「大津祭の曳山行事」の ユネスコ無形文化遺産への記載(登録)について

令和7年12月11日、「大津祭の曳山行事(おおつまつりのひきやまぎょうじ)」を含む計4件の行事がユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」へ記載(登録)されました。
本件は、令和5年度に「大津祭の曳山行事」「常陸大津の御船祭」「村上祭の屋台行事」「放生津八幡宮祭の曳山・築山行事」をユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」へ追加するよう、ユネスコに対して拡張提案がなされたものです。
「山・鉾・屋台行事」の概要
名称
「山・鉾・屋台行事」(やま・ほこ・やたいぎょうじ)
内容
地域社会の安泰や災厄防除を願い、地域の人々が一体となり執り行う「山・鉾・屋台」の巡行を中心とした祭礼行事
構成
国指定重要無形民俗文化財である「山・鉾・屋台行事」計37件
(平成28年12月 ユネスコ無形文化遺産に33件を登録、令和7年12月 新たに4件を追加)
「大津祭の曳山行事」のユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」への記載を受けての大津市長コメント
このたび「大津祭の曳山行事」が、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」へ追加記載されることが正式に決定しましたことを大変喜ばしく思います。
400年という長い年月にわたって大津祭を守り伝えてこられた先人をはじめ天孫神社、大津祭保存会、特定非営利活動法人大津祭曳山連盟、各曳山町など関係者に心からの敬意を表する次第です。
今も大津祭は、湖国三大祭の一つとして多くの市民に親しまれ、本市を代表する観光資源になっております。また、国指定重要無形民俗文化財に指定されるとともに、それぞれの曳山は大津市指定有形民俗文化財でもあります。
本市においては、平成6年(1994年)、比叡山延暦寺が世界文化遺産「古都京都の文化財」に、令和5年(2023年)に園城寺(三井寺)の「智証大師円珍関係文書典籍-日本・中国の文化交流史-」が「世界の記憶」に登録されましたが、今回、「大津祭の曳山行事」が無形文化遺産となったことによりまして、ユネスコに関連する文化財は3件を数えることとなりました。
引き続き、本市の誇る歴史文化遺産を関係者の皆様と力を合わせて後世に受け継いでいくとともに、文化財の活用による地域活性化に力を尽くしてまいります。
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