福祉×伝統のものづくりの可能性。企画展「NEW TRADITIONAL 楽しい実験と実践」
〜HERALBONY GALLERYにて、9月23日(土)〜10月22日(日)開催〜
NEW TRADITIONALは、福祉×伝統のものづくりの可能性に着目し、2019年に奈良の一般財団法人たんぽぽの家とGood Job!センター香芝が取り組んでいるプロジェクトです。福祉施設とデザイナーの協働によるものづくりや展覧会、リサーチツアー、各地の職人との交流、学びあいの場づくりを展開しています。
今回の展示会では、この4年間各地で取り組んだ実践と実験をご紹介いたします。存在そのものが愛おしくなるようなプロダクトと、ユニークなものづくりのプロセスもご覧いただけます。
また、ヘラルボニーは「楽しい実験と実践」を共通のテーマとし、東北地方の郷土玩具である「こけし」と、ヘラルボニーが契約する作家のアートを掛け合わせ、自由な発想と感性から生まれたこけしを同会場にて展示販売いたします。NEW TRADITIONALとヘラルボニー、それぞれの新たな伝統のカタチをぜひご覧ください。
■展示概要
会期:2023年9月23日(土)〜10月22日(日)
開廊日:土、日、祝日
時間:11:00〜18:00
会場: HERALBONY GALLERY
住所:〒020-0026 岩手県盛岡市開運橋通2-38 @HOMEDELUXビル4F
参加: NEW TRADITIONAL
主催:株式会社へラルボニー
webサイト:https://store.heralbony.jp/pages/heralbonygallery-iwate
※平日ご来館希望の方はwebサイト内チャットよりお問い合わせください
展示内容
ニュートラの取り組み(一部紹介)
春日大社境内の杉
OKAIKOSAN
たたいて みがいて つくる木の仕事
CLAY WORKS
ヘラルボニー アート×伝統こけし(一部紹介)
【参加アーティスト】
・アトリエ・ブルート(愛知県)
市岡 風輝 / 内田 真由 / 大山 悦子 / 佐藤 輝尚 / 土屋 大 /山口 慶祐 / 和田 成亮
・自然生クラブ(茨城県)
川添 光爾 / 木村 隆広 / 坂本 大知 / 笹原 七実 / 萩原 達也 / 森下 慶一
・JOY俱楽部アトリエブラヴォ(福岡県)
川上 勇樹 / 小林 泰寛 /高田 扶美 / 髙山 凌賀 / 矢野 琴乃
・多夢多夢舎中山工房(宮城県)
郁美 / 片寄 大介 / 木村 頌吾 / 竹内 聖太郎 / 中島 敏也 / 渡邊 直貴 / 渡邊 昌貴
・のぞみの家(東京都)
江口 桃子 / 鈴木 広大 / 友田 英子 / 西村 円 / 宮澤 祥子
協力:工房 木偶乃坊(でくのぼう)煤孫こけし三代目 煤孫盛造
企画展初日の9/23(土)にはオンライントークイベントを配信!
テーマ:「福祉×伝統工芸の可能性」
福祉や伝統工芸、アートといった既存のジャンルを越えながら新しい価値をつくっていくには?ニュートラとヘラルボニー、それぞれの方法やコミュニティを通して考えていきます。
日時:9月23日(土)11:30〜12:30
配信アカウント:https://www.instagram.com/heralbonyofficial/
パネリスト:岡部 太郎、松田 文登
パネリスト紹介
岡部 太郎
一般財団法人たんぽぽの家 常務理事。
1979年、群馬県前橋市生まれ。 たんぽぽの家アートセンターHANAを拠点に、あたらしいアートの可能性を探る「エイブル・アート・ムーブメント」や仕事やはたらき方を模索する「Good Job!プロジェクト」の推進をしている。また、障害者の芸術文化活動普及支援事業(厚生労働省)では近畿ブロック支援センターとして、障害とアートにまつわる諸事業に取り組むなど、障害のある人と異分野をつなげる役割を担っている。
松田 文登
ヘラルボニー代表取締役副社長。
ゼネコン会社で被災地の再建に従事、その後、双子の松田崇弥と共にへラルボニーを設立。4歳上の兄・翔太が小学校時代に記していた謎の言葉「ヘラルボニー」を社名に、福祉領域のアップデートに挑む。ヘラルボニーの営業を統括。岩手在住。双子の兄。世界を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞。
NEW TRADITIONAL(ニュートラ)について
人が古くから続けてきた、ものをつくるという当たり前の行為を、つくり手や使い手、環境、素材、持続性など、さまざまな視点・立場から見直す動きが、各地で生まれています。
そんななか、福祉×伝統工芸の可能性に着目し、新しいものづくりのあり方や伝統工芸の可能性を模索していくプロジェクト「NEW TRADITIONAL(以下、ニュートラ)」に取り組んできました。
多様な人が関わり合いながらものをつくる過程において、道具やそれを使う手つき、素材、環境などへの向き合い方を話し共有しながら、形を起こすこと。わたしたちは、そのようなものづくりの営みの中にこそ、新しい伝統の芽があることを予感しています。
これからの伝統とは何か。ものづくりのあり方と暮らしはどう関わるのか。いろいろな人たちと一緒に、考えていきます。
たんぽぽの家
奈良市を拠点に、コミュニティアートセンター、福祉施設を運営する市民団体。誰もが豊かに表現することができる社会をめざし、アートやケアをキーワードに国内外の団体とネットワークをつくり、活動を続けています。
Good Job! プロジェクト
たんぽぽの家が2012年に立ち上げたプロジェクト。奈良・香芝のGood Job! センター香芝を拠点に、障害のある人との協働から生まれる新たな「しごと」「はたらき方」を提案していく活動です。「NEW TRADITIONAL」は、その一環として2019年にはじまりました。
https://www.goodjobproject.com/
【株式会社ヘラルボニー概要】
ヘラルボニーは「異彩を、 放て。」をミッションに掲げる、福祉実験カンパニーです。
国内外の主に知的な障害のある作家と契約を結び、2,000点を超える高解像度アートデータの著作権管理を軸とするライセンスビジネスをはじめ、作品をファッションやインテリアなどのプロダクトに落とし込む、アートライフスタイルブランド「HERALBONY」の運営や、建設現場の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開しています。これらの社会実装を通じて「障害」のイメージ変容と、福祉を起点とした新たな文化の創造を目指します。社名である「ヘラルボニー」は、知的障害のある両代表の兄・松⽥翔太が7歳の頃⾃由帳に記した謎の⾔葉です。「⼀⾒意味がないと思われるものを世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めています。
会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38
代表者:代表取締役社長 松田 崇弥、代表取締役副社長 松田 文登
コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp
ブランドサイト:https://store.heralbony.jp/
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