世界的音楽家 アンナ・ラプウッド、ティナ・グオ、シスター・ブリスがデザインしたコラボレーションカー「EXTRAORDINARY WOMEN」を発表

• 2025年3月8日（土）の国際女性デーを記念したコラボレーション

• 世界的に活躍する音楽家、アンナ・ラプウッド、ティナ・グオ、シスター・ブリスがベントレーの「EXTRAORDINARY WOMEN」プログラムに参加

• 3人がコンチネンタル GTCをデザイン。クルーの工房で製作され、今年第4四半期に公開予定

• この特別仕様は、女性のエンパワーメントを象徴

• ベントレー社内では「エクストラオーディナリー・トーク」を開催し、創造性やリーダーシップ、男性優位の業界での変革について議論

2025年3月7日（英・現地時間）、ベントレーモーターズは、女性のエンパワーメントの実現を目指す国際女性デーを称した特別仕様のコンチネンタル GTC「EXTRAORDINARY WOMEN」を発表いたしました。

このプロジェクトは、ジェンダー平等の推進、インクルージョンの促進、そして世界中の女性のエンパワーメントを目的とする、ベントレーの「EXTRAORDINARY WOMEN」プログラムの一環として実施。今回のプロジェクトには、世界的に著名な音楽家であるオルガニスト兼指揮者のアンナ・ラプウッド MBE（大英帝国勲章受章者）、チェリスト兼作曲家のティナ・グオ、そして伝説的なダンスミュージックグループ「Faithless」のメンバーであるシスター・ブリスが参加しています。彼女たちの卓越した功績、ロールモデルとしての影響力、そして業界の常識を打ち破る姿勢が評価され、本プロジェクトのデザインを担当していただきました。彼女たちの創造性、クラフツマンシップ、そしてインクルーシビティを体現するデザインを採用。

この特別なコンチネンタルGTCは、ベントレーのカスタマイズ部門 マリナーによって仕立てられ、それぞれの音楽家の芸術的な個性と人生の歩みを反映するデザインが取り入れられています。マリナーのデザインチームには、2名の女性デザイナーがプロジェクトを主導し、彼女たちのビジョンを具現化。ベントレーが誇るクラフツマンシップとパーソナライゼーションが、この1台に込められました。このコラボレーションは、第4四半期に公開される予定で、クルーの「ドリーム・ファクトリー」にて熟練の職人たちが手作業で仕上げます。

また、このデザインプロジェクトと並行して、ベントレー社内では特別セッション「Extraordinary Talks」を開催。ラプウッド、グオ、シスター・ブリスが登壇し、創造性、リーダーシップ、コラボレーション、そして男性優位の業界で変革を起こすことについてなど、「イノベーションを受け入れ、インクルーシブな未来を築くことの重要性」を100名以上の従業員に向けて講演を行いました。

ベントレーモーターズは、ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン・ビロンギング（DEIB）を推進し、社会にポジティブな変化をもたらす取り組みを継続しています。この特別なコンチネンタル GTCは、才能、ビジョン、コラボレーションが結集して生まれた、象徴的な1台となります。

 アンナ・ラプウッド  MBE（大英帝国勲章受章者）について

アンナ・ラプウッドは、28歳という若さでMBE（大英帝国勲章）を受章したオルガニスト兼指揮者です。クラシックと現代の音楽を融合させながら、オルガン音楽の新たな魅力を引き出し、ライブやSNSを通じて多くの人々を魅了しています。SNSのフォロワーは200万人以上にのぼり、著名なオーケストラとの共演も多数。さらに、RAYEやボノボ、俳優のベネディクト・カンバーバッチとのコラボレーションも話題を集めています。彼女は、オックスフォード大学のマグダレン・カレッジの560年の歴史の中で、初めて女性としてオルガン・スカラシップ（奨学金）を受賞しました。さらに、若い演奏者のためのオルガン・ワークショップを定期的に開催し、「#playlikeagirl（女の子らしく演奏しよう）」というハッシュタグを広めるなど、女性音楽家の支援にも力を注いでいます。また、ロイヤル・アルバート・ホールのアソシエイト・アーティストとしても活躍し、2023年にはロイヤル・フィルハーモニック協会から「ゲームチェンジャー」賞を受賞しました。

さらに、2025年5月30日には、新アルバム『Firedove』をSony Classicalよりリリース予定。このアルバムは、ノルウェーのニーダロス大聖堂で深夜に録音され、クラシック、映画音楽、ミニマリズム、新作、ポップスカバーを融合させた作品となっています。

ティナ・グオについて

ティナ・グオは、中国生まれのアメリカ人チェリストで、グラミー賞ノミネートの経歴を持つアーティストです。
ジャンルを超えた独自の音楽スタイルで知られ、『シャーロック・ホームズ』『ダンケルク』『インセプション』などの映画音楽にソリストとして参加。近年では、『DUNE』『グランツーリスモ』『トップガン:マーヴェリック』などの作品にも携わっています。

また、クラシックのソリストとして世界中のオーケストラと共演し、2016年からはハンス・ジマーのライブツアーにもソリストとして参加。代表作のひとつに、ハンス・ジマーと共作した映画『ワンダーウーマン』のメインテーマがあり、この楽曲は女性のエンパワーメントの象徴ともなっています。

彼女は、1878年製のフランス・パリ産ガンド＆ベルナデル・チェロ、カスタマイズされたヤマハSVC-210エレクトリック・チェロ、上海製の二胡を使用しています。

シスター・ブリスについて

シスター・ブリスは、伝説的なダンスミュージックユニット「Faithless」の創設メンバーであり、17年にわたるキャリアの中で、8枚のアルバムと6曲のトップ10シングルを生み出し、世界で1500万枚以上の売上を記録しました。代表曲『Insomnia』は、歴史上最も優れたダンスミュージックの1曲として名高いです。

男性優位のDJ業界で先駆者的な存在となり、多くの女性DJたちの道を切り開きました。2022年にマキシ・ジャズを失った後、2024年にFaithlessの復活を発表。2025年には新アルバム『Champion Sound』のリリースとともに、UKおよびヨーロッパツアーを予定しています。