株式会社アイ・グリッド・ソリューションズとの資本業務提携について
~エネルギー分野における新たな事業価値の共創と発展に向けて~
1. 背景と目的
2050 年カーボンニュートラルの実現へ向けた取り組みとして、太陽光発電設備の導入が加速度的に拡大しております。その中でも利用者において、初期費用とメンテナンス費用が掛からないPPAモデル(Power Purchase Agreement:電力販売契約)の採用が進んでおり、同モデルの今後更なる普及が予想されております。
当社は、これまで静岡県をメインに東海エリア全般で太陽光事業を推進し、このエリアでの顧客基盤と、自社にて一貫したEPC機能(設計・調達・施工)を強みに、約1,200サイト、120MWの発電所を開発(グループ会社との合算)してまいりました。
このたび、オンサイトPPA事業のトップランナーであるアイ・グリッドと資本業務提携することで、当社の営業基盤とアイ・グリッドのナレッジの双方を活かし、PPA事業による再生可能エネルギーの更なる拡大に努めます。また、太陽光等の創エネルギーシステムだけでなく、蓄電池やEV等を組み合わせた創畜連携システムの提供など、エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネスへの展開を図ってまいります。
2. 本提携の概要
(1)余剰電力の有効活用
鈴与商事がPPAにて設置した太陽光発電設備において、自家消費を超える余剰電力をアイ・グリッドが買い取り、他需要家へ循環させることで、カーボンニュートラル化の実現に貢献してまいります。
(2)太陽光発電設備の施工・調達・O&M協力
鈴与商事がお客様に提案するPPA太陽光発電における設置工事および調達の一部、並びにO&M(運用および保守点検)について、実績とノウハウ、またスケールメリットを多く持つアイ・グリッドが協力します。これにより、設置工事の迅速化に加え、調達コストの低減を図り、お客様にメリットのあるサービスを提供してまいります。
(3)PPA+定置型蓄電池モデルの構築とサービス提供
太陽光PPAに定置型蓄電池を併設し、CO2削減・レジリエンス・収益性を向上させる創蓄連携システムを構築し、より付加価値のあるサービス提供を図ってまいります。
3.今後の取り組み
鈴与商事とアイ・グリッドは今回の資本業務提携を通じて、再生可能エネルギーの普及と脱炭素ソリューションの展開に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に向け、更なる協力体制の構築を進めてまいります。
【提携スキーム図】
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