蟹江町×リアル謎解きゲーム 「資産家密室殺人事件簿」
今回は小酒井不木作品の「躓く探偵」を題材とした映像謎解きラリーを開催します。参加者は主人公である探偵大久保豊の「助手」として捜査に参加し、町内3か所で、映像により出題される謎を解き、解決を目指します。また、参加者には記念品として探偵ノートがプレゼントされます。
○イベント情報
タイトル:蟹江町ショートムービー事業スピンオフ企画 蟹江・映像謎解きラリー
主催 :蟹江町役場 政策推進室ふるさと振興課
開催期間:2022年10月1日(土)~2023年3月12日(日)
受付時間:9時30分~16時(閉館1時間前)
参加者には探偵ノートをプレゼント
スタート地点・受付:蟹江町観光交流センター 祭人(さいと)
蟹江町大字須成字川西上371番地
TEL・FAX:0567-58-3310
E-mail:saito@funai-as.co.jp
HP:http://saito-kanie.jp/
休館日:毎週月曜および年末年始(12月28日~1月4日)
※月曜が祝日の場合は翌平日
参加無料
※参加にはスマートフォンが必要です。通信費等は参加者の負担となります。
〇「躓(つまづ)く探偵」のあらすじ
私立探偵・大久保豊が探偵事務所開業の看板を掲げて10日も経たぬ頃、事務所の裏手に住む成金として名高い悪徳資産家・原口が自宅で心臓を刺されて死亡しているのが発見された。警察が調べたところ、近くに凶器がないため、自殺ではなく間違いなく他殺である。しかも犯人が外部から入った形跡がない密室殺人だ。
捜査をしても、原口の悪辣な商売を裏付ける証拠が出るばかり。しかも右腕とされる男・阿部は事件当日以来行方不明になっている。
大久保探偵は開業したばかりでもあり、これは名を上げるチャンスと考え、事件解決のため原口邸に乗り込み、捜査に着手するが...。
〇蟹江町と小酒井不木
小酒井不木は蟹江町出身の医学者で、翻訳家、作家としても活躍し、江戸川乱歩、横溝正史らとも親交があり、日本最初のSF小説といわれる「人工心臓」をはじめ、多くの作品を世に残した日本探偵小説界の草分けといえる人物です。38歳の若さで急逝したものの、大正から昭和初期のわずか5年あまりの間に140作以上もの作品を執筆し、高い評価を得ました。しかし死後90年が経ち、その作品の多くはすでに絶版となってしまい、一部がパブリックドメインとしてインターネット上で読める状況にすぎません。しかし近年、名古屋での江戸川乱歩・旧居跡記念碑の設置などを機に「江戸川乱歩を見出した男」として再評価の動きが高まっています。
そこで蟹江町では、日本探偵小説黎明期の立役者でありながら100年の時代の波に埋もれつつある不木と、その作品群に今こそスポットを当て、顕彰するべく、映画化・絶版作品の現代語訳化など作品の再評価・発信を行っております。
愛知県蟹江町では、小酒井不木作品の掘り起こしとして、これまでに「死体蝋燭」(2020年)、「安死術」(2021年)、「網膜現像」(2022年)をショートムービー化し公開しております。
町公式HP(外部リンクYouTube)でご覧いただけます。
「網膜現像」(本編約25分YouTube):https://youtu.be/_o1megFtK54
「安死術」(本編約14分・YouTube):https://youtu.be/FN1W1ZgHXNs
「死体蝋燭」(本編約13分・YouTube):https://youtu.be/RXfDdGyeOHY
現代語訳版 小酒井不木 作品集:https://www.town.kanie.aichi.jp/site/kanie-bunko/
「躓く探偵のワンシーン」
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