吉野家、太陽化学、京都府立医科大学の産学連携共同研究講座 『新規高機能牛丼』の研究開発を開始
吉野家の「牛丼」に高機能食物繊維「グアーガム分解物」を掛合わす取組み
- 株式会社吉野家
- 太陽化学株式会社
グアーガム分解物は天然グァー豆由来の水溶性食物繊維であり、発酵性が高く、腸内環境改善作用に優れ、医療や介護の現場でも高く支持されている安心・安全な素材です。これまでの京都府立医科大学との共同研究により、グアーガム分解物は糖代謝・脂質代謝を改善し、筋肉や筋力の維持に寄与するなど、メタボリックシンドロームやフレイル・サルコペニアの対策にも役立つ可能性が明らかになりつつあります。また、味やにおいが無いことも優れた特徴であり、吉野家の牛丼との掛合せは、牛丼の美味しさや満足感はそのままに、健康効果をより高める、素晴らしいコンビネーションだと考えられます。太陽化学はこの取組みを通じて、より多くの人々の健康で豊かな生活に貢献することを目指します。
- 京都府立医科大学
高齢化社会を迎えている我が国においては特に体力・筋力が低下するフレイル・サルコペニアを予防することが喫緊の課題となっています。京都府立医科大学大学院医学研究科 内分泌・代謝内科学では糖尿病の患者さんが幸せな人生を過ごすことを支援する医療を提供するため、血糖マネジメントに加えて、体力の維持・向上、人生の質・幸福度に関する研究を継続して行っております。私たちはこれまで過食および不活動によりサルコペニア・肥満・2型糖尿病を発症する動物モデルを用い、水溶性食物繊維であるグアーガム分解物が腸内環境を整えることでサルコペニア・肥満を抑制し、糖代謝を改善することを報告してきました。今回は日本国民のソウルフードとも言える牛丼をベースに、グアーガム分解物を含有する食品を開発する共同研究に参画し、その健康効果を医学的に検証します。
【株式会社吉野家】 https://www.yoshinoya.com/
「牛丼」を中心にバラエティ豊かな商品を提供する外食チェーン。1899年(明治32)年創業。
代表者:代表取締役社長 河村 泰貴
本社:東京都中央区日本橋箱崎町36番2号Daiwaリバーゲート18階
事業内容:日本国内における牛丼等のファストフード店経営及びフランチャイズ店舗への経営指導等
【太陽化学株式会社】 https://www.taiyokagaku.com/
伝統的な天然素材から、最先端技術を応用した新規素材まで様々な食材・工業用途向素材を取り扱うと共に、無限の可能性を秘めた機能性食品素材の創造に取組む研究開発型企業。1946年(昭和21)年創立。
代表者:代表取締役社長 山崎 長宏
本社:三重県四日市市山田町800番
事業内容:乳化剤、安定剤、鶏卵加工品、機能性食品素材等の開発、製造
【京都府立医科大学】 https://www.kpu-m.ac.jp/
京都府立医科大学は、1872年(明治5年)に設立された療病院を前身とする公立医科大学で、2022年に創立150周年を迎えた歴史のある大学。
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