オンライン動画コンテスト「BOVA2019」受賞作品決定！　グランプリは「結婚できない人」に

オンライン動画ならではの発想を生かした27点が受賞

株式会社宣伝会議（本社:東京都港区 代表取締役社長:東 彦弥）は、今年６回目を迎えるオンライン動画のコンテスト「Brain Online Video Award」（BOVA：ボバ）の受賞作品を決定・発表しました。

一般公募部門と広告主部門の2部門合わせ、過去最高数となった497点の応募作品の中から、計27点の入賞作品を選出。一般公募部門のグランプリは、渕上ファインズ（Dress the Life）の課題「どうしてもウェディングドレスを着たくなる動画」への応募作品「結婚できない人」。広告主部門のグランプリは、大阪府池田市「池田の大決闘『ひよこちゃん vsウォンバット』」に決定しました。入賞作品の詳細は4月1日発売の月刊『ブレーン』ならびに、BOVAサイトで公開しています。

入賞作品の詳細、および入賞動画は特設サイトからご覧いただけます
https://bova.co/history/6th/

■受賞作品

一般公募部門 グランプリ
渕上ファインズ（Dress the Life）／どうしてもウェディングドレスを着たくなる動画
タイトル：「結婚できない人」
受賞者：田端都望（電通）、八鍬研（大日）、ヤングポール

物語は、ある女性のモノローグから始まる。「好きになった相手は、結婚できない人だった」。人目を忍んで付き合い続けてきた彼女だったが、相手に一つだけわがままを言った。「ウエディングドレスを着たい。２人の証が欲しい」…。そして、物語は意外な展開を迎える。ドレスショップは「すべての女性」のために何ができるか、動画の力で何を伝えられるか、を考えて制作された作品。

 

広告主部門 グランプリ
大阪府池田市
タイトル：「池田の大決闘『ひよこちゃんvs ウォンバット』」

市制施行80周年を迎えた池田市が制作したWebムービーに登場するのは、同市の貴重なコンテンツであるウォンバット、そして同市の観光大使を務めているひよこちゃん。いつもはかわいいウォンバットとひよこちゃんが怪獣になって、池田市を舞台に闘う。


●一般公募部門

準グランプリ
森永製菓／エンゼルパイを食べたくなる動画
タイトル：「※おいしく頂きました」
受賞者：吉田洋晃（電通）

「半世紀以上親しまれているお菓子、楽しみです」と、喜ぶテレビ番組のレポーター。しかし、目の前に出されたお皿には何も載っておらず……戸惑うレポーター。時折テレビで見かける「※この後スタッフがおいしく頂きました」というテロップ。その言葉を裏返して、あるはずのエンゼルパイが不在なテレビ番組のワンシーンを切り取ることで、暗にエンゼルパイの魅力と美味しさを表現している。

 

準グランプリ
ジョルダン／「乗換案内」アプリを使った「便利でスマートなライフスタイル」が伝わる動画
タイトル：「スマート乗換戦士 仮面ジョルダン」
受賞者：前川達哉（Creative Hub Swimmy）

怪人カメレオールに捕まってしまった女性を助けるために、スマート乗換戦士　仮面ジョルダンはジョルダンを使って移動。敵のアジトへと向かう。現在地から目的地までの移動経路を昭和特撮ヒーロー的物語構造に見立ててストーリー化し、乗換案内機能を“ 技” 風に訴求している。

審査員特別賞
・アットホーム／住まいさがしをするとき、 アットホームを思い出す動画／探そう！オンナの気配　受賞者：阿部友紀（電通）、西井舞（電通クリエーティブX）
・パイロットコーポレーション／ジュースペイントを使って、カラフルで楽しい世界を表現した動画／JUICE PAINT GRAFFITI　受賞者：城尾裕介（スパイス）
・フラグスポート（マニフレックス）／寝るのが楽しみになる動画／羊たちの抵抗　受賞者：森昭太（電通関西支社）、徳井伸哉（電通テック）、渋江修平


●広告主部門

準グランプリ
資生堂「The Party Bus 好きだなんて 言えない」

「メイクは勇気に変わる」というコンセプトのもと、あるパーティーバスの中で起きたふしぎな出来事を、「メイキャップアニメーション」を使い、描いた幻想的な作品。美を追求する人たちを応援するという同社のメッセージを発信した。


審査員特別賞
ニトリ「スキップできない劇場」／マルコメ「MISO MEETS MUSIC／DJ MARUKOME始動」
リクルートライフスタイル「春」

入賞作品の詳細、および入賞動画は特設サイトからご覧いただけます
https://bova.co/history/6th/
 

月刊『ブレーン』5月号（受賞発表号）

■BOVA（ブレーンオンラインビデオアワード）とは：
2013年にスタートした、月刊『ブレーン』が主催するオンライン動画のコンテスト。
協賛企業から出された課題に対して、解決策となる動画を募集する「一般公募部門」と、企業のマーケティング課題のために作られたオンライン動画を募集する「広告主部門」によって構成されています。第６回BOVAは「拡散される動画か」「新しさがあるか」「課題解決になっているか」の3点を審査基準として選考が行われました。

募集期間：2018年10月1日～2019年1月23日
応募総数：計497点（一般公募部門276点、広告主部門221点）
最終審査員：
佐々木康晴 氏　審査員長（電通 第4CRP局長／エグゼクティブ・クリエーティブディレクター）
木村健太郎 氏（博報堂ケトル 共同CEO ／エグゼクティブ クリエイティブディレクター、博報堂 APAC co-CCO）
中島信也 氏（東北新社 取締役／CMディレクター）
眞鍋海里 氏（BBDO J WEST　コンテンツプランナー）
田向  潤 氏（映像ディレクター）
たじまなおこ氏（CM・映像監督)

■創刊5７年を迎えるクリエイティブ専門誌、月刊『ブレーン』とは
1961年創刊の広告・クリエイティブの専門誌。毎号広告・デザインを中心に、プロダクト、パッケージ、デジタルクなどマーケティング・コミュニケーションに関わるあらゆるクリエイティブ事例を取り上げています。