2024年生まれの赤ちゃん約8万人の名前を大調査!大谷翔平選手が巻き起こす旋風は赤ちゃんの名前にも!?漢字「翔」の人気に拍車!6年連続首位を獲得!

「ジェンダー平等」が名付けのトレンドに!加速するジェンダーレス化!

株式会社ベビーカレンダー

専門家から直接アドバイスを受けられる日本最大※の育児支援サイトを運営する株式会社ベビーカレンダー(旧社名:株式会社クックパッドベビー、本社:東京都渋谷区、代表取締役:安田啓司、以下「ベビーカレンダー」)は、赤ちゃんの名前ランキングを毎月調査・発表しています。2024年に生まれたお子さん79,848名を対象に、赤ちゃんの名前に関する調査を実施しました。本調査は2010年から実施しており、2024年で15回目となります。調査・分析の主なポイントは以下の通りです。

※2021年11月時点において各メディア(当社選定競合サイト4社)が発表している月間PV数(当社調べ)

<サマリー>

・MLB ロサンゼルス・ドジャース 大谷翔平選手の「翔」が男の子の漢字ランキングで圧倒的1位!男子バレーボール日本代表 髙橋藍選手の「藍」も人気急上昇!

・【名前】日本的で古風な「レトロネーム」が根強い人気!「葵」や「凪」など、性別を感じさせない「ジェンダーレス」な名付けも加速

・【よみ】男女どちらのランキングにも入る名前が増加傾向に。女の子の名前は、英語圏でも発音しやすい「二音ネーム」に注目!

・【漢字】1位は「翔」「結」。男の子はスケールの大きな漢字、女の子は人との関わりをイメージする愛らしい漢字が人気

1.スポーツで世界的に活躍した選手の名前に注目!

2024年も大谷翔平選手が大活躍! 日本全国の小学校へ約6万個の野球グローブを寄贈したことで、野球に親しんだ子どもたちも多かったのではないでしょうか。大谷翔平選手は2023年12月にロサンゼルス・ドジャースへの移籍を発表し、翌シーズンにMLB史上初となる「50本塁打&50盗塁」を達成! チームの地区優勝に大きく貢献しました。彼の名前に用いられている「翔」は、男の子の漢字ランキングで2019年から6年連続首位。大谷翔平選手の活躍が「翔」の人気に拍車をかけたと言えます。

男子バレーボール日本代表の髙橋藍(たかはし らん)選手の名前にも、2024年は注目が集まりました。2024年5月から6月にかけて開催された男子バレーボールネーションズリーグで、日本は2位となり銀メダルを獲得。そこで大活躍だった髙橋藍選手の「藍(らん)」という名前は、名前のランキングでも大きな飛躍を見せています。

「藍」は2022年・2023年ともに男の子の年間名前ランキングでは200位圏外でした。しかし2024年になって急増。32位へと大きくランクアップしました。また、髙橋藍選手の活躍が影響を与えたのは、男の子の名前だけではありません。女の子の「らん」という名前も、女の子の年間よみランキングで2022年の102位、2023年の87位を経て、2024年は68位に順位を上げました。女の子の名前では、「蘭」という漢字が最も多く、次いで「藍」という結果でした。

【 名前ランキングTOP10 】

2.日本的で古風な「レトロネーム」が根強い人気!

2024年は、古風で日本的な「レトロネーム」が特に女の子の名付けで人気です。女の子の2024年名前ランキング上位には、3位「翠(すい,みどり)」、4位「紬(つむぎ)」、9位「澪(みお,れい)」などの「レトロネーム」がランクインしていました。

「翠」という文字は、緑色の羽を持つ翡翠(カワセミ)を連想させ、正岡子規を含む多くの俳人によって作品で使用されています。この言葉は、日本の風景を象徴する表現として長い間親しまれてきました。「紬」には高級な絹織物という意味があり、繭から糸を引き出すことを表します。また、「澪」という文字は船が通る水路を意味し、万葉集や古今和歌集に登場する水路に立てられる標識「澪標(みおつくし)」にも用いられた漢字。「レトロネーム」には、古来より多くの人々に愛されてきた美しさがあります。

男の子の名付けでは、「〜郎」や「〜平」、「〜太」など、昭和に多く見られた「クラシックネーム」に注目。なかでも、力強く男らしい印象の「太止めネーム」が人気を見せています。男の子の2024年名前ランキングでは、23位「颯太(そうた,ふうた)」、41位「陽太(ひなた,ようた,はるた)」、78位「奏太(かなた,そうた)」と、3つの「太止めネーム」がTOP100内にランクインしました。

新型コロナウイルス感染症の影響による海外渡航の制限が緩和され、海外でも通じるようなグローバルな名前も増えている一方で、日本の古き良き文化や美しさが注目されているのかもしれません。

