7月16日(水)開催! 大人気ウイスキーセミナー ジャパニーズウイスキートレイル「新道蒸溜所」

新道蒸溜所のファーストリリース「SHINDO EXPERIMENTAL 01」 その構成原酒とは!?

株式会社ウイスキー文化研究所(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:土屋守)は、7月16日(水)19時より、日本各地を旅するように全国の蒸留所の方を招くテイスティングセミナー【ジャパニーズウイスキートレイル 新道蒸溜所】を開催いたします。講師には新道蒸溜所 オーナーの篠崎倫明氏と、第12代 マスター・オブ・ウイスキーの山本久里子氏をお招きいたします。このセミナーでは今年6月に発売したばかりの記念すべきウイスキー第1弾「SHINDO EXPERIMENTAL 01」の構成原酒を実際にお飲みいただき、そのこだわりを体感していただきます。

●開催概要

日時:2025年7月16日(水)19:00~20:30

定員:80名

参加費:5,500円(税込)

会場:ウイスキー文化研究所セミナールーム

〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-10-5 テック広尾ビル 2F

●セミナー内容

1.高峰譲吉博士について(山本久里子氏)
2.SHINDO LAB・新道蒸溜所について(篠崎 倫明氏)

山本久里子氏のマスターオブウイスキー試験の論文テーマは「高峰譲吉博士」。高峰博士は胃腸薬である消化酵素タカジアスターゼの発明、アドレナリンの結晶化に成功した世界的科学者であるが、同氏が36歳だった1890年に、アメリカに渡り日本の麹醸造技術を応用してウイスキー造りを目指しました。新道蒸溜所の篠崎氏は、その高峰博士の製法をできる限り再現し、試行錯誤の末完成させた「高峰8年」を2021年春にアメリカで発売。同年夏、日本洋酒酒造組合の基準を順守した本格的「ジャパニーズウイスキー」造りに乗り出しました。山本氏に高峰譲吉博士についての歴史と功績を、ウイスキーの歴史、そして今注目のウイスキーの法制化についても織り交ぜながらお話いただいたあと、篠崎氏にSHINDO LABや新道蒸溜所の取り組み、「高峰8年」や「SHINDO LAB STAND誕生の裏側」などをお話いただきます。一夜限りのスペシャル企画となっておりますので、ぜひご参加ください。

●貴重なウイスキー!テイスティングアイテムである構成原酒とは?

構成原酒とは、樽からそのまま出されたブレンドされる前のウイスキーのこと。異なる樽で熟成した個性を活かし、味わいのバランスを整えていく重要な役割を持っています。このセミナーでは貴重な「SHINDO EXPERIMENTAL 01」の構成原酒(非売品)を味わうことができます。

●構成原酒の樽の特徴とは?

今回試飲ができる構成原酒はすべて煙のような香りがない麦芽本来の味わいが楽しめるノンピートで造られています。

■構成原酒 Un-Peated「プレス酵母」【A】

プレス酵母は水分を含んだペースト状の酵母で、ニューメイクに豊かな香りを生みだします。

■構成原酒 Un-Peated「プレス酵母+独自酵母」【B】
独自酵母は”特殊酵母”と呼ぶ新道蒸溜所独自の酵母。ぜひセミナーで体感してください!

■構成原酒 Un-Peated NEWMAKE【A(6割)+B(4割)】
ニューメイクは樽に入れる前の透明な液体のことで、樽熟成前の風味を楽しむことができます。

■構成原酒 UnーPeated EX-bourbon
EX-bourbonはバーボンを熟成した樽のことで、バニラやハチミツ、ナッツ、果実のような風味をもつウイスキーになる特徴があります。

■構成原酒 UnーPeated EX-Sherry

EX-Sherryはシェリー酒を熟成した樽をウイスキーの熟成に使用する樽のことで、シェリーの種類で風味は変わりますが共通して、レーズンやドライフルーツ、チョコなどコクのある風味のウイスキーになる特徴があります。

■構成原酒 UnーPeated MIZUNARA

MIZUNARAは日本固有の木材であるミズナラで作られた樽で、白檀や伽羅などの香りが特徴で国内のみならず、海外でも高い評価を得ています。


■構成原酒 UnーPeated refillcask

refillcaskとはウイスキーの熟成に使用した樽を再利用した樽のことで、ウイスキーの風味を調整する重要な役割を持っており、ウイスキーに穏やかな影響を与える特徴があります。

