【武蔵野大学】学生が鹿角市の中高生と「チャレンジショップ・かづの」を開催! イベントを通じて「居場所としての中心市街地」を考え、地域課題へアプローチ

8月9日~11日に国の登録有形文化財「旧関善酒店」で鹿角市の特産品を販売

学校法人武蔵野大学

事前学習(7月13日)の様子

武蔵野大学(本部:東京都江東区 学長:西本 照真)の学生8名と秋田県鹿角市(市長:関 厚)の中高生10名は8月9日(金)~11日(日)の3日間、鹿角市内にある国の登録有形文化財「旧関善酒店」で「チャレンジショップ・かづの」を開催します。 

本イベントは本学と鹿角市との包括連携協定締結4周年事業として開催するもので、本学の学外学修プログラム「発展FS※」で学生が企画・運営を進めています。当日は鹿角市内で採れた直送野菜や鹿角市の燻製専門店「燻製屋 猫松」(代表:松村 託磨)と本学の学生が共同開発した「燻りラムレーズン」の販売、鹿角名物「ホルモン」のシメに味わうホルモンたれを使用した焼きうどんの実演販売などのほか、学生や中高生による調査活動などを行う予定です。 

※FS(フィールド・スタディーズ):学外学修プログラム(基礎FS…1年生対象、発展FS…1年生以上対象)。企業・自治体・団体と連携した産学官連携のプログラムや国内・国外の修学関連施設を訪れて学びの理解を深めるプログラムなどがある

【本件のポイント】

  • 8月9日(金)~11日(日)の3日間、学生が秋田県鹿角市の中高生と共同で「チャレンジショップ・かづの」を開催

  • 学生は、一昨年より鹿角市の中高生とともに市民インタビューやワークショップ行い、鹿角市中心市街地の魅力を具体化するための方策を研究してきており、今回のイベントは、これまでの研究成果を踏まえた実証事業として開催する

  • 当日は、鹿角市の燻製専門店「燻製屋 猫松」と本学の学生が共同開発した商品「燻りラムレーズン」や、鹿角市の特産品等の実演販売などを実施する

【チャレンジショップ概要】

日時

8月9日(金)12:00~15:30

8月10日(土)9:30~15:30

8月11日(日)9:30~14:30

場所

旧関善酒店(秋田県鹿角市花輪字上花輪85)

内容

・学生と中高生が過去3年間の研究の中で具体化した中心市街地の魅力を高めるチャレンジショップを運営

・本学学生と鹿角市の燻製専門店が共同開発した商品「燻りラムレーズン」の販売や鹿角市の特産品「ホルモンうどんたれ」の実演販売 など

対象

来場自由

問合せ

武蔵野大学経営学部経営学科特任教授 小暮 眞人 TEL:(03)5530-7610

 【開催の経緯】

昨年の成果報告会の様子

本学は2018年より秋田県鹿角市で「フィールド・スタディーズ(以下、FS)」を行っています。FSに参加する学生は毎年夏に鹿角市を訪れ、「かづのDMO※体験プロジェクト」「鹿角市中心市街地活性化」「UIターン起業研究プログラム」の3つの事業に参加しています。2020年には鹿角市と協定を締結し、地方創生にかかる共同研究や教育の推進など、より一層連携を深めてきました。

発展FSで進めているプログラム「鹿角市中心市街地活性化」は2022年以降、鹿角市でも「かづの未来アカデミー創造事業」として位置付けられ、地元中高生も参加する事業に発展しました。昨年度は本学の学生と鹿角市の中高生がまちなかでの市民インタビューやワークショップを行い、「中心市街地」の魅力と課題を整理し解決策をまとめました。今年度はこれまでの成果を踏まえてチャレンジショップを開催し、新たな居場所としての中心市街地の在り方を考えていきます。                 

また、昨年度の発展FS「UIターン起業研究プログラム」では学生と企業が「燻りラムレーズン」を共同開発し商品化するなど、本学と鹿角市は年々連携を深め、成果を残しています。今後はFS以外のあらゆる場面で連携を行い、地域課題へのアプローチを推進していく予定です。

※観光地域づくり法人。詳細(環境庁HP):https://www.mlit.go.jp/kankocho/seisaku_seido/dmo/dmotoha.html

