ADFS on Cloudのオプションを拡充し、より幅広いシーンでなりすまし防止
電子証明書オプションが、クラウドサービスに加えて社内ネットワークなどの認証でも利用可能に!
ソフトバンク・テクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO:阿多 親市、以下SBT)は、2016年1月14日より、SBTオリジナルのActive Directory(AD)連携ソリューション「ADFS on Cloud」のクライアント証明書オプションの適用範囲を拡充しましたのでお知らせします。
クライアント証明書オプション機能の拡充について
クラウドファースト、モバイルファースト志向が高まっている昨今においては、会社貸与のPCやモバイル端末、タブレット端末を社外に持ち出し利用するワークスタイルが一般化しています。最近は、BYOD (Bring Your Own Device)と呼ばれる私物のデバイスを業務に活用するケースも増加しています。
このようにワークスタイルが変化する状況で、クラウドサービスではインターネット経由でのアクセスが前提になりますが、ID/パスワードのみでの認証ではなりすましのリスクが高まると考えられており、2つ以上の要素を組み合わせた認証の需要が高まっています。クライアント証明書は、外出先PC、iPhone/iPadなどに電子証明書を配付し、電子証明書が無いデバイスからのアクセスを制御する認証方式で、利用者が電子証明書の運用を意識せずに認証強度を強化できることがメリットです。
SBTでは2015年5月より、ADFS on Cloudのオプション機能の1つとして、サイバートラスト社の証明書を用いたクライアント証明書オプションの提供を開始しました。その後、クライアント証明書オプションをADFS on Cloud以外の認証にも利用したいというお客様からの声を受け、この度利用範囲を拡充することにしました。
今回のクライアント証明書オプションの拡充により、VPNやWi-Fi等のクライアント証明書としての利用もできるようになりました。本機能では、クライアント証明書オプション利用者は追加料金なしでご利用が可能です。(クライアント証明書自体は有償オプションとなります。)
本サービスで提供されるクライアント証明書は、子会社であるサイバートラストの認証局が発行する電子証明書を利用しています。
ADFS on Cloudについて
ADFS on Cloudはクラウド基盤をプラットフォームとして利用し、Microsoft Office 365(Office 365)や様々なサービスをAD と連携させてシングルサインオンとアクセス制御を行うためのソリューションです。
従来、Office 365やその他サービスとADを連携させる際の一番の課題として、同期用やアクセス制御用のサーバーを構築するために物理的なハードウェアを購入する必要がありました。また、コミュニケーションシステムをクラウド化したにもかかわらず、資産保有による運用の負荷や、災害時における可用性が担保されないといった問題もありました。
ADFS on Cloudを利用することでこのような負担を削減し、AD連携を実現することができます。また、BCPの実現により、自社の災害時においても安心して社内システムを利用することが可能です。SBTは自社導入の経験を活かし、Office 365の導入から監視や運用サポートに至るまでトータルサービスとして支援しています。
▼ ADFS on Cloudの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.softbanktech.jp/service/list/adfs-on-cloud/
SBTは今後も、本サービスの提供を通じ、“セキュリティの担保”と“利便性の確保”の両立によるクラウドサービスの利便性向上を支援してまいります。
※本リリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。
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