【新JSA規格発行!】日本規格協会規格「JSA-S1022 環境発電デバイスを用いた学校向けIoTシステムの要求事項及びその開発指針」を開発・発行いたしました
一般財団法人日本規格協会(本部:東京都港区、理事長:朝日弘)は、JSA-S1022『環境発電デバイスを用いた学校向けIoTシステムの要求事項及びその開発指針』を2024年3月27日に発行いたしました。本規格は、株式会社ニフコが主体となって開発したもので、学校内の温湿度、CO2濃度などの物理的環境について、環境発電デバイスを用いて管理するシステムの要求事項と、そのシステムの開発に関する指針について定めています。規格の発行を通じて、電気使用量の削減等による省エネルギー、生徒が学業に集中できる環境づくり、教職員の負荷軽減などに寄与することが期待されます。
●JSA規格とは ~多様な開発ニーズに対応、迅速な開発スケジュール~
JSA規格は、一般財団法人日本規格協会(本部:東京都港区、理事長:朝日弘)が発行する民間規格です。2017年6月の制度創設以来、標準化の専門機関である日本規格協会が、様々なステークホルダー(企業、団体、政府機関、学会など)からの多様な規格開発のニーズの相談・提案を受け、提案者の自主的な規格開発の取組みに対し、効率的なプロジェクトマネジメント支援を提供し、透明性・公平性及び客観性を確保したJSA規格を「迅速に」開発・発行しています。
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●このたび発行したJSA規格について
環境発電デバイスを用いた学校向けIoTシステムの要求事項及びその開発指針(JSA-S1022)
本JSA規格では、学校内の温湿度、CO2濃度などの物理的環境について、環境発電デバイスを用いて管理するシステムの要求事項と、そのシステムの開発に関する指針を定めています。
【主な規定事項】
・ 用語及び定義
・ システムの要求事項
システムの構成、システムの動作概要、環境発電センサー、センサーネットワーク、GW及びAP、データクラウド
・ 学校向けIoTシステム開発の指針
環境発電とは
太陽光発電、振動発電、熱発電、電磁誘導発電など、身の回りの小さなエネルギーを電気エネルギーに変換する、無給電で動作が可能とする環境に優しい技術又はそれによる回路です。
JSA-S1022:2024 『環境発電デバイスを用いた学校向けIoTシステムの要求事項及びその開発指針』
(Requirements for IoT systems for schools using energy harvesting devices and their development guidelines)は、日本規格協会のウェブサイトからご購入いただけます。
お問合せ:一般財団法人日本規格協会JSA規格事務局(E-mail:jsastandard@jsa.or.jp)
●日本規格協会(JSA)グループについて
1945年12月に、標準化および管理技術の開発、普及、啓発などを目的に設立された、一般財団法人日本規格協会を中核とするグループです。
我が国の総合的標準化機関として、当グループでは、JIS、国際規格(ISO・IEC規格)、JSA規格の開発、JIS規格票の発行と販売、国際規格・海外規格の頒布、多彩なセミナーの提供、ISO 9001やISO 14001をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録、各種サービスに関する認証、マネジメントシステム審査員などの資格登録、品質管理検定(QC検定)といった多様な事業に取り組んでおります。
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