【愛媛県にわずか1頭】(社福)日本介助犬協会が中村時広愛媛県知事を表敬訪問
●(社福)日本介助犬協会( https://s-dog.jp/)が、中村時広愛媛県知事を表敬訪問した。

社会福祉法人日本介助犬協会 (所在地:神奈川県横浜市、理事長:高柳友子 以下、協会)が、2025年6月24日(火)、愛媛県の中村時広知事を表敬訪問した。
訪問したのは、橋本久美子(日本介助犬協会 会長)、高柳友子(同 理事長)、遠藤大輔(同 施設長)、藤原智貴 & 介助犬「ダイキチ」(介助犬使用者)で、介助犬の役割・活動についての説明とともに、愛媛県内での認知向上と「同伴拒否ゼロ」に向けた協力のお願いを知事に訴えた。


身体障害者補助犬法で公共交通機関や医療機関、飲食店などへの同伴が認められている介助犬だが、介助犬および身体障害者補助犬法の認知度が低いことから、受け入れを拒む「同伴拒否」の事例は後を絶たない。理事長の高柳からは、愛媛県内における身体障害者補助犬法の啓発や正しい受け入れについて知事に協力を依頼した。また、介助犬使用者の藤原智貴氏と介助犬「ダイキチ」からは、実際の生活でどのようなサポートが行われているのか簡単なデモンストレーションも披露した。
視覚障がい者をサポートする「盲導犬」が全国で768頭 愛媛県では13頭活動しているのに対し、肢体不自由者をサポートする「介助犬」は全国でわずか57頭 愛媛県では1頭のみとなっている。(2025年4月現在)
介助犬とは
手足に障がいのある肢体不自由者をサポートする。落としたものを拾う、転倒時などの緊急時の連絡手段の確保として携帯電話を持ってくる、靴や靴下を脱がせる、など障がい者のニーズに合わせて介助作業を行う。全国には現在57頭(2025年4月現在)が活動しており、盲導犬・聴導犬とともに身体障害者補助犬として、障がい者の自立や社会参加を促進する存在となっている。


(介助犬に関する動画)
社会福祉法人日本介助犬協会とは
愛知県長久手市と神奈川県横浜市に拠点があり全国規模で介助犬普及活動を行っている。また、犬たちの個性を活かした活動にも注力しており、人と犬をつなぐ「Dog Intervention®(犬による介入)」の取り組みとして、動物介在活動・動物介在療法、虐待や性被害を受けた子ども達に寄り添う付添犬、そして、発達障がいや知的障がいなど様々な障がいを抱える方のご家族へ犬を譲渡する「With Youプロジェクト」などの取り組みも行っている。
問い合わせ先
社会福祉法人日本介助犬協会
TEL:045-476-9005 MAIL:info@s-dog.jp
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