3.男女の性別を感じさせない「ジェンダーレスネーム」の人気が加速

近年、男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」がトレンド。SDGsで「ジェンダー平等」が重要な目標とされている中、「男らしさ」や「女らしさ」に関連する役割や職業、価値観、行動の壁を取り除く「ジェンダーレス」への注目が高まっています。この流れは、名付けにも影響を与えていると考えられます。

2024年も多数の「ジェンダーレスネーム」が名付けられました。2024年に順位を上げたのは「凪(なぎ,なぎさ)」や「葵(あおい)」でした。

「凪」は、女の子の年間名前ランキングで2023年の24位から2024年は13位へ、男の子の年間名前ランキングでは2023年の8位から2024年は3位へと人気急上昇。同様に「葵」も、女の子の年間名前ランキングでは11位から5位に、男の子の年間名前ランキングでは、76位から41位へとランクアップしました。

「葵」といえば、2023年に放送されていた松本潤さん主演の大河ドラマ「どうする家康」。「葵」は徳川家の家紋で、ドラマの中に幾度となく登場しています。2024年生まれの赤ちゃんがおなかにいるときに見ていた人も少なくないのではないでしょうか。国際化が進み、海外での活躍を考えた名前も多く見られる昨今ですが、日本人ならではの要素が込められた名前も注目されている傾向がわかります。

<男女別の傾向>

男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「碧」、3位「凪」でした。「蓮」は2018年から2021年まで4年連続キープしていた1位の座を守る結果に、そして「碧」は3年連続TOP3をキープしています。また、「凪」は2022年13位・2023年8位から2024年は3位へと大きくランクアップ。5位に「湊」、9位には「暖」がランクインしており、シンプルでありながらスタイリッシュな印象を与える「一文字ネーム」の人気が目立ちました。

女の子の名前ランキングTOP3は、1位「凛」、2位「陽葵」、3位「翠」という結果に。1位の「凛」と2位の「陽葵」は3年連続でTOP2を独占。3位の「翠」は2022年の19位から2023年は3位へとランクアップし、2024年も3位をキープしています。5位の「葵」は、2023年の11位から2024年は5位へと一気にランクを上げました。さらに、「澪」は2023年の17位から9位へランクアップしてTOP10入りを果たしています。女の子は古風で日本的な名前の人気が根強いようです。

(※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。旧字体の「凜」が先に人名用漢字に追加され、新字体の「凛」は2004年に人名用漢字に追加されました。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。

▼名前ランキング11位〜100位はこちら

男の子11位〜

https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/71967

女の子11位〜

https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/71969

【 名前のよみランキングTOP10 】

4.【よみ】男女どちらのランキングにも入るジェンダーレスな名前が増加傾向に!女の子の名前は、英語圏でも発音しやすい「二音ネーム」に注目!

男の子の名前 よみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「みなと」、3位「りく」。TOP3は2023年のよみランキングと同じ結果でした。絶対王者の「はると」は、2018年から7年連続首位に輝いています。そのほかに2位「みなと」、4位「あおと」、8位「ゆいと」がランクインし、2024年も止め字に「と」を用いた名前「と止めネーム」の人気が続いているようです。

女の子の名前 よみランキングTOP3は、1位「えま」、2位「さな」、3位「つむぎ」となりました。2024年のTOP10は、うち6つが二音から成る名前「二音ネーム」という結果に。特に1位の「えま」や2位の「さな」、4位の「みお」、5位の「めい」、6位の「すい」のように、響きがかわいらしく英語圏でも発音しやすい「二音ネーム」が人気を集めました。

また、男女どちらのよみランキングにもランクインするジェンダーレスな名前が増加傾向にあります。よみランキングTOP100を見てみると、「あおい」は男の子のよみランキング12位・女の子のよみランキング8位、「ひなた」は男の子のよみランキング6位・女の子のよみランキング32位、「せな」は男の子のよみランキング21位・女の子のよみランキング31位にランクイン。そのほかにも「そら」「なぎ」「はる」「すい」「あお」「つむぎ」「るい」が、男女ともよみランキングのTOP100以内に入っています。

▼よみランキング11位〜100位はこちら

男の子11位〜

https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/72287

女の子11位〜

https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/72288

【 名前の漢字ランキングTOP10 】

5.【漢字】1位は「翔」「結」。男の子はスケールの大きな漢字、女の子は人との関わりをイメージする愛らしい漢字が人気

男の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「陽」、3位「斗」でした。歴代の漢字ランキングを見ると、2022年からの3年間、順位の変動はあるものの、TOP5を占める漢字に変化はありません。4位「大」、5位「真」を含む上位5つの漢字は、根強い人気があることがわかります。大きく順位を上げたのは「龍」で、100位圏外から2024年は54位へと大幅にランクアップ。辰年である2024年、十二支の「龍」を象徴する年であることに起因していると考えられます。

