「働く旅」が「お試し移住」の新たな選択肢に。おてつたび申込者の約8人に1人が移住・第二の故郷探しを目的に

セカンドライフを見据えた地域探しにも。将来の暮らし方を考える申込者の約6割が50〜60代、60歳で大阪から熊本へ移住・正社員就職した事例や二拠点生活の事例も

株式会社おてつたび

お手伝いと旅を掛け合わせた人材マッチングサービス「おてつたび」を運営する株式会社おてつたび(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:永岡里菜、以下「おてつたび」)は、地方移住や二地域居住など、地域との関わり方が多様化していることを受け、申込時・参加後のアンケートをもとに、移住や第二の故郷探しに関する利用動向を調査しました。

調査背景|移住への関心が高まる一方、観光だけでは分からない地域の暮らし

地方移住への関心が高まっています。公益社団法人ふるさと回帰・移住交流推進機構によると、2025年の移住相談件数は73,003件と過去最多を記録し、5年連続で過去最高となりました。一方、移住を検討する際には、仕事や住まいだけでなく、地域の生活環境や人間関係など、観光だけでは分かりにくいこともあります。

また、近年は移住に限らず、都市部と地方の双方に生活拠点を持つ「二地域居住」など、地域との多様な関わり方も注目されています。国も二地域居住の促進を進めているほか、住所地以外の地域との継続的な関わりを可視化する「ふるさと住民登録制度」の創設に向けた取り組みを進めています。こうしたなか、おてつたびでも、地域で働く体験を通じて移住先を探したり、将来の「第二の故郷」を見つけようとしたりする利用が見られています。

※出典:ふるさと回帰・移住交流推進機構「2025年 移住希望地ランキング」
https://www.furusatokaiki.net/topics/press_release/p54118/

※出典:国土交通省「二地域居住の推進」
https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/chisei/kokudoseisaku_chisei_tk_000073.html

※参考:総務省「ふるさと住民登録制度ナビ」
https://www.soumu.go.jp/furusatojuumin/index.html

申込時アンケート|約8人に1人が移住・第二の故郷探しを目的に。50〜60代が64.0%

2026年の申込時アンケートを申込者単位で集計したところ、

  • 「将来の移住やライフスタイルの参考にしたい」

  • 「第二・第三の故郷や拠点を見つけたい」

のいずれかを選択した人は12.6%(約8人に1人)となりました。該当者の年代構成を見ると、50代が37.8%と最も多く、60代が26.2%と続き、50〜60代で64.0%を占めました。

一方で、30〜40代にもこうした目的で利用する人が見られ、幅広い世代が将来の暮らし方を考える機会として活用しています。

「移住前に働いて暮らしてみたい」。おてつたび申込者のリアルな声

おてつたびの申込時アンケートには、将来の移住先探しや二拠点生活の検討、定年後の新しい暮らしなど、地域で働きながら滞在することへの期待が寄せられています。

  • 50代|二拠点生活や、地域を変えて暮らす選択肢も

    「自分の居住地ではかなわないような募集もいろいろあり、二拠点生活や時々地域を変えて暮らしてみたい私としては、今後の参考にもなっています。」

  • 50代|自分に合う仕事と土地柄を見極めたい

    「色々な地域で、色々な職種に従事することによって、自分がどの職種に向いているかと、将来移住先を決めるのにあたって、どの土地柄と合っているかを見極める為。」

  • 60代|定年後の移住先探しに

    「定年後、移住先を探しています。旅行をしながらよい土地を探していますがおてつたびではより地域のことがわかると思い応募しました。」

  • 60代|働きながら全国の移住候補地を巡りたい

    「とても利用しやすく、かつ、双方に利益があるwin-winのシステムだと思います。旦那様の仕事で転勤しつつ、将来の移住先を探しているので、働きつつ旅をしつつが全国各地でできるのは理想的に思い登録しました。」

