調査項目⑨】現在(または浪人生時代に)、塾・予備校や通信教育を利用していますか? or 利用していましたか? 利用していたものをすべて教えて下さい。(複数回答)

【回答⑨】

・浪人生は7割以上が「塾・予備校」を利用。

・仮面浪人生は「何も利用していない」が6割。「塾・予備校」より「通信教育」の活用率が高い。


【調査項目⑩】今年度は第一志望以外の大学を何校程度受験しますか? or 浪人中、第一志望以外の大学を何校程度受験しましたか?(単一回答)

【回答⑩】浪人生は「4校以上」が最多で4割。仮面浪人生は「他の大学は受験しない」が最多で3割。


【調査項目⑪】現在の第一志望大学について、現役時代の志望度はどの程度でしたか?(単一回答)

【回答⑪】浪人生・仮面浪人生ともに、半数以上が現役時代も第一志望だったと回答。


【調査項目⑫】最後に、今年の受験生に向けてメッセージがあればお願いします!


【回答⑫】主なコメントは以下の通り。

  • 浪人生

    『日々の積み重ねというのは本当に大事な事だと浪人して感じます。まあいいや、の後回しが受験本番で自分に返ってきます。妥協せずにお互い志望校に向けて頑張りましょう!!』

    『受験が終わった後にあの時こうしておけばよかったと後悔しないように一分一秒を惜しまず勉強に励んでください!』

  • 浪人経験者(大学生・大学院生)

    『受験勉強をする時間は人生100年時代のうちのたったわずかです。逃げ出したくなる気持ちは非常にわかりますが、マイナス思考になる時間は何よりも勿体無いです。今の経験は必ずどこかで役に立ちます。努力を積み重ねている皆さんを応援しています。』

    『思いが強ければ絶対叶います!大丈夫です!不安だったり、ほんとに先が見えない辛い時期が続くと思うけど、その先には本気で楽しい未来が待ってます!』

  • 仮面浪人生

    『模試の成績は、良ければ「この調子で頑張ろう」と捉え、悪ければ「もっと頑張ろう」と捉えることを心がけましょう。自信があった模試が悪いと落ち込みますが、それがモチベーションの低下に繋がるようなことがあってはなりません。模試は過去の成績です。今のあなたは必ずもっと成長している。模試はお守りです。信用も信頼も出来るものですが、それに振り回されないようにしてください。』

    『志望校を下げてしまったらこの先の人生で悔いが残ってしまうので、絶対に第1志望は諦めないようにしましょう!』



■ Studyplusトレンド研究所 調査所感


今回は、受験勉強に向けて日々努力をしている浪人生、浪人生活を経て大学生になった浪人経験者、大学に通いながら受験勉強をしている仮面浪人生を対象に調査を実施しました。

大学全入時代とも言われている中で浪人を選択する理由や、浪人生活の実態について、生の声を集めました。


浪人生の約半数は、合格した大学があった中で浪人生活を選んだことが分かりました。その理由を聞くと第一志望にこだわるさまざまな理由が見られており、目標に向かう強い意志が感じられます。

その上で臨んでいる浪人生活は、「孤独」との闘いであることがわかるような声が集まっており、自身の成績を上げることや友人との繋がりを通じて、なんとか前に進んでいることもわかります。


一番注目したいのは、「浪人したことについて、現在はどのように思っていますか?」という質問に対して、浪人生・浪人経験者は7割以上、仮面浪人生は5割以上が「浪人して良かった」と回答しています。良いことも悪いこともある受験生活を通じて多くの受験生が成長し、自身でもそれを実感していることが分かります。


受験当日までのラストスパートを、全力で駆け抜けて頂きたいと思います。


本調査結果については、Studyplusトレンド研究所の公式サイトでも紹介しています。 https://www.trend-lab.studyplus.jp/post/20231227




■学習管理アプリ「Studyplus」 概要

「Studyplus」は、日々の勉強を記録・可視化し、ユーザー同士でシェアして励まし合うことができる学習管理アプリです。 

ユーザーの自己調整学習、学習モチベーションの維持・向上をサポートします。

累計会員数800万人以上、大学受験生の2人に1人が利用しています。https://www.studyplus.jp/
※アプリダウンロードURL

App Store:https://apps.apple.com/jp/app/apple-store/id505410049

Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.studyplus.android.app


■「Studyplusトレンド研究所」 概要

「Studyplusトレンド研究所」は、日本最大級の学習管理アプリ「Studyplus」のユーザーを通じて、次代を担う若者の「いま」を見つめるための研究所です。

若者の学校生活や学習・受験といった側面から、好きなアーティストや消費行動といった生活者の側面まで、これからの新しい時代の「トレンド」を研究していきます。

https://www.trend-lab.studyplus.jp/


■スタディプラス株式会社 概要

  • 所在地:東京都千代田区神田駿河台2丁目5−12 NMF駿河台ビル4階

  • 代表取締役:廣瀬高志

  • 事業内容:学習管理アプリ「Studyplus」、教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」の運営

  • 設立:2010年5月20日





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会社概要

スタディプラス株式会社

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URL
https://info.studyplus.co.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都千代田区神田駿河台2-5-12 NMF駿河台ビル4階
電話番号
-
代表者名
廣瀬高志
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2010年05月