女の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「結」、2位「愛」、3位「菜」という結果に。上位2つの「結」「愛」は2023年から順位に変化がなく、人と人とのつながりをイメージする漢字が引き続き人気でした。

また、漢字ランキングにもジェンダーレスの波がきているよう。男女ともにランキング上位に入っていた「凪」は、男の子の漢字ランキングを見ると2023年の33位から2024年は20位に、女の子の漢字ランキングでも23位から17位へとランクアップしていました。また「翠」も同様に、男の子の漢字ランキングでは100位圏外から96位へ、女の子の漢字ランキングでは56位から45位へと順位を上げていました。

▼漢字ランキング11位〜100位はこちら

男の子11位〜

https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/72291

女の子11位〜

https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/72290

2024年生まれの赤ちゃんの名前調査では、メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手をはじめとしたアスリートたちの名前が、赤ちゃんの名付けに影響を与える傾向が見られました。また、名前・よみ・漢字のすべてにおいて、性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」の人気が高まっており、「ジェンダー平等」への意識の高さが明らかになりました。

※()内は主なよみを記載

<調査概要>

調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方

調査期間:2024年1月1日(月)〜2024年10月1日(火)

回答件数:79,848件(男の子:40,207件/女の子:39,641件)

※本調査内容を転載される場合は、出典が「株式会社ベビーカレンダー」であることを明記くださいますよう、お願いいたします。

■1位〜100位までの結果は「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」サイトをチェック

2024年 赤ちゃんの名前ランキング、名前のよみランキング、名前の漢字ランキングをそれぞれ1位〜100位まで発表しています!

ほかにも、2010年以降の年間名前ランキングや、名付けトレンドなど、今知りたい名前に関する情報をまとめています。ぜひご覧ください。

▼「2024年赤ちゃんの名前ランキングTOP100」はこちら

https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/71825

■名前の順位を調べられる「名前ランキング検索」で順位をチェック!

「赤ちゃんの名付け・名前ランキング」サイトには、過去のランキング結果から名前が何位なのかを検索できる「名前ランキング検索」コーナーもあります。

これから赤ちゃんの名前を考えるママ・パパも名付けの参考にぜひご活用ください。

▼「赤ちゃんの名付け・名前ランキング検索」はこちら

https://nazuke-nameranking.jp/

<「ベビーカレンダー」サイトに関して>

『ベビーカレンダー』は、月間PV数3.1億PV、会員登録数が年間約36万人、総勢約40名の医師・専門家が監修する妊娠・出産・育児の情報を網羅した日本最大(※)の育児支援サイトです。妊娠してから赤ちゃんが2歳になるまでの間、赤ちゃんの成長に合わせ、元雑誌編集経験者を中心とした20名以上の編集者が質の高い記事を毎日提供します。

※2021年11月時点において各メディア(当社選定競合サイト4社)が発表している月間PV数(当社調べ)において

ニュースリリースはこちら▶https://baby-calendar.jp/smilenews/release

<運営会社「ベビーカレンダー」に関して>

社名:株式会社ベビーカレンダー(https://corp.baby-calendar.jp) ※2021年3月25日 東証マザーズ上場

本社所在地:〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-38-2 ミヤタビルディング10F

代表者:代表取締役 安田啓司

設立年月日:1991年4月

主要事業:メディア事業、医療法人向け事業

多くの医療専門家監修による、日本最大のPV数を誇る育児支援サイト「ベビーカレンダー」を運営。ベビーカレンダー以外にも、女性のライフスタイルにあわせた情報提供サイトを展開し、事業を拡大中。2021年に東証マザーズ上場。

<運営メディア一覧>

■ベビーカレンダー:医師・専門家監修の妊娠・出産・育児の情報メディア

URL:https://baby-calendar.jp/

■ウーマンカレンダー:オトナ女子によるオトナ女子のためのアンチエイジングメディア

URL:https://woman-calendar.jp/

■ムーンカレンダー:生理・恋愛・美容 女性たちのリアルがわかるメディア

URL:https://moon-calendar.jp/

■シニアカレンダー:シニア情報メディア

URL:https://kaigo-calendar.jp/

■シッテク:恋愛・結婚&マッチングアプリ紹介メディア

URL:https://only-partner.com/

■赤ちゃんの名付け・名前ランキング:赤ちゃんの名前、よみのランキング検索メディア

URL:https://nazuke-nameranking.jp/

■ヨムーノ:忙しくても「くらしをもっと楽しく賢く!」くらし情報メディア

URL:https://live.kufu.co.jp/

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業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区代々木1-38-2 ミヤタビルディング10F
電話番号
03-6631-3600
代表者名
安田啓司
上場
マザーズ
資本金
2億2101万円
設立
1991年04月