テラデータ、Fivetranと連携しデータパイプラインを変革、AIインサイトの獲得を加速

データへのアクセスをシンプルかつ信頼性の高いものにし、顧客により多くの選択肢と柔軟性を提供

日本テラデータ株式会社

サンディエゴ発 - 2025年7月17日 - Teradata(NYSE: TDC)は本日、データパイプラインの構築と管理を自動化するSaaS型のクラウドサービスを提供するFivetran社との新たなパートナーシップを締結したことを発表します。このパートナーシップにより、企業は社内に散在する何百ものソースからTeradata Vantageプラットフォームへのデータ移動を自動化、統合を簡素化します。このシームレスな統合と一元管理により、複雑なAIワークロードで全てのデータを活用し、信頼できるAIを大規模に実行することを可能にします。

Fivetranは、グローバルで数千社の顧客にリアルタイムアナリティクス、AI、パーソナライズされた顧客体験を可能にする、業界をリードするフルマネージドのエンドツーエンドデータ移動プラットフォームを提供しています。Teradataと 、以下のコアコンポーネントを通じて、インサイト獲得の加速、オペレーションの最適化、AIとデータ主導の意思決定を強化することで、共同顧客のビジネス変革を推進します:

  • 自動データ統合:自動化されたデータ統合ソリューションの需要は急速に高まっています。企業が増大するデータ量と複雑性に対処する中で、FivetranのようなツールはETL(抽出、変換、ロード)プロセスを簡素化し、より効率的でスケーラブルにします。

  • リアルタイムデータ同期:企業は、タイムリーなインサイトと意思決定を確実にするために、リアルタイムのデータ同期をますます求めるようになっています。Fivetranのリアルタイムで効率的なデータ同期機能は、Teradataへの様々なソースからのデータ同期を可能にし、このニーズに応えます。

  • データの民主化:最新のデータスタックの重要な目標の1つは、アナリストやビジネスユーザーを含む幅広いユーザーがデータにアクセスできるようにすることです。統合によってデータ管理が簡素化され、ユーザーはデータエンジニアリングよりもデータ分析とインサイトに集中できるようになります。

Fivetranとの統合により、データエンジニアは、以下のような700以上のソースからTeradataにデータを簡単に転送できるようになります:

  • SaaSアプリケーション(Salesforce、HubSpotなど)

  • データベース(MySQL、PostgreSQL、Oracleなど)

  • ERPシステム(SAP、NetSuiteなど)

  • ファイル(CSV、JSONなど)

  • イベントストリーム(Kafkaなど)

このように多様なコネクターを利用することで、データエンジニアは、さまざまなソースからのデータをTeradataに統合して変換し、包括的なデータプラットフォームを構築することができます。これにより、アナリストは、他のすべてのビジネスアプリケーションのデータと一緒にデータにアクセスし、クエリを実行できます。

Fivetranの最近の調査によると、生成AIやエージェント型AIを含むエンタープライズAIプロジェクトの約半数は、データの準備不足が原因で失敗しています。AIの潜在能力を最大限に引き出すためには、企業はデータを活用するための堅固なデータ基盤と、データの責任ある有効活用を推進する組織的なルールが必要です。これには、中央集権型または分散型で格納可能な精緻化されたデータを、継続的かつ自動的に更新されるさまざまなデータソースから取得することが含まれます。また、AIイニシアチブが拡大する中で、データ品質とコンプライアンスを維持するための堅牢なデータガバナンスフレームワークも含まれます。TeradataとFivetranの統合は、Teradataの信頼性の高い実績のあるデータ基盤を活用し、スケーラブルで自動化されたデータ処理を優れたコスト効率により実現します。企業は、データへのアクセスが大幅に容易になり、データ移動の労力とコストを削減し、運用を簡素化し、ビジネスインサイト獲得を加速できます。

Teradataのプロダクトマネジメント シニアバイスプレジデント Dan Spurlingは次のように述べています。「AIイノベーションが前例のないペースで加速する中、自動化によるデータパイプラインの変革は、企業が競争力を維持するために不可欠となっています。データ自動化を活用することで、企業はデータ統合を効率化し、エラーを削減し、意思決定プロセスを強化できます。これにより、市場の変化に迅速に対応し、継続的な改善を推進することが可能になります。TeradataとFivetranの統合により、当社のハイブリッドクラウド環境を活用する顧客は、複雑なデータ移動を大規模に自動化し、統合されたアナリティクスとデータプラットフォームにデータを移行できます。これにより、信頼性の高いリアルタイムデータを活用し、信頼できるAI、アナリティクス、戦略的意思決定を推進することが可能になります」

Fivetran フィールドCTO Mark Van De Wiel氏は次のように述べています。「Fivetranのミッションは、データアクセスを電気を使うようにシンプルで信頼性の高いものにすることです。それは、データがどこに存在しても、どこへ移動する必要があっても同じです。Partner-Build プログラムを通じてTeradataがデータ移動先として追加されたことにより、顧客はFivetranが提供するフルマネージドの自動化されたパイプラインを利用して、Teradataへのデータ移動をシームレスに行えるようになりました。これにより、当社のエコシステムが拡大し、顧客はAIや分析のためのデータの一元化を、追加のエンジニアリング負荷なしで実現できます」

提供状況

FivetranのパートナーSDKを使用して構築された新しいTeradataデスティネーションコネクタは、2025年6月から両社のクラウドユーザー企業に提供を開始しています。

FivetranのPartner-Builtプログラムを通じてTeradataが開発・保守するこのコネクタは、Fivetranのフルマネージドインフラストラクチャ上で動作します。これにより、顧客はパイプラインや追加のインフラを管理することなく、簡単かつ安全にデータをTeradataに移行することができます。

[2025年5月29にTeradata Corporationより発表されたプレスリリースの抄訳です]

Teradataについて

Teradataは、より良い情報が人と企業を成長させると信じています。Teradataが提供する最も包括的なAI向けクラウドデータ分析基盤は、信頼できる統合されたデータと信頼できるAI/MLを提供し、確実な意思決定、迅速なイノベーション、価値あるビジネス成果を実現します。詳しくは、Teradata.jpをご覧ください。

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Teradataのロゴは、米国テラデータ・コーポレーションの商標です。Teradataは、米国テラデータ・コーポレーションまたは関連会社の米国およびその他各国における登録商標です。

■本件に関するお問い合わせ

日本テラデータ株式会社 広報担当 有賀(ありが) 

E-Mail: asako.ariga@teradata.com | http://www.teradata.jp

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会社概要

日本テラデータ株式会社

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URL
http://www.teradata.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂2丁目23番1号 アークヒルズ フロントタワー14F
電話番号
-
代表者名
大澤 毅
上場
海外市場
資本金
-
設立
2007年04月