エミレーツ航空、将来のオペレーションに向けた大型投資を発表し、「ドバイ・エアショー 2023」を成功裏に終了
エミレーツ航空はボーイング社とエアバス社に総額580億米ドルの新規発注を行い、ワイドボディ機310機の納入を確保
ドバイ・ワールド・セントラル(DWC)での新規エンジニアリング施設建設と27億米ドル規模のサプライヤー契約締結で、オペレーション基盤を強化しさらに優れた顧客体験を実現
エミレーツの航空機地上展示場へ43,500人を超える来場者
エミレーツ航空はドバイ・エアショーの開催期間中、将来的な機材と運用能力確保のための大規模な投資を発表するとともに、新たなパートナーシップを締結して今後の展開に向けて確固たる自信を示し、大成功の裡に「ドバイ・エアショー 2023」を終了しました。
ワイドボディ機を運航する世界最大規模の航空会社であるエミレーツ航空は、ドバイ経済アジェンダ「D33」に沿って保有機材をさらに増強し、将来的に業務を拡大していくために、大量の航空機の発注を発表しました。今回、ボーイング777-9型機と777-8型機を合わせて90機、さらに787型機5機の総額520億米ドル相当の追加発注と、エアバスA350-900型機15機の総額60億米ドルの追加発注を確定し、エミレーツ航空のワイドボディ機の総発注数は310機となりました。今後、2035年までに新機材の引き渡しを受けていくことになります。
ボーイング社製航空機発注についてのプレスリリース(英語)はこちら:
エアバス社製航空機発注についてのプレスリリース(英語)はこちら:
https://www.emirates.com/media-centre/emirates-places-order-for-15-a350s-at-dubai-airshow-2023/
さらに、エミレーツ航空は9億5,000万米ドルを投入して、ドバイ・ワールド・セントラル(DWC)に、保有する航空機や運航要件に2040年代まで対応できることを目的とする、超近代的なエンジニアリング施設を新たに建設することも発表しました。100万平方メートルに及ぶエンジニアリングの複合施設は、航空会社が運営する同種の施設の中で最大級かつ最先端の施設となり、世界トップクラスのドバイの航空インフラを一層強化することになります。
新たなエンジニアリング施設の建設についてのプレスリリース(英語)はこちら:
https://www.emirates.com/media-centre/emirates-to-build-new-us-950-million-engineering-facility/
航空業界におけるバリューチェーンの重要性を踏まえ、エミレーツ航空は長年のパートナーに加えて新たなパートナーとも大型契約を締結しています。フランスのSafran 社と、発注済みのエアバスA350型機およびボーイング777-9型機と、既存のボーイング777-300ER型機向けの最新座席の搭載に関し、総額12億米ドルの契約を締結しました。Safran 社との契約には、機内設備、ホイールとカーボンブレーキ、ランディングギア部品の修理、改修およびMRO(保守点検)サポートの独占的サービス契約も含まれています。
Safran社との契約締結についてのプレスリリース(英語)はこちら:
世界中で人気の高いエアバスA380型機が確実に最高のコンディションを維持できるよう、エミレーツ航空は総額15億米ドルを超える契約を結び、この2階建てジェット機の耐用年数を最適化します。アフターマーケットやMROサービスなど、航空業界のあらゆる分野に渡ってパートナーの専門知識を活用し、A380型機がこの先10年以上、エミレーツの求める厳しい基準を十分に満たし続けられるよう、保守、修理、オーバーホールサービス、部品調達、部品修理、技術サポートに関する契約も締結しています。
A380型機の保守管理のための契約締結に関するプレスリリース(英語)はこちら:
アラブ首長国連邦(UAE)のエンジニアリング人材育成のため、エミレーツ航空とUAEの民間航空総局(GCAA)の商用・訓練部門であるInternational Aviation Consulting and Training(IACT)はオーダーメードのトレーニングソリューションの提供に関する覚書(MoU)に調印しました。
エンジニアリング人材育成のための覚書調印に関するプレスリリース(英語)はこちら:
エミレーツ航空とボーイング社は、ドローンを活用した機体の検査、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)を利用した精度や有効性の強化、次世代の予知・予測的メンテナンスの導入を始めとする高度なデジタル技術の活用に関する覚書を交わしました。
ボーイング社との覚書調印についてのプレスリリース(英語)はこちら:
お客様にさらに幅広い接続の選択肢を提供するために、エミレーツ航空はドイツ・コンドル航空と相互にインターライン契約を結びました。これによって、双方のお客様は1枚の航空券で手荷物を預け替えることなく、欧州、アフリカ、アジア、オーストラレーシア、中東まで、双方の航空会社が運航する70の路線を乗り継ぎ利用できるようになります。
ドバイ・エアショー2023で、エミレーツ航空はオープニングの華やかな展示飛行で先頭を務めたほか、航空機の地上展示では最新の拡張現実やAIを搭載した入出国管理イノベーションを紹介する展示ブースを設けるなど、大いに存在感を発揮しました。エアショーが開催された1週間で、数千の来場者がエミレーツ航空のブースや航空機を訪れ、Emirates Chaletではお客様のためにさまざまなおもてなしが提供されました。
オープニングの展示飛行に関するプレスリリース(英語)はこちら:
従業員体験向上のための最新の取り組みとして、拡張現実(iXR)を活用したMIRAも紹介し、同社のブースを訪れたUAEの副大統領兼ドバイ首長、ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム殿下にこの技術の説明を行いました。
ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム殿下の訪問に関するプレスリリース(英語)はこちら:
https://www.emirates.com/media-centre/emirates-received-royal-delegation-at-the-2023-dubai-air-show/
地上展示では、エミレーツ航空の保有する全機種を展示し、来場者の人気を集めました。会場はアブダビ首長国のシェイク・ハレド・ビン・モハメド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン皇太子殿下も訪問も受け、4クラスのA380型機の機内ツアーを行われました。
シェイク・ハレド・ビン・モハメド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン皇太子殿下の訪問に関するプレスリリースはこちら:
https://www.emirates.com/media-centre/emirates-receives-uae-royal-delegation-at-2023-dubai-airshow/
エミレーツ航空はA380型機の他にも画期的なボーイング777-ER型機や最近開始したプライベートチャーターサービス用機材のエンブラエル・フェノム100を展示し、エミレーツ飛行訓練アカデミーはダイヤモンドDA42-VIや単発機のシーラスSR22など、最新の練習機の展示を行いました。エアショーが開催された1週間で、エミレーツの航空機を訪れた来場者は43,500人を超えました。
VNRを始めとする「ドバイ・エアショー 2023」におけるエミレーツ航空の展示内容の詳細については、エミレーツ航空メディアセンターにある専用ウェブサイト(英語)をご覧ください:https://www.emirates.com/media-centre/dubai-airshow-2023/
エミレーツについて
エミレーツ航空は2002年に日本就航。成田国際空港・東京国際(羽田)空港・関西国際空港から、ドバイをはじめとする世界140以上の地域へ快適な空の旅を提供しています。2022年のULTRAsアワードでは「ベスト・エアライン・イン・ザ・ワールド」「ベスト・エアライン・イン・ザ・ミドル・イースト」、2023年のAPEXアワードでは、「ワールド・クラス・アワード」「グローバル・オフィシャル・エアライン・レーティング・5つ星」「パッセンジャー・チョイス・アワード・ベスト・グローバル・エンターテイメント賞」など、我々の提供する商品やサービスにおいて数々の賞を受賞しています。
お問い合わせ先
エミレーツ・グループ 広報
Redhill株式会社
Email: ekjapan@redhill.asia
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