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TIS株式会社
会社概要

TIS、リテール決済ソリューション『PAYCIERGE』を新たなコンセプトとターゲットで展開

~ アライアンスの積極活用とオープンAPI基盤の導入などで、銀行、地方自治体、Fintech企業などの決済事業を支援 ~

TISインテックグループ

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下 TIS)は、注力事業である決済ビジネス領域のソリューション『PAYCIERGE(ペイシェルジュ)』を、新バージョン『PAYCIERGE 2.0』として、新たなコンセプトとターゲットのもとにサービス展開していくことを発表します。
 『PAYCIERGE 2.0』では、「つながる」をコンセプトに、国際ペイメントブランドやFintech企業との「積極的なアライアンス活用」と、様々なソリューションの連携・組合せを実現するための「オープンAPI※1基盤の導入」といった点を強化し、多彩かつ充実した決済ビジネスを支援する各種サービスを展開していきます。

TISでは、銀行、地方自治体、Fintech企業を中心に、新たなコンセプトの『PAYCIERGE 2.0』を展開していきます。TISでは、PAYCIERGE関連のビジネスを2020年までに100億円規模のビジネスとすることを目指します。

※1 API:ソフトウェア(コンピュータプログラム)が互いにやりとりするインタフェースの仕様。あるソフトウェアの機能や管理するデータなどを、外部の他のプログラムから呼び出して利用する際の手順やデータ形式などを定めている。APIを使うことでソフトウェア(システム)同士の連携が容易になる

<『PAYCIERGE 2.0』のコンセプトイメージ>


■『PAYCIERGE 2.0』のコンセプト
 決済ビジネス市場では、昨今のスマホ利用に代表される関連技術の進歩や様々な異業種からの市場参入、Fintech企業の台頭などを背景に大きな環境変化がおきています。
そこでTISでは、2014年から展開している『PAYCIERGE』を、新たなニーズに合わせて再整理した『PAYCIERGE 2.0』として、「つながれば見えてくる。新しい決済、次のビジネス」をキャッチコピーに展開します。

・アライアンス活用による『つながり』の強化
『PAYCIERGE 2.0』では、国際ペイメントブランドなどの決済ビジネスプレイヤーや先進技術を持つFintech企業との積極的なアライアンス活用という『つながり』を強化していきます。
・オープンAPI基盤による『つながり』の強化
様々なソリューションの『つながり』を実現するオープンAPI基盤を構築して提供します。これにより、Fintech企業のサービスをTIS経由で提供する、もしくはFintech企業がTISのサービスを活用してビジネスを行える環境を提供していきます。
・海外市場での展開
タイやインドネシアといった成長著しい海外の決済市場にも『PAYCIERGE 2.0』の各サービス群を展開し、海外市場で有効性を確認した先進技術やサービスを、日本国内へ「輸入」することで、決済ビジネスの更なる拡大を目指します。

■『つながり』を実現するオープンAPI基盤
 『PAYCIERGE 2.0』では、FISC※2やPCI DSS※3に準拠したTISオリジナルのオープンAPI基盤を展開します。このAPI基盤を活用することで、セキュリティを重視する、銀行、地方自治体などは安全な環境下で様々な決済関連サービスを活用できます。また、Fintech企業では、APIを使って『PAYCIERGE 2.0』で提供するサービスの活用と連携が出来ることに加えて、自社のサービスをTISのAPI基盤経由で提供することで、セキュリティや品質を求める金融機関などへの容易な展開が可能となります。

<『PAYCIERGE 2.0』のオープンAPI基盤イメージ>


※2 PCI DSS:クレジットカード会員情報を取扱う事業者向けの国際セキュリティ標準
※3 FISC:金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準

『PAYCIERGE 2.0』のオープンAPI基盤は、以下のようなプラットフォームをベースに構築されています。

Pivotal Cloud Foundry
 クラウドネイティブプラットフォームとしてグローバルで導入実績の豊富なPivotalが提供する最新クラウド基盤で、開発者の生産性向上やITコストを削減し、スタートアップ企業並みの運用スピードを実現します。今後このPivotal Cloud Foundryを『PAYCIERGE 2.0』の関連サービスのフロントエンド向け機能提供に採用していく予定です。

PCI DSS準拠 TIS Enterprise Ondemand Service
 TISが提供する高品質なエンタープライズクラウドサービス「TIS Enterprise Ondemand Service」のPCI DSS対応版。『PAYCIERGE 2.0』の関連サービスでは、今後PCI DSS対応が必要なものをこの環境上に構築し、既存サービス群も順次移管していく予定です。

■『PAYCIERGE 2.0』のソリューション群
『PAYCIERGE 2.0』では、3つの領域と2つのプレイヤーに合わせた、以下のようなサービスラインナップを揃えています。


【3つの領域】
1)スマホアプリ上でさまざまな決済機能を展開する「モバイル&Webサービス」領域
2)クラウド上でモバイルやWebと基幹系システムを連携させる「クラウドプラットフォームサービス」領域
3)クレジット/デビット/プリペイドなどの決済基盤システム等を提供する「決済バックオフィスサービス」領域
【2つのプレイヤー】
1)カード発行会社(イシュアー)を対象とした「イシュアプロセッシングサービス」領域
2)加盟店管理会社や決済代行会社などを対象とした「マーチャントプロセッシングサービス」領域


<『PAYCIERGE 2.0』の代表的なサービス>

アクワイアリング基幹サービス
 加盟店管理会社や決済代行会社などを対象としたアクワイアリング基幹サービスでは、国際ペイメントブランドとの対外接続や加盟店との精算業務など加盟店管理業務を包括して提供するASPサービスです。アクワイアリング事業への新規参入者や、既存事業者は、本サービスを活用することで、事業に必要な機能だけを選択でき、個別導入に比べて導入スピードのアップやコスト抑制が可能です。

HCE/モバイルウォレット
 HCE/モバイルウォレットは、シンクライアント型の加盟店POS端末やイシュア向けウォレット機能を提供するASPサービスです。従来のSE(Secure Element)方式に比べてセキュリティをより向上するとともに、コストダウンを実現します。

Q‒CORE 
 Q‒COREは、大量のトランザクションをごく短時間に処理する事に特化して設計されたサーバ製品です。このQ-COREを活用して、交通、小売、金融、自治体などの各事業者が、個別にICカードを発行して行っているサービスを1枚のICカードにまとめることができる統合ID連携ソリューションのASPサービスを提供していく予定です。

APIマネージメントプラットフォーム
 さまざまな機能をオープン化するAPIの開発から運用を総合的に管理する基盤です。これを活用することで、決済システムと決済以外の様々な業種のシステムとの連携が容易となり、新たなビジネスコラボレーションがよりスピーディに実現できます。また既存の決済系基幹システムに新たなシステムを連携させる際にも、大きな改修が必要なく低コストかつスピーディなシステム間連携が可能です。

『PAYCIERGE』ソリューションの詳細は以下URLをご参照ください。
http://www.tis.jp/branding/paycierge/


TIS株式会社について
 TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/

TISインテックグループについて
 TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。

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会社概要

TIS株式会社

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URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月
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