【調査レポート】300名に聞いた”AI時代のITパートナーへの期待”、運用から経営支援まで求める人が約3割に

株式会社マインドシェア

株式会社マインドシェア(本社:東京都港区、代表:今井祥雅)は、直近3年以内にITサービス・システムの導入・選定に関与したビジネスパーソン300名を対象に、「AI時代におけるITパートナー期待実態調査」を実施しました。

マインドシェアは30年以上にわたり、企業戦略起点で調査を設計する「戦略的満足度調査」を通じて、企業の"顧客から見た価値"の可視化を支援してきました。その中で、AIの普及に伴いIT企業に求められる役割が大きく変化している一方、その期待を体系的に把握した調査は十分ではないという課題意識から、本調査を実施しました。

本調査では、企業がIT企業・ITパートナーに期待する価値を、「安定運用・セキュリティ対応」「技術力・提案力」「破壊的技術革新」「現場理解・定着支援」「成果検証・達成支援」「経営提言・戦略参画」の6つの観点・24項目で測定しました。

回答結果を統計的手法(クラスター分析)で分析した結果、企業の期待は大きく4つのタイプに分類されることが明らかになりました。また、役職が高いほど6つすべての観点で期待水準が高まる傾向も確認されました。

調査結果サマリー

  1. IT企業への期待は、「①全方位型」「②安定運用重視型」「③経営参謀型」「④成果重視型」の4タイプに分類できる

  2. 「②安定運用重視型」は、セキュリティや安定運用を最優先する層で、4タイプの中で最も平均年齢が高い

  3. 「③経営参謀型」は、経営提言や戦略参画への期待が高い層で、4タイプの中で最も平均年齢が若い

  4. 役職が高いほど、6つすべての観点においてIT企業への期待水準が高くなる

調査結果① IT企業への期待は4つのタイプに分類

  1. 全方位型(31.3%)
    6つすべての観点に対して高い期待を寄せる、最も要求水準が高いタイプです。

    安定運用やセキュリティ対応から経営提言まで、「あらゆる領域で高い品質」を求める傾向があります。また、ITベンダーを4社以上と並行して取引している割合が他タイプより高く、複数社を比較できる立場にあることが期待水準の高さにつながっている可能性が考えられます。

  2. 安定運用重視型(27.7%)
    システムの安定運用やセキュリティ対応、契約内容の明確さなど、「守り」の品質を最も重視するタイプです。一方で、経営への関与や破壊的技術革新への期待は比較的低い結果となりました。平均年齢は4タイプの中で最も高く、経験を重ねるほど「まずは確実な運用を実現してほしい」という堅実な期待が強まる傾向がうかがえます。

  3. 経営参謀型(16.3%)
    経営層への提言や中長期戦略への参画など、IT企業に「経営のパートナー」としての役割を期待するタイプです。一方で、KPIなど成果指標への関心は他タイプと比較するとやや低い傾向がみられました。平均年齢は4タイプの中で最も若く、中堅層を中心とした期待の特徴であることが示されました。

  4. 成果重視型(24.7%)
    6つの観点全体で見ると要求水準は比較的低いものの、その中では導入効果の検証や成果達成への伴走支援を重視するタイプです。「多くを求めるのではなく、求めるものは成果」という現実志向の特徴がみられました。

調査結果② 役職が高いほどIT企業への期待は高まる

役職別に分析したところ、会社経営者・役員・本部長・部長クラスは、一般社員・係長クラスと比較して、6つすべての観点において期待水準が高いことが分かりました。

経営層や管理職になるほど、システムの安定運用だけでなく、技術提案、成果創出、さらには経営戦略への参画まで、IT企業に対してより広範で高度な役割を期待していることがうかがい知れる結果となりました。

今後の示唆

今回の調査結果は、顧客企業がIT企業に期待する価値が、単なる技術力や安定運用にとどまらず、経営課題の解決や成果創出へと広がっていることを示しています。一方で、その期待の度合いは顧客や意思決定層によって異なるため、すべての顧客に同じ価値を提供するのではなく、自社がどのような価値を提供すべきかを明確に定義し、それに応じた提案や顧客接点を構築することが重要になると考えられます。だからこそ、顧客が自社に何を期待しているのかを把握することが重要である、と考えられます。

【調査概要】 

  • 調査名:AI時代におけるITパートナー期待実態調査 

  • 調査対象:直近3年以内にITサービス・システムの導入・選定に関与した、従業員規模50名以上の企業に勤務する20〜69歳の会社員・会社役員 

  • 有効回答数:300サンプル 

  • 調査方法:インターネット調査 

  • 調査期間:2026年7月16日〜17日 

  • 実施:株式会社マインドシェア 

  • 調査項目:IT企業への期待度(「安定運用・セキュリティ対応」「技術力・提案力」「破壊的技術革新」「現場理解・定着支援」「成果検証・達成支援」「経営提言・戦略参画」の6観点・計24項目)、AIによる代替可能性に関する項目、役職・部門・年齢等の属性 等 

※本リリースにおけるクラスター分類は、上記24項目の回答結果をもとに、統計的手法(クラスター分析)を用いて算出したものです。 

※本リリースの内容を転載・引用する際は、「株式会社マインドシェア調べ」と明記いただきますようお願いいたします。 

マインドシェアの「戦略的満足度調査」とは

株式会社マインドシェアは、生活者視点を軸としたマーケティング支援を提供する企業です。調査・分析にとどまらず、戦略立案から施策実行までを一気通貫で支援し、多様な業界の成果創出をサポートしています。

当社の「戦略的満足度調査」は、単なる現状把握ではなく、企業の成果につながる意思決定を支援することを目的とした調査手法です。一般的な満足度調査が顧客評価の把握を主眼とするのに対し、「企業が関係者からどのような存在として評価されたいか」という視点を起点に調査を設計。顧客が企業に期待する価値や望ましい関係性を可視化し、企業が強化すべき課題や機会を明らかにします。

調査結果は、経営戦略・ブランド戦略・営業戦略に活用できる実践的な示唆として提供し、その後の戦略立案や施策実行まで一貫して支援します。

※イメージ図

実践例を公開:戦略的満足度調査で”強み”を可視化した大手IT企業2社

実際にマインドシェアが戦略的満足度調査を提案・実施し、自社の強みを可視化したIT企業の事例をご紹介します。

1社目:グループ会社を含めた全社横断でCS調査を
実施していた大手IT企業様

中期経営計画の見直しをきっかけに、経営層が顧客の声を経営戦略

のヒントとして活用できるよう、自由記述形式の回答を分類・構造

化する独自の分析設計を構築しました。

2社目:長年実施してきたCS調査が実態と乖離し、形骸化していた大手IT企業様

設問の意図を紐解いた上で調査を再設計し、売上規模別に満足点・

課題点の傾向を分析することで、営業戦略に直結する示唆を導出し

ました。

会社概要

会社名:株式会社マインドシェア

代表取締役:今井 祥雅

所在地:東京都港区芝5丁目29番14号 田町日工ビル4階

設立日:平成元年12月22日

資本金:1億円

HP:https://www.mindshare.co.jp/

■本件に関するお問い合わせ

株式会社マインドシェア 担当:射場・片山・原川

TEL:03-5232-6877(代表)/03-5232-6880(担当部署)

MAIL:sales-mp@mindshare.co.jp 

お問い合わせフォーム:https://www.mindshare.co.jp/contact/

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株式会社マインドシェア

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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区芝5-29-14 田町日工ビル4F
電話番号
03-5232-6877
代表者名
今井 祥雅
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1989年12月