ロシア連邦の石油会社との覚書締結について
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:黒木啓介)は、ロシア連邦の石油会社であるイルクーツク石油(本社:ロシア連邦イルクーツク市、会長:Nikolay Buynov、以下「INK」)と、東シベリア地域における新たな共同探鉱事業創設、油ガス田の生産性向上に資する共同スタディ実施等に向けた覚書を12月16日締結しました。
JOGMECは、2003年1月の日露首脳会談で採択された「日露行動計画」、その後2007年6月の日露首脳会談での「極東・東シベリア地域での日露間協力強化に関するイニシアティブ」に基づき、極東・東シベリア地域における探鉱促進による我が国への石油供給源の多様化ならびに日露民間企業の協力促進の一環として、2007年からINKと共同で地質構造調査事業を実施しました。
本調査事業は、2013年度に我が国民間企業に承継され、JOGMECは事業承継後も本件を探鉱出資対象事業として支援しています。これまでの探鉱作業により、複数鉱区で原油・ガスを確認しており、一部鉱区での発見油田については、テスト生産を経て、現在、開発・生産段階への移行をロシア当局に申請中であり、2016年末までの承認取得を見込んでいます。日本と地理的に近接し、豊富な石油および天然ガスの賦存が期待される東シベリア地域における同事業は、我が国への石油供給源の多角化に貢献することが期待されています。
今般JOGMECとINK間で締結した覚書は、これまでの共同事業を通じて培われた協力関係の更なる発展を目的とするものであり、JOGMECは、東シベリア地域を対象とした同社との新たな共同探鉱事業の創設、油ガス田の生産性向上に資する共同スタディ実施等を通じ、日露関係の一層の強化ならびに供給源の多角化・エネルギーセキュリティー向上に努めて参ります。
■イルクーツク石油の概要
本調査事業は、2013年度に我が国民間企業に承継され、JOGMECは事業承継後も本件を探鉱出資対象事業として支援しています。これまでの探鉱作業により、複数鉱区で原油・ガスを確認しており、一部鉱区での発見油田については、テスト生産を経て、現在、開発・生産段階への移行をロシア当局に申請中であり、2016年末までの承認取得を見込んでいます。日本と地理的に近接し、豊富な石油および天然ガスの賦存が期待される東シベリア地域における同事業は、我が国への石油供給源の多角化に貢献することが期待されています。
今般JOGMECとINK間で締結した覚書は、これまでの共同事業を通じて培われた協力関係の更なる発展を目的とするものであり、JOGMECは、東シベリア地域を対象とした同社との新たな共同探鉱事業の創設、油ガス田の生産性向上に資する共同スタディ実施等を通じ、日露関係の一層の強化ならびに供給源の多角化・エネルギーセキュリティー向上に努めて参ります。
■イルクーツク石油の概要
名称 | LLC Irkutsk Oil Company (ロシア語名: Irkutskaya Neftyanaya Kompanlya 略称:INK) |
設立年月日 | 2000年11月27日 |
本社所在地 | ロシア連邦イルクーツク市 |
代表者 | ニコライ・ブイノフ 会長 マリーナ・セディフ 社長 |
■会社の特徴
・イルクーツク州で最大の上流開発会社。
・主な事業は原油・コンデンセートの生産販売。
・2015年の年間生産量は原油・コンデンセート5612千および天然ガス1.97BCM
■事業状況
イルクーツク州およびサハ共和国(ヤクーチア)を中心に23の探鉱・生産ライセンスを保有。
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000218.html?mid=pr_161216
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