味の素ファンデーション支援による小児がん患者 栄養改善プロジェクト完了。駐カンボジア大使を表敬訪問
特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:𠮷岡春菜)は、カンボジアで取り組む小児がん患者の栄養改善を目的とする給食プロジェクトが完了したことを受け、このたび在カンボジア日本国大使館へ三上正裕大使を表敬訪問しました。
左より…近藤絵里子氏(TAF プログラムオフィサー)、新開健二氏(TAF マネージャー)、三上正裕氏(駐カンボジア王国日本国特命全権大使)、和田宗正(JH カンボジア事業部副部長)、上田彩菜(JH 栄養管理部マネージャー)
当プロジェクトは、味の素株式会社が「食を通じた栄養 改善への貢献」を推進するべく設立した公益財団法人 味の素ファンデーション(以下TAF)の助成により、2019 年より開始しました。
カンボジアの子どもへ無償で医療を届ける「ジャパンハートこども医療センター」では、2018年に小児がん治療をはじめた一方、国内で病院食という文化が普及していないことや、当初は患者家族が衛生・栄養に関する知識不足の中、屋台の食事を入院中の子どもへ食べさせているという課題がありました。
そこで翌年、TAFの支援を受けて、患者が入院中および退院後も衛生的で栄養のある食事摂取ができることを目的とした3年がかりの一大プロジェクト「ジャパンハートこども医療センター給食プロジェクト」を開始。衛生的且つ栄養バランスの良い給食の提供をはじめ、栄養士資格を持たないカンボジア人スタッフの育成や患者家族への栄養面レクチャーなど、入院患者の食事改善に留まらず、将来を見据えた活動も展開しました。
プロジェクト活動中の模様(現地スタッフによる、入院中の子どもへの給食提供と栄養教育)
ジャパンハートでは、プロジェクト終了後も小児がん患者への給食提供や栄養教育等の活動を継続し、治療だけでなく現地ならではの課題解決に向けた様々な医療活動にも取り組んでいきます。
【ジャパンハートこども医療センターとは?】
※main写真キャプション:TAF…味の素ファンデーション、JH…ジャパンハート
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像