デル・テクノロジーズ、マルチクラウドの多用途性に対応した、ソフトウェアで定義するストレージ「Dell PowerFlex 4.5」を発表
最新版の「Dell PowerFlex」と、「PowerFlex」を基盤としたパブリック クラウド向け「Dell APEX Block Storage for Microsoft Azure」が、モダン ワークロードに対応する画期的な効率性を提供
2023年10月17日:
デル・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル・テクノロジーズ、URL:https://www.dell.com/ja-jp )は、マルチクラウドの多用途性を提供する、ソフトウェアで定義するストレージの最新版「Dell PowerFlex 4.5」と、「PowerFlex」を基盤としたパブリック クラウド向けストレージ ソフトウェア「Dell APEX Block Storage for Microsoft Azure」を発表しました。同時に「PowerFlex」が、AWS Outposts のデプロイと統合する製品を提供するAWS Outposts Ready Partnersの指定を受けたことも発表しました。
「PowerFlex 4.5」ソフトウェア デファインド ストレージ
「PowerFlex 4.5」は、今日のワークロードの動的なニーズに対して迅速に応えられるようにデザインされ、IAサーバーをベースにした、ソフトウェアで定義するストレージです。スケールアウト型アーキテクチャーによって拡張するとともに、パフォーマンスも直線的に向上し、お客様は、多種多様なワークロードをシームレスに統合することができます。「PowerFlex 4.5」は、オンプレミス環境で、サーバーとストレージを並行または独立して拡張する能力など、卓越した俊敏性を提供します。
また、組み込まれている自動化ツールが、DevOpsプロセスを合理化することで、IT全体の効率を高めます。自己修復型のアーキテクチャーによってダウンタイムを最小限に抑え、ビジネスの円滑な遂行を実現する優れたレジリエンス(回復力)を備えています。「PowerFlex」は、最も厳格なパフォーマンス基準とSLA(サービスレベル契約)に応えられるように設計・構築されており、ソフトウェア ファーストのアーキテクチャーを基盤にすることで、かつてない統合性を提供し、IT投資から最大限の価値を引き出します。
さらに、「PowerFlex 4.5」によって、ファイルの利用要件に対応する機能が大幅に強化されました。単一のグローバル ネームスペースによる容量の向上、ストレージ プール管理の一元化、またNASサーバー数の4倍増(*1)や、ファイル スナップショットの22倍増(*2)といった数多くのメリットを提供します。お客様は、これらの強化によって高度なデータ管理、持続的なピーク パフォーマンス、今後の成長に合わせた拡張性を確保することができます。
「PowerFlex」を基盤とした「APEX Block Storage for Microsoft Azure」
「APEX Block Storage for Microsoft Azure」をMicrosoft Azureインスタンスに導入することにより、お客様はMicrosoft Azureサービスにおいてパフォーマンスや拡張性、レジリエンス(回復力)などの制限なしに、パブリック クラウドの多様なワークロードを実行できます。また、マルチクラウド環境や複数の可用性ゾーンに対してシームレスなデータの移動性と相互運用性を提供します。お客様は、卓越したパフォーマンス、比類なき拡張性、柔軟な展開オプション、エンタープライズ グレードのレジリエンスといった「PowerFlex」の持つ機能によって、データベースやアナリティクスから開発/テスト、仮想化、コンテナまで、幅広い範囲のブロック ベースのワークロードをMicrosoft Azureサービスで最適化できます。クラウドの俊敏性とエンタープライズの機能を統合する「APEX Block Storage for Microsoft Azure」によって、マルチクラウド環境において最も厳しい要件が求められるワークロードやSLAに合わせて、容量とパフォーマンスを増強することができます。
「PowerFlex」がAmazon Web Services(AWS) Outposts Ready Partnersに指定
今回、「PowerFlex」がAmazon Web Services(AWS) Outposts Ready Partnersの指定を受けたことも発表しました。これは、「PowerFlex」の多用途性と拡張し続けるマルチクラウド エコシステムにおける相互運用能力を示す新たな用途です。AWSサービス レディ プログラムの一環として完全にテストおよびサポートされているため、AWS Outpostsユーザーは、AWS Outposts内のソフトウェアのみ(仮想)として、またはAWS Outpostsの物理(ストレージ隣接)での2つの方法で「PowerFlex」をデプロイできるようになりました。AWS Outpostsと「PowerFlex」の組み合わせは、ネイティブAWS Outposts環境に比べて12倍のIOPS(*3)を提供し、コンピューティング パワーを追加していくことで、直線的にパフォーマンスを向上することができます。
価格と提供について
■価格:個別見積もり
■提供について:デル・テクノロジーズおよびビジネスパートナーから提供します。
*1. デル・テクノロジーズ社内分析に基づく(2022年4月)
*2. デル・テクノロジーズ社内分析に基づく(2023年8月)
*3. デル・テクノロジーズ社内テストに基づく(2023年7月) - AWS Outpostsインスタンス ストア(4 x i3en.12xlarge)および単一のコンピューティング インスタンスを使用した「PowerFlex」(v3.6を実行)の100% Readワークロードの結果と、標準AWS Elastic Block Storage(gp2)構成(コンピュートおよびストレージ)を比較。 実際の結果は変動する場合があります。
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■デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。
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