母子手帳アプリ『母子モ』が秋田県横手市で提供を開始！

～『子育てDX』の『小児予防接種サービス』も併せて導入し、予診票の記入・提出等がアプリで可能に～

母子モ株式会社

2024年3月1日 10時00分

　母子モ株式会社が運営し、600以上の自治体で導入されている母子手帳アプリ『母子モ』が、秋田県横手市で本導入され、『よこて子育てワクチンナビ』として3月1日（金）より提供を開始します。併せて、自治体の子育て関連事業デジタル化支援サービス『子育てDX®』の『小児予防接種サービス』の提供も開始し、小児予防接種予診票の記入・提出や接種結果の確認が、アプリから可能となります。

◆地域全体で子どもを見守り、子育て施策が充実した秋田県横手市で、『母子モ』の提供を開始！

　横手市は、『子どもが　親が　地域で育つ　笑顔あふれるまち』を基本理念とし、地域全体で子どもの健やかな育ちと子育てを支え、子どもたちや保護者が幸せを感じられるまちづくりを推進しています。

　今回、デジタルを活用した新たな子育て支援策として、当社の『母子モ』が採用され、『よこて子育てワクチンナビ』として提供を開始します。

　『よこて子育てワクチンナビ』は、スマートフォン・タブレット端末・PCに対応したサービスで、胎児や子どもの成長データの記録・管理や予防接種のスケジュール管理、出産・育児に関するアドバイスの提供、離れた地域に住む祖父母など家族との共有機能や、市が配信する地域の情報をお知らせするなど、育児や仕事に忙しい保護者を助けてくれる便利な機能が充実しています。

◆アプリを活用して、複雑な予防接種の管理・予診票の作成をカンタンに！

　『子育てDX®』の『小児予防接種サービス』は、横手市から配布される専用二次元コードを読み込むだけで、アプリ上で予診票の入力と医療機関への提出が可能となるものです。複数接種の場合でも、保護者は予診票への記入が一回で済むほか、煩雑な接種スケジュールを自動で一覧作成できる機能もあり、予防接種に係る手間を大幅に削減し、接種の受け忘れも防ぐことができます。

　また、横手市には医療機関から予診内容と接種結果のデータが迅速に共有されるため、予防接種後の子どもの状況の確認を速やかに行うことができます。さらに、医療機関はワクチンごとの接種期間や前回からの接種間隔による接種判定をデジタルにより安全かつ効率よく確認することが可能です。

　今後も、より簡単に手続きできる仕組みの整備と、一人ひとりに合った切れ目のない支援を行うことで、子育て世帯の負担や不安を解消し、便利で安心・安全な子育て環境づくりを推進します。

＜秋田県横手市　髙橋大　市長からのコメント＞

　横手市では、すべての家庭が育てる喜びを感じながら安心して子育てができ、地域全体で子育てを支えていくまちづくりを目指しています。

　また、市民の皆さんの利便性を向上し、一人ひとりのニーズに合ったサービスを提供するため、さまざまな分野における行政サービスのDXを推進しています。

　このたび運用を開始する『よこて子育てワクチンナビ』および小児予防接種サービスは、子育てに対する不安や負担を軽減し、笑顔で子育てを行うことができる一助となるものと期待しておりますので、たくさんの方にご利用いただけますと幸いです。

　横手市では、今後も子育て支援の充実を図り、のびのび子育てできる環境と、みんなが健康に暮らせるまちづくりを進めてまいります。

＜『よこて子育てワクチンナビ』の主な機能＞

●自治体から提供される各種制度・サービスの案内

…健診や自治体が配信するイベント、講座などの各種お知らせ

●小児予防接種の電子予診票化

…小児予防接種における予診票をアプリ上で入力・提出できるほか、接種スケジュールの自動作成、受け忘れ防止のプッシュ通知機能

●記録・管理

…妊娠中の記録や胎児・子どもの成長記録（グラフ化）、健診結果記録や予防接種記録（電子予診票を使用した場合自動入力）

●情報取得・アドバイス

…出産・育児に関する基礎情報のほか、沐浴の仕方や離乳食の作り方などの動画、周辺施設の案内（医療機関、公園、子育て支援施設など）

●育児日記：できたよ記念日

…子どもの成長を写真と一緒に記録できるほか、記念日には日付と言葉が入った“初めての記念日テンプレート”で写真をアップ（胎動／キック／寝がえり／おすわり／ハイハイ／ひとり立ち／ひとり歩きなど約150項目の記録が可能）

●データ共有

…子どもの成長記録や健康データを、登録者とは別の端末などでも閲覧でき、SNSにも投稿可能

　当社は、2030年までに、妊娠から子育て期の手続きについて、必要な人に情報を届け、保護者、自治体、医療機関の手間を無くすことをビジョンとして掲げています。子育て関連事業のデジタル化を支援するサービス『子育てDX®』※1では、厚生労働省の乳幼児の定期予防接種予診票のデジタル化に向けた地域実証※2を行い社会実装するなど、さまざまな子育て関連事業のDXを推進することで、保護者の“不安や負担”を軽減し、“安心で簡便”な子育て社会を地域と共創することを目指します。