「盗撮冤罪」から身を守るには…『アサヒカメラ』が本気の特集!カメラを向けただけで盗撮だと言われる時代に

アサカメ、ヌード大特集やめたってよ。

 夏到来!肌の露出が増えるこの季節、ぜひ気をつけてほしいことがあります。それは「盗撮冤罪」――。実はこの数年、全国の都道府県で迷惑防止条例が続々と改正され、「カメラを向けただけで条例違反」と疑われかねない事態になりつつあるのです。そこで『アサヒカメラ 7月号』では、われわれがどう対処すべきか、弁護士、元刑事、写真家の見解をまとめ「盗撮冤罪」から身を守る特集を掲載します。

「盗撮冤罪」から身を守れ
 ここ最近、各都道府県では迷惑防止条例の改正が相次いでいます。目的は盗撮の規制です。たとえば滋賀県の場合、条例改正前の盗撮行為の規制場所は<公共の場所><公共の乗り物>でしたが、改正後に<特定多数の場所が集まり、もしくは利用する場所>に拡充。規制の対象についても、改正前は、盗撮の意思があっても下着等の映像が撮影されていなかった場合は対象外でしたが、条例改正後は<カメラなどを人に向ける行為>も取締りの対象となったのです。
 
 もちろん、人にカメラを向ければ何もかもアウトになるわけではありません。<盗撮目的であること>が大前提です。とはいえ、盗撮目的かどうかを誰がどう判断・立証するのでしょうか? そもそも迷惑防止条例で犯罪行為としている「盗撮」と、辞書に記された(一般的な意味での)「盗撮」が混在しているのが現状です。そんななかで「盗撮だ!」と言われると、どうしても人は前者としてとらえがちです。そのうえ、捜査当局に疑いをかけられたが最後、警察や司法機関、社会から不当な処遇や処分を受け、社会的制裁を受けることだってあり得ます。まさに痴漢冤罪と同じです。

 そこで今回は、①弁護士の見解、②元刑事の目線、③写真家の経験をクローズアップ。①では「盗撮の定義」と肖像権に関する解説、②では元刑事が分析する「写真愛好家と盗撮犯の違い」について、③では東京・渋谷で活躍するストリートスナップ写真家のトラブル体験について取り上げます。また、弁護士、元刑事、写真家がそれぞれ「盗撮冤罪から身を守る方法」をアドバイスします。

「NAVERまとめ」に残る“責任”
 アサヒカメラ2月号・3月号掲載「写真を無断使用する“泥棒”を追い込むための損害賠償&削除要請マニュアル」で、被害を訴えた写真家の有賀正博さんが誌面に再登場。「Naverまとめ」に写真を無断使用された件で使用料が支払われたことを明らかにしました。が、根本的な問題は解決しておらず……このリポートも掲載します。

 「アサカメ、ヌード大特集やめたってよ」
グラビア&記事151ページの超絶大特集<人物撮影大全2017>
アサヒカメラ7月号といえば、この20年間はヌード大特集でしたが、今年は大リニューアル!撮影愛好家でもファンの多いポートレート、スナップ、ドキュメンタリーの各領域をクローズアップし、総勢16人の写真家が「人を撮る」撮影哲学とノウハウをたっぷり語ります。特別付録「MIRRORLESS STYLE Vol.5」も合わせて合計151ページの大特集。文字どおり内容てんこ盛りです!

<主な特集ラインナップ>
山岸 伸の撮影現場を密着取材


立木義浩が選ぶ「人物写真の名作」&インタビュー
横木安良夫が示す「スナップ・ポートレート」
笠井爾示が「東京の恋人」で魅せる本物のエロス
七菜乃にみるセルフポートレートの神髄
渡辺達生 遺影のイメージを変える「寿影」
所 幸則 光を求めて「新世代のお散歩スナップ」
小林幹幸 すべてのポートレートは恋愛写真である。
弟子が語る「土門拳の人物写真の撮り方」
河野英喜「必要なのは想像力と事前準備、そしてちょっとの下心」
片岡三果 モデルに嫌われないための撮影&マナー
幸せな人物写真を生むためのハービー・山口流「12の言葉」
桑原史成 & 英 伸三 ヒューマン・ドキュメンタリーの極意
田口るり子 「家族を撮る」
熊切大輔 ポートレートセミナー 詳細リポート

アサヒカメラ 2017年 07 月号
定価:980円(税込)
発売日:2017年6月20日
https://www.amazon.co.jp/dp/B07284GJZB
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