学生が事前授業で作成したチラシ

【「発展FS」プログラム概要】

プログラム名

発展FS「鹿角市中心市街地活性化」

実施期間

2024年8月5日(月)~14日(水)

※事前学修:

7月6日(土)、13日(土)…13:10~14:50

8月2日(金)、3日(土)…10:40~14:50

※中高生の参加:

8月8日(木)~13日(火)…9:30~16:00

実施場所

秋田県鹿角市内

※事前学修は武蔵野大学有明キャンパス(大学生のみ)

内容

チャレンジショップの開催、街頭インタビュー調査、国の登録有形文化財でのインターンシップ(旧関善酒店の文化財の整理)、ワークショップ「市民の居場所としての中心市街地」の実施

参加者

本学学生8名、鹿角市の中高生10名、担当教員1名

スケジュール

・8月5日(月)…鹿角市まちなかオフィスでオリエンテーション

・8月6日(火)…市内見学

・8月7日(水)…十和田八幡平駅伝競走全国大会ボランティア

・8月8日(木)…鹿角市まちなかオフィスでの講義(担当教員、鹿角市職員)、旧関善酒店での講義(地域商社)、インタビューづくり

・8月9日(金)~11日(日)…旧関善酒店でチャレンジショップを開催、鹿角花輪駅前観光案内所、道の駅かづの「あんとらあ」、鹿角市文化の杜交流館「コモッセ」で街頭インタビュー、旧関善酒店の文化財の整理

・8月12日(月)…鹿角市まちなかオフィスでワークショップ「市民の居場所としての中心市街地」を実施予定

・8月13日(火)…鹿角市まちなかオフィスで市民公開型成果報告会を開催

・8月14日(水)…鹿角市まちなかオフィスでクロージング

【コメント】

■武蔵野大学経営学部経営学科 小暮 眞人特任教授(担当教員)

今回、3年間にわたる鹿角市の中高生と武蔵野大学の学生による研究成果をカタチにしました。これまでのワークショップでは、学生、中高生が線状降水帯に見舞われた街、酷暑の街を歩き、直接、様々な市民の皆さんのお話を聞かせていただきました。今年は、「チャレンジショップ・かづの」というイベントを通じて、もっと多くの市民の皆さんからお話を伺い、若者目線に立ったこれからの中心市街地を提案したいと思います。

■鹿角市長 関 厚氏

本市の中心市街地は、長い歴史の中で文化、伝統を育み、多様な機能が集積してきた「まちの顔」ともいうべき地域です。人口減少・少子高齢化の進行に伴い、中心市街地を取り巻く環境は厳しさを増していますが、武蔵野大学生や本市の中学生、高校生といった将来を担う若者が、こうして中心市街地の活性化に取り組んでいることを大変心強く思います。本市としても、この研究成果をしっかりと政策に反映し、様々な主体と連携しながら中心市街地の活性化を進めてまいります。

【関連リンク】

■武蔵野大学 フィールド・スタディーズ: https://www.musashino-u.ac.jp/basic/initial/fs/

■鹿角市 HP: https://www.city.kazuno.lg.jp/index.html

■旧関善酒店HP:http://sekizen.s50.xrea.com/

■学生が秋田県鹿角市の燻製専門店とコラボ! 共同開発した商品「燻りラムレーズン」を3月18日に販売開始(プレスリリース):https://www.musashino-u.ac.jp/news/20240215-09.html

【武蔵野大学について】

武蔵野大学有明キャンパス

1924年に仏教精神を根幹にした人格教育を理想に掲げ、武蔵野女子学院を設立。武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学に名称変更。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し13学部21学科、13大学院研究科、通信教育部など学生数13,000人超の総合大学に発展。2019年に国内私立大学初のデータサイエンス学部を開設。2021年に国内初のアントレプレナーシップ学部を開設し、「AI活用」「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせる。2023年には国内初のサステナビリティ学科、2024年には世界初のウェルビーイング学部を開設。2024年の創立100周年とその先の2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。

武蔵野大学HP:https://www.musashino-u.ac.jp/

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会社概要

学校法人武蔵野大学

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URL
https://www.musashino-u.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都江東区有明三丁目3番3号
電話番号
-
代表者名
西本 照真
上場
-
資本金
-
設立
1924年04月