<ヴィス>【オフィス移転に潜むネットワーク問題】2社に1社がオフィス移転後にネットワークの問題発生との回答
ワークデザインを手掛ける株式会社ヴィス(本社:東京都港区、代表取締役社長:金谷 智浩、以下ヴィス)は、オフィス移転をしたことがある企業(従業員100名以上)の情報システム部門の108名を対象に、オフィス移転時のネットワークに関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

■調査背景
昨今の急速なデジタル化やリモートワークの普及によって、オフィスにおけるネットワーク環境は大きな変革を遂げています。
実際に、ネットワークに関する議題や問題点についてヴィスでも多数のご相談をいただいており、オフィス移転はネットワーク環境を見直す良い機会と考えられます。しかし、その会社に適したネットワーク環境の構築には、事前の計画や準備、部門間の情報の共有だけでなく、ネットワーク構築の技術や知識が不可欠です。
今回は、企業のネットワーク構築のリアルな現状を知るため、オフィス移転を行った企業の情報システム部門の方を対象に、移転前後の連携や協力を経てネットワーク環境に与えた影響度合をアンケート調査しました。
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■調査概要
調査実施者:株式会社ヴィス
調査方法:オフィス移転時のネットワークに関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年11月5日
有効回答:オフィス移転をしたことがある企業(従業員100名以上)に勤務しており、オフィス移転に携わったことのある情報システム部門の会社員108名
※構成比は小数点第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません
1)オフィス移転が情報システム部門に通知された時期は、移転の6か月以上前と約75%が回答

オフィス移転計画が情報システム部門に通知された時期は、4社に3社(75%)の割合で、移転の6ヶ月以上前とわかりました。オフィスの規模によって適正な移転計画は異なりますが、ある程度余裕を持ったタイミングで通知がされていると推察できます。
2)全体の約8割がネットワークやITインフラに関する相談を受けていたとの回答

ネットワークやITインフラに関する相談は全体で8割以上が相談を受けていました。オフィス収容人数別で、相談割合が最も多かったのは、100~200名未満規模のオフィスでした。続いて200~300名未満規模となり、中規模オフィスにて相談がされている傾向が高くなる結果が得られました。
3)相談元である総務や施設管理部門から相談は受けたものの、約4割が協力のスムーズさに課題を感じていたとの回答

オフィス移転に際し、8割以上が総務・施設管理部門から相談を受けていたものの、約4割が協力のスムーズさに課題を感じていました。相談自体は頻繁に行われているものの、その連携が必ずしも円滑とは言えない状況が浮かび上がります。
4)オフィス移転計画の段階で、約7割がネットワークや通信環境を十分に考慮して進められたと回答した一方、移転後には約半数が問題が生じていた

オフィス移転計画で、7割以上がネットワーク環境を十分考慮したと回答する一方で、移転後には約半数で問題が生じていることが明らかになりました。
5)オフィス移転後、ネットワーク環境が最も安定していた業種は「エネルギー・インフラ業」という結果に

オフィス移転後、ネットワーク環境が最も安定していた業種は「エネルギー・インフラ業」となりました。一方、「運輸・物流業」は唯一の1点台となり、業界全体でネットワーク構築は慎重に進めていく必要があると考えられます。
6)300~1000名規模の中規模から大規模オフィスへの成長フェーズでは比較的問題が起きにくいという結果に

300~1,000名規模の中規模から大規模オフィスへの成長フェーズでは、比較的問題が起きにくい結果となりました。一方、1,000名以上の大規模オフィスや200~300名規模の中規模オフィスの移転では、ネットワーク問題が発生しやすい傾向にあることがわかりました。
■調査結果
今回は、オフィス移転をしたことがある企業(社員数100名以上)に勤務しており、オフィス移転に携わったことのある情報システム部門の会社員108名を対象に、オフィス移転時のネットワークに関する実態調査を実施しました。
結果として、オフィス移転の際、8割以上が総務や施設管理部門からの相談が「あった」と回答していますが、相談元である総務や施設管理部門からの協力については、約4割が「スムーズでなかった」という実態が明らかになりました。結果としてオフィス移転後、ネットワーク環境に問題が「生じた」割合は、約半数に上りました。
今回の調査では、ネットワーク計画を考慮していても、移転後に問題が発生してしまっているというギャップが顕在化しました。多くの企業がネットワーク環境をしっかり考慮し、オフィス移転の計画を進めるものの、実際移転してみると課題が発生してしまい、スムーズな業務スタートがきれていない実態があるようです。また、他部署との連携不足に起因しているケースもあることから、快適な職場環境を実現するためには、部門間の連携と現地を見た上での早期の準備がますます重要です。特に、ネットワークやITインフラの分野では、計画段階で想定していた環境と実際の運用との間にずれが生じやすいため、設計や調整に専門的な視点を取り入れることが課題解決の鍵になるのではないでしょうか。
当社では、オフィスコンサル部門とICT(情報通信技術)コンサル部門が強く連携し、実現したい働き方にあわせ、スムーズなネットワーク環境の構築を実現いたします。ネットワーク環境構築に不安をお持ちの方は、ぜひご相談ください。
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株式会社ヴィス
ヴィスは、3つの事業を通してパーパス(存在意義)である『はたらく人々を幸せに。』の実現を目指しています。
・ブランディング事業
ワークプレイス、CI・VI(ロゴ・WEBサイト・パンフレットなど)のデザインを通して企業ブランディング構築を支援します。
・データソリューション事業
『WORK DESIGN PLATFORM』など、データに基づいて「はたらく」に関する課題を定量・定性面で可視化し、最適な働き方やオフィス環境の構築に導きます。
・プレイスソリューション事業
フレキシブルオフィス『The Place』の運営ノウハウを通して、オフィスビルやワークプレイスの活用提案など、不動産資産の有効活用を支援します。
【会社概要】
社名:株式会社ヴィス
代表者:代表取締役社長 金谷 智浩
事業内容:ブランディング、データソリューション、プレイスソリューション
設立:1998年4月13日
事業所:東京本社、大阪本社、名古屋
URL:https://vis-produce.com
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