Unity、マルチプレイヤーゲームに対する世界の膨大な需要とプレイヤーの嗜好に関する新たな洞察を示す新レポートを発表
世界中の77%のゲーマーがマルチプレイヤーゲームをプレイ、ソーシャル要素が購入決定とエンゲージメントの重要なドライバーに
Unity Gaming Services、あらゆる規模のスタジオがマルチプレイヤー開発を加速し、より良いコネクト・ゲーミング体験を提供できるよう、セルフサービスの新機能を発表
リアルタイム3Dプラットフォームで世界をリードするユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:堀田徹哉、以下 当社)は、マルチプレイヤーゲームに対するプレイヤーの需要と好みの両方を開発者がより理解できるよう、「Unity 2022 Multiplayer Report」を発表しました。本レポートでは、世界人口の半数以上(52%)がゲームをプレイし、そのうちの大多数(77%)がマルチプレイヤーゲームをプレイしていることを明らかにしています。さらに、購入の意思決定に影響を与え、ゲームへの関与を促進する上で、社会的要因が重要であることも明らかにしています。あらゆる規模のスタジオが、マルチプレイヤー開発の加速と最高のコネクテッドゲーム体験の提供に役立つ基本的な構築ツールにすぐにアクセスできるように、本日、Unityは、「Game Server Hosting(ゲームサーバーホスティング、Multiplay)」と「Matchmaker(マッチメーカー)」のセルフサービス機能を新たに提供開始しました。これにより、Unity Gaming Services(UGS)が提供するマルチプレイヤーソリューションの強固なポートフォリオがさらに強化されます。
Unity 2022 Multiplayer Reportは、マルチプレイヤー・ゲームの購入決定と全体的なエンゲージメントを促進する上で、ソーシャル要因が重要な役割を果たすことを強調しています。ゲームを選ぶ際、ジャンルの次に重要視するのは「友人がそのゲームをプレイしているかどうか」(34%)、「ゲーム内で友人とチャットできるかどうか」(31%)でした。ゲームを楽しむために最も重要な機能は、「他の人とすぐにゲームに参加できること」(36%)、「同じスキルレベルの人とマッチングできること」(33%)でした。このレポートでは、プレイヤーの好みについて、その他の重要な分野にもスポットを当てています。
- マルチプレイヤーゲーマーはウォールド・ガーデン(クローズド・プラットフォーム)なしでプレイしている - リアルタイムマルチプレイヤーゲーマーの91%がクロスプレイゲームをプレイしています。
- コアゲーマーもカジュアルゲーマーもゲームに投資する - 全マルチプレイヤーゲーマーの半数以上(61%)が、調査前の30日間にゲームのダウンロードコンテンツを購入。
- コアユーザーかカジュアルユーザーかはジャンルによって決まらない - コアユーザーは従来のマルチプレイヤー・ジャンルの指数が若干高いものの、カジュアルゲーマーはカードゲームやパズルゲームなど特定のゲームタイプに限定されるわけではありません。
https://create.unity.com/LP=4405
Unity の Operate Solutions 部門エンジニアリング担当 SVP の Jeff Collins は、次のように述べています。「マルチプレイヤー・ゲームは非常に人気があるだけでなく、かつてないほど多様で多彩になっています。小規模な協力プレイから大規模なバトルロイヤルまで、ゲーマーは互いに関わり合いながらプレイするさまざまな方法に惹かれており、あらゆるマルチプレイヤーゲームにおいてシームレスなソーシャル体験が重要な課題になっています。UGSのマルチプレイヤーソリューションにより、我々はあらゆる規模の開発者やスタジオに最高のサービスを提供し、あらゆるタイプのマルチプレイヤーゲームでプレイヤーをつなぐ、安定した、拡張性のある、カスタマイズ可能な体験を提供します」
Game Server Hosting (Multiplay)とMatchmakerの両方にセルフサービス機能が追加され、開発者はより迅速かつ効果的にマルチプレイヤーゲームを構築、立ち上げることができるようになります。Game Serving Hostingは、手間のかからない専用ゲームサーバーのホスティングサービスで、クリエイターは数分で数百万人のプレイヤーにゲームを効果的に拡張することができます。Matchmakerは、開発者がルールベースのマッチメイキングでマッチを調整し、高速マッチングと低遅延でより良いマルチプレイヤーエクスペリエンスを実現することができます。さらに、Netcode for GameObjectsも正式に提供を開始します。これは、Unityゲームエンジン向けに構築された基盤フレームワークとネットワークライブラリで、小規模な協力型ゲームの開発を簡素化することができます。また、新機能やさまざまなタイプのゲームにおけるマルチプレイヤーネットワーキングを開発者に体験してもらうため、Photon Fusionで開発した大規模バトルロイヤルのサンプルを含む、新規および更新した3つのマルチプレイヤーゲームサンプルもリリースしました。セルフサービスの新機能とゲームサンプルの詳細については、Unityブログでご確認ください。
https://blog.unity.com/ja/games/ugs-multiplayer-launch-announcement
Unity 2022 Multiplayer Reportは、ゲーム収益の上位6カ国のうち4カ国を占める米国、英国、韓国、日本のマルチプレイヤーゲーマーを対象に、2021年第3四半期と2022年第3四半期にUnityがオンライン調査によって収集したデータをもとに作成されています。回答は約1500人のゲーマーから集められ、データセットの構成は、50%がコアゲーマー(従来のマルチプレイヤーゲームであるシューター、MOBA、MMO、レース、スポーツ、格闘のいずれかのジャンルを組み合わせて週に4時間以上プレイするゲーマー)、50%がカジュアルゲーマー(週に2時間以上ゲームを行い、そのうち30分以上マルチプレイをするゲーマー)です。Unity 2022 Multiplayer Report(無料)は、以下をご参照ください。
https://create.unity.com/LP=4405
Unity Gaming Servicesの詳細については、Unity Gaming Servicesをご覧ください。
https://unity.com/ja/solutions/gaming-services
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社について
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社は、リアルタイム3D(RT3D)コンテンツを制作・運用するための世界的にリードするプラットフォームである「Unity」の日本国内における販売、サポート、コミュニティ活動、研究開発、教育支援を行っています。ゲーム開発者からアーティスト、建築家、自動車デザイナー、映画製作者など、さまざまなクリエイターがUnityを使い想像力を発揮しています。Unityのプラットフォームは、携帯電話、タブレット、PC、コンソールゲーム機、VR・ARデバイス向けのインタラクティブなリアルタイム2Dおよび3Dコンテンツを作成、実行、収益化するための包括的なソフトウェアソリューションを提供しています。1,800人以上在籍するUnityのR&Dチームは、外部パートナーと協力して最新リリースやプラットフォームのために最適化されたサポートを保証することで、Unityをコンテンツ制作の最先端であるようにし続けています。Unityのクリエイターが開発したアプリは、2020年で月50億回以上ダウンロードされました。
※Unityおよび関連の製品名はUnity Technologiesまたはその子会社の商標です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- パソコンソフトウェアシステム・Webサイト・アプリ開発
- ダウンロード