SHINDO EXPERIMENTAL 01

6月14日に発売した新道蒸溜所のファーストリリース。構成原酒はすべてノンピートで、バーボン樽を中心にミズナラ樽、オロロソシェリー樽などを使用。「加水による変化も楽しんでいただきたい」という想いから、アルコール度数は少し高めの50%に設定。(公式プレスリリースより一部引用)

■テイスティングノート

トップは華やかにしてトロピカルフルーティー。

続いてオリエンタルで甘いバタークリームの様な香りが拡がる。ラストはトッフィー、ミルキーと長い余韻がつづく。

●新道蒸溜所について

福岡県朝倉市の老舗日本酒蔵元「篠崎」が開設した、福岡県初のウイスキー蒸留所。「新道」は土地の名称だが、ウイスキー造りの「新しい道」を創るという思いも込められている。コンセプトに「THE QUEST FOR THE ORIGINAL (独創性の追求)」を掲げ、ウイスキー造りに取り組んでいる。微細な香りにも配慮した重層的なニューメイク作りや、バーボンバレルやシェリー樽に加え、ミズナラや栗の新樽、自社製造のラム樽など多様な種類の樽を用いて熟成を行っている。同社は麹をウイスキー造りに利用しようと試みた高峰譲吉博士にインスパイアされ、試行錯誤の末完成させた「高峰 8年」を2021年春にアメリカで発売。同年夏、日本洋酒酒造組合の基準を順守した本格的「ジャパニーズウイスキー」造りに乗り出す。

●講師

篠崎倫明氏(株式会社篠崎 代表取締役社長)

大学院卒業後、家業である(株)篠崎入社。

日本酒・スピリッツ等の各酒類製造に従事した後、2021年より新道蒸溜所を新設。

自ら製造に従事し、ウイスキー製造の喜びに浸る。

山本久里子氏(第12代 マスター・オブ・ウイスキー)

愛知県名古屋市生まれ。企業退社後、家族が営むラウンジバーに転職し、10年近くニッカ竹鶴シニアアンバサダーを務める。現在は愛知県を中心にウイスキーセミナーを毎月開催。アメリカでウイスキー製造を行った高峰譲吉について論文を書き、2023年にマスター・オブ・ウイスキー取得。ラジオ出演なども多数。またウイスキーを使った料理も研究している。

●ウイスキースクールとは

ウイスキースクールは、ウイスキー文化研究所が2001年から実施しているウイスキーに関することを学ぶスクールです。ウイスキーの製造、トリビア、ペアリング、テイスティング技術などあらゆる視点から、10~20名の小規模開講をしてまいりました。この度、2023年10月1日より過去最大規模の81名が着席できる新たなセミナールーム(東京都渋谷区広尾1-10-5 テック広尾ビル2F)をもうけ、ウイスキースクール事業として展開してまいります。

※本イベントは、バーテンダー、酒販関係者に限らず、広く一般の愛好家の方々にもご参加いただけます。

ウイスキー文化研究所について

ウイスキー文化研究所は、ウイスキー評論家の土屋守が代表を務めるウイスキー文化の普及団体です。2001年3月の発足以来、国内外のウイスキー・酒文化全般を深く学ぶべく研究を重ね、情報の収集および発信を行っています。また業界に関わる方々とともに、ウイスキー愛好家や飲み手の育成、ウイスキー文化の普及を目的とした取り組みを企画・立案、実施してきました。

国内で唯一のウイスキー専門誌『Whisky Galore』の編集・発行、ウイスキーフェスティバルなどのイベントの企画・運営のほか、ウイスキーに関する知識、鑑定能力を問う資格認定制度「ウイスキーコニサー資格認定試験」や、ウイスキーを楽しむための知識を問う「ウイスキー検定」を主催しています。また、2019年より世界のウイスキーおよびスピリッツを審査する、日本で唯一の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」も運営しています。

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会社概要

URL
https://scotchclub.org/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区広尾1-10-5 テック広尾ビル5F
電話番号
03-6277-4103
代表者名
土屋 守
上場
未上場
資本金
600万円
設立
2001年03月