2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場内のセブン-イレブン店舗において、グリーン冷媒R474Bを使用した日立コンデンシングユニットが採用

日立グローバルライフソリューションズ株式会社(以下、日立GLS)は、グリーン冷媒R474B(※1)を使用した日立コンデンシングユニット(※2)が「大阪・関西万博」会場内のセブン-イレブン店舗(※3)に採用されたことをお知らせします。
国内の食品流通業界では、地球温暖化対策に向けた環境関連規制の厳格化により、設備の環境対応が課題となっており、コンビニエンスストアなどの店舗においても取り組みが進められています。グリーン冷媒R474Bは、従来の冷媒と比較して地球温暖化係数(GWP)(※4)が大幅に低減(※5)されたものであり、この冷媒を使用した日立コンデンシングユニットが、「大阪・関西万博」会場内のセブン-イレブン店舗に導入される商品陳列用の冷蔵ケースと組み合わされます。
日立GLSは、グリーン冷媒を使用した冷凍空調機器を市場に投入していくことで、環境負荷の低減に貢献していきます。
※1 従来のHFC(ハイドロフルオロカーボン)冷媒と異なり、モントリオール議定書キガリ改正で規制されていない物質です
※2 本製品は、日立空調清水株式会社が製造し、日立GLSが株式会社セブン-イレブン・ジャパンへ納入します
日立空調清水株式会社の詳細は、こちらのお知らせをご覧ください
※3 「西ゲート」と「ウォータープラザ」の2店舗
※4 地球温暖化に与える影響を数値化したものを示します。数値が大きいほど、温暖化への影響が大きいことを示します
※5 従来の冷媒R448Aでは地球温暖化係数(GWP)が「1390」であるのに対して、グリーン冷媒R474Bでは地球温暖化係数(GWP)が「0」(令和5年経済産業省・環境省告示第3号による)となっています
■グリーン冷媒R474Bを使用した日立コンデンシングユニットの特長
環境負荷を低減
オゾン破壊係数(ODP)が「0」かつ地球温暖化係数(GWP)が「0(※6)」であり、環境負荷を低減。さらに、エネルギー効率にも優れる
据付工事のコスト削減や時間短縮
既設配管の利用(リプレース)が容易(※7)であるため、据付工事のコスト削減や時間短縮が可能
法的対応の手間を軽減
グリーン冷媒R474Bを使用した機器はフロン排出抑制法の対象外となるため、点検整備記録簿の保存や漏えい量報告などの法的対応が不要
HFC冷媒R448Aと同等の運転圧力
HFC冷媒R410A対応機器やHFC冷媒R32対応機器よりも低い圧力で動作
※6 令和5年経済産業省・環境省告示第3号による
※7 設計圧力がHFC冷媒R404A、HFC冷媒R448Aと同等なため、HFC機器からの既設配管利用(リプレース)対応が容易
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