こうした声に加え、実際におてつたび先での出会いをきっかけに、移住や正社員就職、二拠点生活につながった事例も生まれています。

※アンケート自由記述から一部抜粋

【事例①】2ヶ月だけのつもりが、そのまま移住。60歳で大阪から熊本へ、正社員として新たな一歩

塩田恵子さん(60歳・取材当時)/大阪府から熊本県南阿蘇村へ

大阪府で長年、接客や販売の仕事に携わってきた塩田さんは、「もっと人と関わる仕事がしたい」という思いから、2025年7月におてつたびを利用し、熊本県南阿蘇村の「地獄温泉 青風荘」で調理補助の仕事に参加しました。

当初は2ヶ月間だけ滞在し、その後は大阪の元の職場に戻る予定でした。

しかし、現地では同僚が買い物や観光に連れて行ってくれたり、自宅に招いてくれたりと、仕事を超えた温かな交流が生まれました。滞在終了が近づく頃には、同僚から「ずっとここにいればいいやん!」と声をかけられるように。

塩田さんは南阿蘇に残ることを決意し、大阪の住まいを引き払い、青風荘の正社員として新たな暮らしを始めました。2026年10月現在も南阿蘇で生活し、青風荘で勤務を続けています。

「私がここに居続けている一番の理由は、間違いなくスタッフ一人ひとりの『人柄』が好きだからです」

▼ 「大阪での日常を飛び出し、南阿蘇へ」──60歳で挑戦した『おてつたび』から、正社員・熊本移住へ至った1年間のリアル【おてつびとインタビュー】
https://media.otetsutabi.com/20260930-2/

大阪から熊本・阿蘇へ移住した塩田さん
熊本・阿蘇「地獄温泉 青風荘」

【事例②】「帰ってもいいですか?」日本一周の旅先から、夫婦で三重県へ移住・就職

国広誠さん・祐香さんご夫妻/北海道から三重県鳥羽市へ

2023年末にそれぞれ仕事を辞め、キャンピングカーで日本一周の旅に出た国広ご夫妻。旅の途中、おてつたびで訪れた三重県鳥羽市の老舗旅館「扇芳閣」で、女将やスタッフとの温かな交流が生まれました。

日本一周が終盤に差しかかり、定住先を考え始めたとき、思い浮かんだのは扇芳閣でした。誠さんが「帰ってもいいですか?」と連絡すると、女将からは「帰っておいで!」という返事が。

誠さんは送迎・フロント業務の正社員として採用され、夫婦で鳥羽市へ移住しました。

受入事業者の声/扇芳閣・若旦那 谷口優太さん

「履歴書だけでは伝わらないお互いの『人柄』を知っていたからこそ生まれたご縁ですよね。」

▼ 「人生の夏休み」で見つけた”第二の故郷”。おてつたびが、私たち40代・50代夫婦の生き方を変えた理由
https://media.otetsutabi.com/20260220-2/

▼ 「帰ってもいいですか?」参加者がそのまま移住して正社員に!伊勢志摩を“暮らすように”旅しながら、老舗旅館の温かいチームの一員になる|三重県鳥羽市・扇芳閣
https://media.otetsutabi.com/20260528-2/

二人でキャンピングカー日本一周中
夫婦二人で扇芳閣でのおてつたび

【事例③】東京と愛媛、2つの地域で働き暮らす。仕事体験から二拠点生活へ

霜鳥豊さん/東京都・愛媛県今治市

東京都内でフリーランスの出張料理人として働いていた霜鳥さんは、日本各地の食材や郷土料理を学びたいという思いから、2022年におてつたびで愛媛県今治市・大三島の「旅館さわき」を訪れました。

地元の食材や料理、スタッフとの交流をきっかけに、2024年1月の取材時点では、月の約3週間を愛媛県の旅館で過ごし、残りの約1週間を東京で出張料理人として働く二拠点生活を実現していました。

