PKSHA、サーキュレーションとAI人材マッチングプロダクト「PRONAVI now」を共同開発・運用開始
22,000件以上の案件データをAIが分析・提案し、企業の課題とプロ人材を最速マッチング
株式会社PKSHA Technology(読み:パークシャ・テクノロジー、本社:東京都文京区、代表取締役:上野山 勝也、以下PKSHA)と、グループ会社である株式会社サーキュレーション(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:福田 悠、以下サーキュレーション)は、AI人材マッチングプロダクト「PRONAVI now」を共同開発し、2025年11月14日に運用を開始しました。「PRONAVI now」は、プロシェアリング事業を展開するサーキュレーションが長年にわたり蓄積してきたデータを元に、PKSHAが開発する独自のAIアルゴリズムを用いることで、企業の案件とご登録いただいているプロ人材を最速で適切にマッチングします。 PKSHAは「未来のソフトウエアを形にする」というミッションのもと、自然言語処理技術等の独自技術を基盤にしたAIおよびAIエージェントの研究開発を行い、その社会実装を通じて価値を提供しています。
今回、プロシェアリング分野で確かな実績を持つグループ会社であるサーキュレーションと連携し、サーキュレーションのサービスのAI進化を通じて、利用企業とプロ人材双方に最適な出会いという価値を提供してまいります。両社は本取り組みを通じて、AI技術を個人の経験・知見に融合させる「AI Powered Worker」の社会実装を強力に推進してまいります。

「PRONAVI now」共同開発の背景:プロシェアリングの知見とAI技術の融合で実現する、次世代の人材マッチング
少子高齢化による労働力人口の減少や、個人の働く価値観の多様化が進む中、企業に依存せず「個」の経験・知見を複数の企業で活用する「プロシェアリング」の重要性が高まっています。「プロシェアリング」とは、経験・知見をベースに複数企業で同時に活躍する外部のプロ人材の知見を活用し、企業を成長させていく新しい成長戦略です。また、近年の生成AI技術の飛躍的な進化は社会や働き方を根底から変えつつあり、高度なニーズへの対応や人材獲得競争の激化が進んでいます。
こうした市場の変化に応えるべく、2024年6月、両社はプロシェアリングへのAI活用を目的とした資本業務提携を行い、連携を開始しました。さらに2025年8月には、より踏み込んだAI活用と、AIを活用する高度なプロ人材育成を目的に、サーキュレーションのPKSHAグループへの参画が決定しました。この提携を通じて、両社が目指すのは、AIの活用で能力を高め、より高い成果を出せるプロフェッショナル、すなわち「AI Powered Worker」という新たな概念を確立していくことです。
今回の「PRONAVI now」の開発は、業務提携後初の共同開発成果であり、AI Powered Workerと企業が出会うためのプラットフォームとしての重要な役割を果たします。プロシェアリングにPKSHA独自のAIを活用することで、マッチング精度とスピードの向上を実現します。
「PRONAVI now」共同開発の概要:22,000件以上のデータからAIがリアルタイム解析、最適なプロ人材を最速で提示
「PRONAVI now」は、サーキュレーションがこれまで培ってきたプロジェクトデータや、プロ人材の経歴・強みの体系的なデータベースと、PKSHAが開発したAIアルゴリズムを組み合わせた新プロダクトです。なお、本プロダクトにはPKSHAが「PKSHA AI Suite for HR(※)」で培った人材マッチングに関する独自の知見を活用しています。
従来は、担当コンサルタントの経験や知識に依存していたり、若手コンサルタントの場合は、発注企業からのご要望に対して、打ち合わせが終わった後に社内に持ち帰り、相談をするなど、時間がかかってしまっていました。今回のPRONAVI now導入により、AIが自動で分析・判定することが可能となり、企業との打ち合わせ中に、人材要件とプロ人材のスキルを照合し、マッチ度をリアルタイムで表示できるようになりました。今後も継続的にさまざまな機能を実装していく予定です。これまでに蓄積した22,000件以上の案件データを活用することで、企業にはより深層的な課題解決を、そしてプロ人材には新たな挑戦の機会を提供していきます。
AI Powered Workerとは:両社の強みが実現する未来のプロフェッショナル
「AI Powered Worker」とは、人とAIが協力し合い、お互いの能力をさらに引き出し合う、次世代の働き方です。具体的には、AIとの連携によりプロ人材の能力がエンパワー(拡張)され、高い生産性を実現します。また、AIが働く機会の提案や、経験を通じた継続的な学びとナレッジ提供をサポートすることで、プロ人材のキャリアと能力の拡張を強力に推進します。
両社がこの概念を実現できる背景には、それぞれの強みの融合があります。PKSHAは、AIおよびAIエージェントの研究開発力と社会実装ノウハウを有しています。一方、サーキュレーションは、プロシェアリング事業における豊富な実績とコネクション、22,000件以上にのぼるプロジェクトデータ、プロ人材の体系化された知見というアセットを保有しています。この「AI技術力」と「豊富なプロシェアリングデータ・知見」の融合が、「AI Powered Worker」という新たな働き方を実現する鍵となります。

今後の展望::AI Powered Workerの育成を加速し、未来の働き方を支援
本共同開発は、PKSHAが掲げる「未来のソフトウエアを形にする」というミッションと、サーキュレーションが掲げる「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンの高い親和性に基づいています。今後は、「PRONAVI now」の機能継続的強化に加え、プロ人材に対するAIリスキリングサービスの提供、AIツールを活用した開発プロジェクトの提案支援など、より高度なニーズに対応できるケイパビリティの確保を進めてまいります。
PKSHAのAI技術を最大限に活用し、サーキュレーションのプロシェアリング事業との連携を高めることで、「AI Powered Worker」という新たなプロフェッショナル像を社会に定着させ、人とソフトウエアが協力し、より発展していく未来の働き方を加速してまいります。
※ 「PKSHA AI Suite for HR」について:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000193.000022705.html
株式会社サーキュレーション会社概要
「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンのもと、外部プロ人材の経験・知見を複数の企業で活用するプロシェアリング事業を運営しています。高い専門性を有するプロ人材の経験・知見を雇用ではなくプロジェクトベースで活用頂くことで、企業の抱える課題の解決、ミッションの達成を支援します。
31,000名以上のプロ人材のリソースから、企業の経営課題・業界・成長フェーズ・社風・経営における理念・思想を鑑み、企業に最適なプロ人材を選出、課題解決プロジェクトチームを組成します。登録している20代から70代のプロ人材は、インタビューを実施し、独自の人材アセスメントにより、スキル・経験・志向性・人物について適正な評価・知見を蓄積しています。2014年設立以来、導入実績は5,774社/22,527プロジェクトを数えます。(2025年7月末時点)
会社名 :株式会社サーキュレーション
本社所在地:東京都渋⾕区神宮前3-21-5 サーキュレーションビルForPro
代表者 :代表取締役社長 福田 悠

株式会社PKSHA Technology 会社概要
「未来のソフトウエアを形にする」というミッションのもと、社会課題を解決する多様なAIおよびAIエージェントを提供しています。
これらを、金融・製造・教育といった各業界に最適化した<AIソリューション>として、また、「PKSHA AI ヘルプデスク」「PKSHA Chat Agent」など、汎用性の高い<AI SaaS>として展開することで、未来の働き方を支援し、人とソフトウエアが共に進化する社会を実現していきます。
会社名:株式会社PKSHA Technology
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者:代表取締役 上野山 勝也
URL: https://www.pkshatech.com/
◆本件に関するお問い合せ
pr@pkshatech.com
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