▼旅で見つけた”スキル”を磨く二拠点生活。フリーランス料理人の挑戦
https://media.otetsutabi.com/20240111-2/

【事例④】すぐに移住しなくてもいい。将来の「第二の故郷」を探す人も

上杉麻衣子さん/東京都在住、将来の二拠点居住を検討

東京で会社員として働く上杉さんは、自然豊かな地域にもう一つの生活拠点を持ちたいと考え、1年間で5回のおてつたびに参加しました。

2026年5月には高知県四万十市の「新ロイヤルホテル四万十」で約2週間働きながら滞在。その経験を通じて、高知県を将来の二拠点居住先の候補として考えるようになりました。

上杉さんの声

「高知は空気感というか自分の肌に合うなと感じて、二拠点居住の場所にしたいなと初めて思いましたね」

▼働き、暮らす中で感じた「ここなら二拠点生活も!」と思える場所との出会い。東京の会社員が5回目のおてつたびに選んだ高知・四万十
https://media.otetsutabi.com/20260608-2/

高知県を満喫する上杉さん
観光で訪れた・高知県「ひろめ市場」

参加後、約6人に1人が訪問先を移住・二拠点居住の候補に。地域への愛着や再訪意向も

2023年から2026年までのおてつたび参加後アンケートを集計したところ、17.4%(約6人に1人)が、滞在した地域を「二拠点・移住先として候補に入れたい」と回答しました。

さらに、そのうち73.2%は、おてつたびがなければその地域を訪れる予定がなかったと回答。これまで訪れる予定のなかった地域が、働きながら滞在する経験を通じて、将来の暮らしの候補となるケースも見られました。

また、参加後アンケートでは、約76%が滞在した地域について「特別な地域になった」、約85%が「再訪したい」と回答。移住だけでなく、地域への愛着や再訪意向も見られています。

参加後アンケートに寄せられた声

参加者の自由記述からも、地域で働きながら暮らす経験が、将来の移住や二拠点生活、自分に合った働き方を考えるきっかけになっていることがうかがえます。

  • 参加をきっかけに、将来の移住が新たな目標に
    「私自身、おてつたびに参加したことで、将来移住して、ここで暮らしたい!と新たな目標ができました。」

  • 旅行よりも実生活に近い、短期間の暮らし体験
    「気になっていた地域に、トライアルで短期暮らすような擬似体験ができたからです。24時間フリータイムの旅とも違い、仕事もしつつ休暇も満喫できることで、より実生活に近い状態でその地域を体感できとても充実します。」

  • 移住・二拠点生活を検討するための長期滞在
    「移住や二拠点生活を考えている方にとっては、低コストで長期滞在ができるので地域の現状を知るきっかけになり、良いと思います。」

  • 旅行者よりも踏み込んだ人間関係が生まれる
    「自分では住めない土地で住んでみる体験ができ、旅行者より踏み込んだ人間関係が築けるから。」

  • 子育てが一段落し、これからは自分のために各地で暮らしてみたい
    「いろんな地域で暮らす人や仕事を知りたいから。これ迄は家族のために時間を使うのが幸せだったけど、息子達が自立したので体力のある内にいろんな地域に行って暮らしてみたいから。」

  • 将来の転職や移住後の仕事を考える参考に
    「とても良い経験が出来たからです。今後の転職や移住をした場合に就ける職種の参考になりました。」

アンケート調査概要

① おてつたび申込時アンケート

  • 調査名:おてつたび申込時アンケート

  • 調査期間:2026年1月1日〜2026年10月16日

  • 調査対象:「おてつたび」申込時のアンケート回答 延べ8,032件

  • 調査エリア:全国

  • 調査方法:WEB

② おてつたび参加後アンケート

  • 調査名:おてつたび参加後アンケート(任意回答)

  • 調査期間:2023年11月15日〜2026年10月16日

  • 調査対象:「おてつたび」参加後のアンケート回答 延べ6,515件

  • 調査エリア:全国

  • 調査方法:WEB

「おてつたび」とは

「おてつたび」は、「お手伝い」と「旅」を組み合わせた人材マッチングサービスです。人手不足に悩む地域事業者(登録事業者数3,000社以上)と、「働きながら旅をしたい」旅行者(登録ユーザー数115,000人以上)をマッチングしています。

旅行者は、現地までの交通費は自己負担となりますが、旅先で働くことで報酬を得られるため、旅行の経済的負担が軽減できます。また、地域の人々との交流を通じて、より深く地域の文化や暮らしを楽しむことができます。

地域事業者は、地域外からの働き手に対して報酬と宿泊場所(寮など)を提供することで、全国各地からの働き手を集めることができ、交通費の支給も不要です。募集期間は最短1泊2日から最長2ヶ月未満まで対応でき、就業期間や勤務時間、業務内容なども柔軟に設定できます。さらに、働き手が休日や空き時間を利用して地域を観光することで、地域経済の活性化も期待されます。

地方で働く旅が「関係人口」の入り口に

「おてつたび」の平均滞在期間は約2週間。旅行者は地域で実際に働くことで、単なる観光では得られない人とのつながりや地域との関係性を築いていきます。このような体験が、短期的な人手不足の解消だけでなく、地域と継続的につながる“関係人口”の創出にもつながっています。

実際に、おてつたび参加後のアンケートでは、次のような結果が出ています:

  • 80%の人が「おてつたびがなければ訪れる予定はなかった地域(市町村)」に滞在

  • 49%は「滞在するまでその地域(市町村)のことを知らなかった」と回答

  • 70%は「地域(市町村)に訪れるのは“初めて”」と回答

  • 85%の人が「いつかまた滞在した地域を訪れたい」と回答

全国の事例:「おてつたび」から移住・定住へ

「おてつたび」をきっかけに、実際に就職や二地域居住、地方への移住・定住につながった事例も生まれています。

▼「東京ではないどこかへ」54歳で早期退職。理想の移住先をさがす旅

https://media.otetsutabi.com/20231225-2/

▼悩みに悩んで会社を辞めた。夢を追う51歳、鳴門らっきょ起業の旅

https://media.otetsutabi.com/20231227-2/

▼おてつたび先に嫁ぎ”旅館の若女将”に。直感を信じ、選びとった新しい道

https://media.otetsutabi.com/20231208-2/

▼旅で見つけた”スキル”を磨く二拠点生活。フリーランス料理人の挑戦

https://media.otetsutabi.com/20240111-2/

▼40代、おてつたびで違う人生を歩む自分の姿が見えた|鳥取へ移住した女性が語るキャリア選択とおてつたび

https://media.otetsutabi.com/20240704-2/

▼この町で学びたい!夢に向かって。「休学×定住」という選択

https://media.otetsutabi.com/20231201-2/

「年齢不問」の募集も多数掲載

取材について|全国47都道府県で実施中

より多くの方に「おてつたび」を知っていただきたいと考えております。日本各地で実施しておりますので、以下の対応をさせていただきます。

  • 参加者への取材確認・インタビュー撮影調整

  • 人手不足に悩む地域事業者への取材確認・インタビュー撮影調整

  • 活動中の画像・動画素材の提供

取材にご興味のある方は、ぜひ下記のフォームからお気軽にお問い合わせください。企画段階でのご相談もお待ちしております。

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社おてつたび 広報 早川健星
TEL:080-5010-5175

Email: info@otetsutabi.com

■ 会社概要

会社名 : 株式会社おてつたび

代表者 : 代表取締役CEO 永岡里菜

所在地 :

(東京オフィス)〒141-0031 東京都品川区西五反田2丁目29-9

(静岡オフィス)〒430-0907 静岡県浜松市中央区高林1丁目8-43

設立 : 2018年7月

資本金: 100,000,000 円

URL : https://otetsutabi.com/

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会社概要

株式会社おてつたび

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URL
https://otetsutabi.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都品川区西五反田2丁目29−9
電話番号
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代表者名
永岡里菜
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年07月